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4章19話:勇者殺し

 東の魔王にとって、人間は欲望を理性で押さえ込む哀れな生物だった。

 己の愛を、性を、欲を理性で押さえ込み隠してしまう。なんて愚かなのだろうと、幼心に感じた。そんな人間を殺すときはいつも優越感でいっぱいで、人間に出来ないことを魔族はやれるのだと陶酔した。


 愛だって押し付けて仕舞えばいい。


 性に支配されて相手をモノにしてしまえばいい。


 欲に支配されて無理やり相手に愛を捧げばいい。


 人を殺したいなら殺せばいいし、殺しで快楽を得られるのならば寧ろ推奨すればいい。


「あはは、あははは、にゃははははは!」


 血溜まりで踊る魔王。周りには戦利品の女達。女は良い。男の様に暑苦しくなく見ていて飽きない。東の魔王にとって人間の女は欲に支配されて美しくなる極上の餌だ。


「ぁ、ぁん、んん……」

「ぷはぁ!おいしい♡」


 奴隷の少女の唇から魂を吸い取り、絶命させる。欲に、特に魔王を欲する肉欲に支配された人間の女は魂の本来の在り方なのであり、その味は絶品。残った肉の器など魂を満たすための文字通りの容器であり、そんなものは必要ない。後ろの魔獣に食わせてやることにした。


 ばり、ぼり、ばり、ぼり。


「あぁ、聖なるものが落ちていく瞬間。処女が失われて女へと昇華する瞬間。もっともっと見たいです!その為ならいくら殺しても殺したりないです!さっきの男は良かったですね〜、男から女の子を奪ってやる瞬間が1番幸福ですよね!」


 女は嗤う。殺した1万の男の尸の上で笑い続ける。


「にゃはは、イレギュラー。貴方も私の女にしてみせますよ。にゃはは」



……


……………


 おかしい。


 何かがおかしい。


 勇者はそう考えた。

 高い酒を飲み、娼館で見繕った女を侍らせながら阿片を吸い、緩みに緩み切った頭でなお違和感が拭えなかった。


「おい千鳥ぃ、鏡ぃ。報告がこねぇんだが?」


 念話を使って報告を促すが返事がない。


「あん?」


 さらに次の瞬間、










 ドォオオン!!!パンッ!パンッ!


 と、花火が鳴った。


「おい、おいおいおい……これ、合図ってことになっちまわねぇか!?おい!」


 勇者は焦る。このままでは、まだやることを達成してないまま街に魔族が雪崩れ込んできてしまう。それ即ち、総力戦の巻き添えになってしまうということだ。


「ふ、ふながた様……」

「こ、こうやさん……」

「ど、うすれば」


 不安そうに勇者:船形荒野を見つめるクラスメイト達は我先に逃げ出しそうな勢いだった。


「だぁれだよ、花火なんて打ち上げやがったやつはぁよぉ!!くそ!俺が直接レガート・フォルベッサを殺す!その首手土産にさっさと魔王の陣地に行くぞ!」


 そう、船形荒野はすでに魔族から地位を確約されていた。命がけで魔族と戦う必要のない特権階級、毎日遊んで暮らせる環境、酒・女・阿片を幾らでも調達できる。魔族側になれば、人間を殺すことも強○も何もかも合法だ。これほど船形荒野にとって楽園と言える場所はない。


 だから魔族に魂を売った。


 だから魔族に情報を売った。


 だから魔族に仲間を売った。


「総大将の将校共は皆殺しにした。あとはあのくそ団長だけだぁ。三草(みくさ)密流(みつる)(かがみ)菅都(かんと)千鳥(ちどり)、さっさと探してこいや!!」


 念話で叫びだす船形荒野。しかしそんな彼の前に向こうから、赤毛の騎士はやってきた。


「おい、荒野。随分と物騒じゃないか」


 鋭い眼光で荒野を睨む赤毛の騎士。それは船形荒野が今1番殺したい相手だった。


「…………レガート、フォルベッサァァァァァァ!!」


 剣を構える船形荒野。その声は憎しみであふれている。


「はぁ……これであの子の言う通りになってしまったな。さてさて、俺はそんなにお前に憎まれることをしたかね」

「うるせぇえ!!!いつもいつも上から目線で指図しやがって!殺してやる!おらああああああああ!!!」


 大剣を振るう荒野。しかし、次の瞬間には剣は彼の手を離れて地面に突き刺さり、レガートの剣は荒野の腰に打撃を与えていた。


「ぐ、ごぉ……」

「阿片と酒で身体がボロボロだな。お前を一から鍛え直す。だから今は寝て……」

「る、せぇえ!!《光射》!」

「ーーッ!?」


 目眩しの魔法を使った荒野はそのまま不意を突いてクラスメイトと逃げ出す。追いかけようとするレガートだったが、荒野は街の至る所に《破壊》の魔法を使い、命中した部分から瓦礫が落ちてくる。レガートはそれの対処に気を取られ、肝心の生徒達には逃げられてしまった。


「近衛騎士団!彼らを捕らえろ!」

「ゆ、勇者様には手を出せません!」

「く、くそ……」


 逃げる船形荒野は剣をを持って街の中央通りを突っ切って行った。


「おらおら!どけどけぇ!!!」


 大剣を振り回し、建物を破壊しながら城壁を目指すクラスメイト達。そんな彼らの前に立ちはだかったのは、


「あぁん?花蓮……?」


 尾花花蓮だった。



…………


………………………


「船形……大人しく捕まって!今はみんなで協力して魔族を退けなきゃなのに!」

「うるせぇ!!俺はな、今更つまんねぇ日々を送りたかねぇんだよ!そこを退けよ花蓮、じゃねぇと殺しちまうぞ?」

「みんなも!なんで分からないの!?向こうに行ったっていいように利用されるだけだよ!」

「きゃはは、何?尾花さん嫉妬してんの?あたしらがいい待遇貰えるからって?いつからそんな生意気言うようになったん?これ、お仕置きじゃね?」

「それな、次は二度と子供産めない身体にしてやんよ、きゃはははは!」


 ケバ女:高畠三草と遊佐密流が罵るが、花蓮は引かない。


「私たちにはまだ希望がある!だからお願い、一緒にき……」

「もういいわ。死ね」


 花蓮の言葉を遮って、荒野はとてつもない速度で剣を花蓮の首筋に向かって振るった。なんの躊躇もなく、仲間に刃を振るったのだ。


「え」

「あばよ。あの世で櫛引に会えるといいな、ぎゃはははははは!」











(え。や、だ……私……しぬ……の?)










「いいや?死なないよ」







 キンッ。







「うん、貴方ならレガートから逃れてくれると思ってた。よかったよかった、手間が省けて助かったよ」


 花蓮の前に立つ白銀の髪の少女。その少女の持つ日本刀によって荒野の大剣が受け止められる。花蓮はただそれを呆然とみているだけだった。


「レガートに配慮して生かすみたいな発言しちゃったけどさ、私的にはちょっとね」

「え、と……」

「お前、誰だよ!?」


 渾身の一撃を誰とも知らない者に止められて憤慨する荒野。そんな荒野を物ともせず、少女は言い放つ。


「あぁ、魔王だよ。それで早速だけどさ









 死んでよ、勇者」


 滑らかに曲線を描く少女。曲線を描き終わった彼女の視界には、


「ぁ」


 片腕を失った船形荒野がいた。


「ぎ、ぁぁ……あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁああああああああああああああああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああァァァァァァ!!!」


「……え?」


 花蓮の顔に血がかかる。


「な、に……」


 花蓮には目の前で起こってる光景が、理解できなかった。


「腕!腕うでうでうでうでああああああああああああああああああ!!!」


 どくどくと流れ出る血。それを眺める鬼のお面を被った白銀の少女……それは、昨日共に作戦会議をしたあの少女に違いなかった。


「さてと、勇者を殺して月殺しシステムが終わるのか試してみたかったんだよね。ま、終わらないだろうけど」


 少女:木葉は笑う。クラスメイトを手にかけたにも関わらず、彼女の感情は揺れ動かなかった。狂気に狂うわけでもなく、ただこれが彼女にとって普通の光景であるかのように微笑む。


「ひ、ひぃいいいいいいいい!!!」


 群がっていたクラスメイト達が我先に逃げ出していく。木葉はそれらを一瞥すると、再び船形荒野を見下ろした。


「ま、で……だず、げで……」


 逃げていく高畠三草や遊佐密流、戸沢菅都や飯富鏡に手を伸ばすが、誰一人として振り返るものはいない。

 偽りの王様の化けの皮が剥がれた瞬間だった。


「さてと」


 木葉は倒れ込む荒野に瑪瑙を突きつける。


(これから、クラスメイトの命を奪う。わけだけど……やっぱり何の感情も湧いてこない。あーあ、駄目だな私。もう人間やめちゃってる)

「ま、っで……や、べで……いだい……」

「うん、貴方が殺した女の子たちのその言葉、一度でもちゃんと耳を傾けてあげた?」

「ぇ……?」

「人殺しは等しく罪だけどさ、私は……お前みたいに嬉々として殺すような奴にはなりたくないな。ね、船形くん?」


 荒野の前でお面を取ってあげる。すると荒野は目を見開いた。一応覚えていたんだ、と感心してしまった。


「な……んで、おま、えが……生き……て……?」

「…………」

「し、ね。おまえ、なんか……し、ねぇ。ほかの女だって、はぁはぁ……反省なんか、してねぇ、よ。けひゃ、けひゃひゃひゃひゃひゃ」


 血を失いつつ笑う船形荒野。だが次第にその身体で直感した。今から死んでいくのだと。そう感じ取った瞬間、


「え、やめろ、よ。ほんとに、死ぬ。これ、まじで……おい、おぃ!たす、けろよ、た、す……」

「……反省してる?」

「ぁ、じで、ます。だから、たす、けて」


 木葉が自分を助けるつもりがないと知ると、恐怖に顔を歪めて助けを乞い始める。そして、


「おばな……たす、けろ……」


 花蓮に助けを求める荒野。木葉は再びお面を被ると花蓮に向き合ってこう言った。


「助けたい?」


 花蓮は良心的である。けれど、彼女が受けた苦痛は凄まじいもので、内心船形荒野が今受けている仕打ちに打ち震えてもいた。レ○プされ、散々弄ばれ、虐げられ、その恨みは溜まっていく一方で。けれどそんな事口に出したら、花蓮は壊れてしまう。人の命が奪われることを願う言葉を口にしたら、花蓮はもう戻れない。

 だから……答えは決まっていた。


「助けて、あげ……」






「うん、わかった」














 ずぱっ













 勇者は、あっけなく死んだ。


「……………………………え?」


 呆気に取られる花蓮。静かに勇者の死体を見つめる木葉。そのまま刀から真っ赤な炎が生まれ、その身体を火葬していく。


「な、ん、で……?」

「すくな、月殺しシステムで魔王側が勝利した訳だけど、何か変化ある?」


 花蓮を無視して木葉はすくなに尋ねる。すくなはフゥと息を吐いて言う。


(ないね。やっぱり月殺しシステムはもう破綻してるねー。でも次の勇者が生まれるまでの時間稼ぎにはなるかな。供物の供給が必要な点でフォルトナの邪魔が出来たと言える)

「その分供物として犠牲になる人数も増えるけど……王都側は最初から船形荒野を切り捨てる気満々だったしね」

(取り敢えずここを切り抜けて勇者召喚施設を破壊することを目的にしてはどーかな?)

「ナイスアイデア。散々嫌がらせしてやろう」

「ねぇ!なんで!?」


 無視し続ける木葉に花蓮が叫ぶ。


「なんで……殺す必要が……」


 悲痛な叫びをあげる花蓮。しかしそれを見た木葉は、


「ん?なんでって……ふふ、ふふふっ。あははは、あははははははは!」


 ただただ笑った。


「な、にが……おかしいの?」

「ううん!なんでも。あはは、あははははは。あ、そうだ、勇者が死んだなんて士気に関わるから間違ってでも言っちゃ駄目だよ?あははは」

「あ、貴方は……一体……」


 震える花蓮を眺める。 


 ああ、懐かしいな。そう本心から感じた。


 花蓮と過ごした時間は木葉にとってかけがえの無いもので、花蓮は木葉にとって大事な友達で、あの頃は全てが輝いていて……。


(殆どが偽物の私だった)


 けれどあの時の木葉もまた木葉であって、過去の木葉を好いてくれていた花蓮が目の前にいるからこそ、今の木葉は安心して魔王になることが出来る。


(さぁ、魔王を演じよう私。反吐が出るほど自分を隠していた昔の私にとっての友達に、今の最低最悪な私を見せてあげよう!)


 スカートの裾を摘み上げてカーテシーする。







「改めまして綺麗なお嬢さん。私はヒカリ、3代目魔王:月の光と申します。以後、お見知り置きを」







 月夜に照らされた銀髪の木葉。けれど花蓮にとって魔王とは木葉を連れて行った憎き相手であり、それはある意味で船形荒野よりも憎い存在だった。けれど、



「ま、おう……貴方が……?」



 にわかには信じ難い。だって目の前の少女はあまりにも、


(木葉ちゃんに、似ている……)


 顔は見えないけれどそう感じた。ずっと抱いてきた既視感、あまりに似通った独特の雰囲気、それらが花蓮の中で混じり合う。


(魔王は木葉ちゃんを奪った相手で、だけどその魔王は木葉ちゃんみたいな女の子で……あああ!!もう訳がわからないわよ!!)


 先程死んだ船形荒野のことなんてすっかり忘れている花蓮は、髪をかきむしりながら思考した。すると、


「綺麗な髪、勿体ない」


 木葉が花蓮の髪を撫でる。途端、花蓮は真っ赤になった。


「な、ななはななななななな!!魔王なんかに褒められても!」


 といいつつ木葉の面影を感じる少女に撫でられ、内心舞い上がる花蓮。木葉の仇の筈なのに、何故かこの少女に敵意を向けることが出来ずにいて花蓮は凄く複雑な気持ちになった。


(どうして!どうしてなの!?あぁ、愛しの木葉ちゃん!木葉ちゃんに会いたい……けど、この子が木葉ちゃんを奪ったなんて思えないし……それに、もしかしてもしかすると……この子が……)


 とある結論に行きつきそうになったところを木葉の言葉で遮られる。


「ふぅん。まぁいいや。私が憎いにせよ何にせよ、私抜きじゃどの道全滅する事はわかってるよね?」

「ぐっ……」

「協力してくれるかな?勇者ぶっ殺していて何言ってんだって思うかもだけど、この街を救いたい。魔族の侵攻を止めたいんだ」

「そ、それは」

「だめ、かな」


 首を傾げる木葉。天然でやるあざと可愛い仕草が更に花蓮の中の櫛引木葉像に合致してしまう。


(あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!木葉ちゃんがいちいち頭によぎる!だめ、木葉ニウムが足りなかったから今の状態に耐えられない!禁断症状出ちゃうううああああ!!!)

「え、何その反応……」


 くねくねと身をよじる花蓮を見て呆れる木葉。そんなところまで昔のやりとりそっくりなのだが、本人達もそのことには気づいていない。


「ふ、ふん!貴方が魔王だとかはまだわからないけど、協力してあげます。でも勘違いしないで!後でその仮面も取ってちゃぁんと取り調べするんですから!」


 というわけでなぜかツンデレキャラになってしまった花蓮。そんな花蓮をみて苦笑しつつ、木葉は瑪瑙を仕舞った。


「宜しく、尾花花蓮」


 木葉はたった今初めて花蓮の前でちゃんと笑えた。



………


………………


 必死になって逃げてきた先、約束の待ち合わせ場所に彼女はいた。

 そこにたどり着いたとき4人のクラスメイトが残っていた。残りはほぼ憲兵に捕まってしまったらしい。


「へぇ、成る程勇者がねえ」

「そ、そうなの!だからあたしたちだけでも保護して欲しくて、ねぇ?」

「早く魔族の国に連れてってよ!じゃないとあの女の子に殺される!!」

「へぇ、女の子。イレギュラーちゃんですかねー?」

「わかんないけど、銀髪の女の子!まじでやばいよアイツ!勇者の腕切り飛ばすとか信じられない!」

「へぇ、やっぱり面白いですねー。にゃははははは。早く顔が見たいですねえ〜」

「そ、そんなのいいから早くあたしたちを!」


 そう言い終わるまもなく、高畠三草はしゃべらなくなった。


「え?」

「化粧臭いけど、ま、少しは腹を満たせそうですね、にゃはは」


 高畠三草に口付けすると、彼女はふっと魂を失ったように倒れる。その光景をみて、戸沢菅都は理解し、絶望した。




 あぁ、騙されたのだ、と。




「出来るだけ無惨に食い殺してくださいね、にゃはは☆」

「や、やだ、やだやだやだやだ!やだぁ!!あああああああああ!!!」

「やめ、やめろぉぉぉぉぉお!!」


 遊佐密流に魔獣が飛びかかる。飯富鏡に、友達に魔獣が襲いかかって……聞こえてくるのはクラスメイトの断末魔。ばりぼりと骨が砕ける音。そして、





「さようなら〜!にゃは☆」

「ぁ……」









 ばり、ぼり。









 魔獣たちが食事をしている間、サキュバスの女……いや、東の魔王は遠くシャトンティエリの空を見上げていた。

 大きな花火が打ち上がっている。真っ赤な炎が漆黒の夜空に雫を垂らしてインクが広がるかの如く拡大していく。


「あーあ。折角人間側が内紛で滅ぶまで待ってあげたのに時間の無駄でしたね。ま、いいですけど。お陰で割と楽しめそうな話も聞けました」


 散っていく花火を見て、東の魔王は口元を歪めた。


「宣戦布告ってことですねー?ふふ、良いですよイレギュラー。私と愛し合いましょう?」

ここで船形荒野、高畠三草、飯富鏡、遊佐密流、戸沢菅都は退場です。え、勇者死んだやん……。


そして、この場面は木葉にとって初めて心から花蓮に対して笑ったシーンでした。本当の自分を友達に見せられるっていいよネ

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― 新着の感想 ―
2人目のクラスメイトの死者は主人公の手によって殺されましたか… これにより全員生還エンドはほぼ絶望的かな?
[良い点] 更新されてるー! [一言] 勇者死んだ...... クラスメイトもあっけなく死んだネ ヒカリは花連に魔王としての正体を言って、木葉としての正体を言ってないんですよね。(多分) 長文失礼しま…
[一言] 良い良い!良いですよ!!!最高です!! 結構あっさり逝ったなとは思いますが、この呆気なさが清々しいですね。好きです。
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