波乱の本部見学!?
ここから内容が長くなっていきます
トントン
肩を叩かれて振り返ると会いたくないやつに会ってしまった
「なんでいるんだよ…」
「ふははははは
俺様は何でも知っている
お前の家の天井裏に住んでいたからな!!」
「不法侵入じゃねーか!
即刻出てけ!」
こいつの名前は堂背次々(どうせじじ)
一言で言うとバカ
うちのアパートにいたが家賃不払で出ていったやつだ
うちの天井裏にいるとは…
「なんでてめーがここにいるんだよ!!」
「昨日の試験に紛れていたのさ!」
くっそー!!
こいつに気付いていたら叩き出したのに!!
「そろそろ本部見学でーす」
こいつと話していて時間が来てしまった
仕方ない…行くか…
「ここが食堂でーす」
まずは食堂だ
「こんにちは
私がここの料理長の長瀬美喜です
今日はここのオリジナルメニューを紹介します」
長瀬さんは長い黒髪のかわいい人だ
きれいな人が多いのはあの頭領のせいだな…
「まずはマグマシチュー!」
まてぇぇぇぇぇ!!
なんで容器が真っ赤になっているんだよ!
めちゃめちゃボコボコいってんじゃねーか!
「このまま食べると口がただれるので気を付けてください」
そんなもんだすなーーーー!!
「次はデビルジュース!」
くさっ!!
色がやばいよ!?
灰色って飲み物の色じゃねーだろ!
「世界のあらゆる漢方、薬草、ゲテモノ食材、野草、雑草を使ったジュースです」
まてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
雑草って違うだろ!
「ではそこの…細い人飲んでください」
「はいっ!」
飲むなーーー!!
ゴキュッ
「グベラゴハァァァ」
奇声を発しながら気絶した…
兵器だよ…それ
「最後は人肌のぬくもりステーキ!」
きもっ!
人肌のステーキ嫌だよ!
「ほかにもまともなのはあるので来てくださーい」
そっち紹介しろぉぉぉぉ!!
「次は科学発明科でーす」
「よくきたな実験体ども」
いきなり実験体扱い!?
「私は科学発明家主任のエリナ・クロローゼだ
年は16歳の天才だ!」
エリナさんは金髪に青い眼の美人さんだ
だが…身長は140センチほどでとても小さい
「ちなみに…背のことを言ったやつは実験室送りだ!!」
すごい気にしてるよ…
「私は怪人も作っている」
すげーなーオイ!
「ついさっき実験体が手に入ったから見せてやろう」
おいっ!!
実験体ってあのデビルジュース飲んだやつじゃねーか!
言いにくいから戦闘員Aと呼ぼう
「それでは始めようか」
戦闘員Aは変な機械に入れられて
「スタート」
1時間後
「できたぞ…
ゴキブリ男!」
戦闘員A−−−!!
かわいそうすぎるー!!
「ゴキブリ男…
きもいから寄るな」
エリナさん鬼だよ!
「それでは次にいきましょう」
「ここは戦闘員部隊です」
「私が主任の高上園音だ!」
園音か…
ある意味予想通りだな
「まずはミット打ちを見せよう」
そして戦闘員がミット打ちを始める
「そして組み手」
組み手を始めた
するといきなり
「そうだ!
私と組み手をするやつはいないか?」
その瞬間男たちが
「俺とおねがいします!」
「いえ俺と!」
「僕がー!」
園音はプロポーションが抜群で美人だからみんなが色めきだつ
本性を知ってる俺や後ろの隊員は苦笑いだ
「じゃあ…君!」
堂背が指名された
「ひゃっひゃっひゃ
どさくさに紛れてあーんなことを…」
意気揚々と妄想しているが
「始め!」
高速で繰り出した拳に吹き飛ばされる
「ぐびゃぁ」
天罰だよ…
「次は?」
にっこりと笑う園音に皆は震えるばかりだった
「次が最後でーす」
「ここは医療部隊でーす」
「みなさんどうも
私が医療部隊主任の白河天使です」
この人も美人だなー
「医療班には医療のプロばかりです」
安心だなー
「その中で、ドジっ子は20パーセントです」
いやっ!
いらねーだろ!
「規律は三つ
1つ どんな怪我も治すこと」
プロだ…!
「2つ 死にかけにはとどめをさすこと」
いやっ!!
救ってくれよ!!
「3つ 給料あげて欲しい」
ただの願望だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
「今日は解散です
明日から部署への移動が発表されます
頑張ってください」
終わった…
よし!帰ったら…
堂背をぶっ殺す!!
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