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ブラックリング最大の危機!!

またまた遅れました…


次の更新も遅れそうなので…みなさんにはご迷惑をおかけします

「う…嘘だろ…?」


静からの電話がきてから一週間


あの電話以来、あの人を探す事を今までよりも力を入れて探し始めた


しかし休みを使って探すが、全くと言って良いほど収穫はなかった


「…どこにいるんだろうな…」

体の弱かったあの人…


生きているかも分からない


死んでいたら…


…俺も死ぬんだと思う


体ではなく…心が…



いつものようにブラックリングに出社した


変わらない毎日…


しかし…そこには


「…なんだこれは!?」


ブラックリングの会社は半壊しており何人もの社員が倒れていた


「どうしたんだ!!」


倒れていた社員に駆け寄る


「あ…天川さん…

敵が…やって来て…中に…まだ…みんなが…」


「分かった!!」


その言葉に急いで社内へと駆けていった



「…ヒドいな」


社内はボロボロになり人はみんな倒れている


「…早く行かないと」


おそらく敵がいるであろう総統室に向かう



総統室では総統と副総統、さらに園音もいた


「…天川

今、ブラックリングは危機に瀕している」


「見れば分かります」


「…なんか反応が冷たい」


「総統?

そんな事どうでも良いでしょう?」


「分かったから…副総統さん…怖いって」


…コントかよ


「そろそろ本題だ


敵は一人…正義のヒーローからの刺客だ」


「…一人?

つまり相手は…」


「とても強い…」


…本当にブラックリングの危機だな…


「現在、白夜と堂背に対応してもらっている」


「大丈夫なんですか…?」


「大丈夫だ、秘策があるからな」


秘策…?


「白夜が危険なときは堂背を盾に

そしていざとなったら堂背を犠牲に敵を攻撃する作戦だ!」


…ただ堂背が犠牲になるだけじゃん


「しかし…勝算はほとんどない…

そのために一様今後の作戦を話しておこう」


作戦…?


「まず我々がここから脱出する

トップが残っていれば復活できるからな

そして倒された社員だが…白河たち看護部隊が安全な場所で待機している

彼女たちに事後処理は任せる

そして天川…

請負部隊でできる最善の行動をとれ

これは命令だ!

拒否権はない」


最後とばかりに初めて総統らしい仕事をした総統は


「では…頑張ってこい!」


最後の励ましの言葉を言った


「…わかりました」


そして俺は…ブラックリングの請負部隊主任として…最善の仕事をする



ドゴォ


「…!」


向こう側の壁が破壊された


その事実は白夜さん達がやられたことを意味する


「…無事でいてくれ」


そして壁から現れたのは


真っ赤な鎧


「…コノ組織ノリーダーハドコ?」


ボイスチェンジャーを使っているのか異様な声で訪ねてくる


「もう逃げたよ

…あんたの名前は?」


「…赤騎士…」


赤騎士…?


「ソンナコトハドウデモイイ

ソコヲ通シテ」


「嫌だといったら?」


「…容赦ハシナイ」



ドゴォ


「…ドウシタ?

ソンナモノ?」


「くっ!」



赤騎士という敵が現れて数分


戦い、その力が分かった


「…強い」


独特な使い方で槍を操り、リーチを読ませない


紙一重で交わすのにも限界がきた


「…マダカワスノ?」


そう言って槍を突き出し


「くおっ!!」


なんとか横にかわし距離をとる



正直…白夜さんたちがやられた相手にかなうとは思えない


だから…総統たちが逃げるまでの時間を稼ぐ…!


それが俺にできる…最善の仕事だから…!



「…コレデドウ」


赤騎士は槍を横に凪ぎ、それを交わしたところに


槍を投擲した


「くっ!?」

なんとか体をひねり回避したが…


「…サヨナラ」


そしてその拳の一撃で意識は昏倒し…


[ガガ…こちら本部…敵兵を…抹殺したか…?]


「…戦闘不能ニシタノデ、ソノ必要ハ…ナイト…」


[…ガガ……了解…しかし…命令…を…遂行できなかった…罰は…受けてもらう…ガガ…]


「…了解」


そして俺総統の逃げた方向を向き


「人ハ…殺シタクナイナ…」


その言葉を最後に意識は完全に失われ世界が暗転した…

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