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新年羽つき大会!

すいません…


スランプでずいぶんと更新が遅れました


楽しみにしていてくださった方に誤ります!


ごめんなさい!!



…ちなみに今回はシリアスが入ります


秘密結社では初めてのシリアスなので上手くできてないかもしれませんが…これからも秘密結社を見捨てないでください!


1/10 本文にミスがあったのを修正しました

ご指摘ありがとうございます

ピンポーン


「はーい」


今日は正月


仕事はまだ先なのだが、すこし用事をしていて疲れが溜まっていた


「動きたくないな…」


疲れが溜まっていて今日は寝ていたいが…


「ヨイショ…

今行きまー…」



ドゴォォ


「…なんかこれも久しぶりだな…」


「ヤッホー!

一緒に遊ばない?」


唐突な展開にもなれてきたな…


「何をするんだよ」


「羽つき!」

羽つきか…


昔にはやった記憶があるんだけど…


「ところで二人だけか?」


二人だったら悲しすぎる


「いやいや

ちゃんとブラックリングのメンバーが揃ってるよ!」


…みんな暇人だな



「明けましておめでとうございます」


総統や副総統に挨拶をしてからメンバーをみると


葵、エリス、白夜さん、園音、斉藤君、萩原さん、金上さん、白河さん、バカ(堂背)といつものメンバーが揃っていた


「それでは新年ブラックリング羽つき大会を始める」


「大会だったの!?」


どんだけ小規模な大会だよ!


「今いるメンバーで羽つきをしてもらう

一番勝った者には賞金を渡す」


…賞金ってなんかブラックリングは金遣い荒いよな


「負けたらエリス特製墨汁で顔にラクガキされる」


「特製?」


「うむ

墨が自然と分解されるが1日たつまでは何しても消えない」


…明日まで消えないって事か


帰りがキツいな…



「それでは第一回戦、バカ(堂背)対園音!」



…試合は圧倒的だ


園音の打った羽は堂背の羽子板を砕き

堂背の骨を砕き

堂背の内臓を砕いた


…死ぬんじゃないかな?


しかも降参した堂背に墨を塗りたくる


…鬼だ



堂背は顔に髭と額に肉とほっぺにぐるぐると描かれた


…捕まるんじゃないか?



その後も順調に進んでいき副総統が総統に羽をぶつけまくり総統を降参させたり


白河さんが某王子の出てくるテニスマンガの技を出したり


…白河さん凄いな



「俺か…」


相手は白夜さん


「天川君

容赦はしないよ」


…オーラがでていて怖い



「…ま…参りました」


「危なかった…

だが勝利したぞ」


「勝者!

白夜!」


…期待したみなさんすいません


善戦したけど普通に負けました


「天川君

覚悟は良いかな?」


…墨はやだな…



五分後…


顔に夜露死苦やら喧嘩上等やらいろいろ描かれた…


そういえば白夜さん…もとヤンキーだもんな…



その後も続いていき白河さんが優勝した



「ふふふ…

久々だから頑張っちゃったわ」


…そうですか



「ただいま」


帰りの時に周りの視線が痛かった


ピピピ


「…電話か」


誰だ?


「もしもし?

兄さん?」


「静!

どうしたんだ?」




「お正月…帰ってこなかったね」


「…そりゃあ親父と絶縁してるから…」


「兄さん…

父さんは気にしてないから帰って来いって…」


「…でも一度絶縁したんだ

そう簡単には」


「兄さん…」


そう遮って静は



「あの人のこと…まだ…探してるの?」


その 言葉に 時間が 止まった


「兄さん…あの人のことは兄さんのせいじゃないんだよ!

何時までも引きずってもあの人は悲しむだ…」


「静」


自分でも驚くほど冷めた声が出た


初めてかけられた冷たい声に静は黙る


しかしまた話し出す


「兄さん…あの人の事を忘れないと兄さんは幸せにはなれない…

兄さんは気づいてるんでしょ?

あの人はそんな事望んでない!」


「…」


「兄さんの周りには良い人ばかりじゃない

それにエリスさんや葵さんは絶対に兄さんの事が…」


「…知ってるよ」


「…えっ?」


俺はあの二人に憎からず思われていることも


秘密結社にいれば幸せになれることも


全部…気づいてた


「でもな…静」


俺は…あの人が忘れられない


「俺はあの人がいないと…本当の幸せになれない」


その言葉を聞くと静は


「…兄さんの…バカ…!」


そう言って電話は切れた


「…静…泣いてたな…」


バカか…


そんな事…気づいてるよ


「ははは…」


乾いた笑いをした顔に涙が流れていた…

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