表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/136

第十四話「夢幻の占い師の予言」・1

――あれから何時間経過しただろうか。



 俺は、実験室と書かれた部屋の外――即ち廊下で、俺を含めた四人で待機していた。無論、猛辣が水恋と霧矛に対しての実験を終えるのを待っているのである。

 すると、俺は座っているベンチから僅かながら揺れを感じた。


「じ、地震か!?」


 と、声をあげて隣を見ると、イライラした様子の凜が腕を組んで貧乏ゆすりしている姿があった。


「おい……ちょっと、貧乏ゆすりやめて――」


「はあ?」


「あっ、……何でもないです。すみません」


「ふんっ!」


 声をかけようとしたところ、ふっとこちらを振り返ってギロッと睨み付ける凜の姿を見て、俺はなぜか年下の凜に対して思わず丁寧な口調で返した。そっぽを向く凜を見て、俺はやはり凜は水恋と違って気が短い奴だ、と思った。

 すると、プシューと扉が開く音が聞こえたのでその方を見る。扉から白い煙と共に姿を現したのは、背の低い紫髪の少年だった。――猛辣だ。


「終わったのか?」


 膝に手を置き俺は猛辣に訊いた。


「ヒヒッ、ああ……。二人とも実にいい実験台を務めてくれた」


 白衣のポケットに手を突っ込んだまま、猛辣はニヤリと白い歯を見せて口元に笑みを浮かべた。


「霧矛ー! お姉ちゃーん!!」


 猛辣の“実験台”という言葉に反応したのか、凜が血相を変えて実験室へと駆け出していく。


「……今はあまり無茶をさせない方がいいかもねぇ~。特に体には触れない方がいい……。ヒヒッ、何せ薬の効果がまだ続いているだろうからねぇ~」


 凜が中に入って行った後に口を開いた猛辣の言葉を聴いて、俺は首を傾げて訊いた。


「薬の効果?」


「ああ……。恐らく――」


 と、猛辣が最後まで言葉を発しようとした刹那――。


「だ、だめぇええええええっ!!!」


 水恋の悲鳴が実験室から聞こえてきた。その声を聴いて、俺も靄花達も慌てて実験室へと向かう。

 そこには、驚くべき光景が広がっていた。

 周囲には緑色のゲル状の液体が散らばっており、二つの台座の上にはそれぞれ水恋と霧矛が拘束された状態にあった。おまけに、二人とも顔を真っ赤に紅潮させて呼吸も荒かった。


「ど、どうしたんだ二人とも!?」


 二人の様子を心配した俺は、少し焦った様子で二人に訊いた。しかし、二人とも気を失っているのか俺の声が聞こえていないようだった。すると、二人の代わりに凜が代弁した。


「どうやらお姉ちゃん達は、あのチビ科学者の実験のせいでこんな状態になったみたいよ。しかも、相当皮膚が敏感になっているのか知らないけど、さっき水恋お姉ちゃんに抱き着いたら、突然悲鳴あげて気絶しちゃって……」


 そう、先程の水恋の悲鳴は、凜が水恋を心配に思ったあまり思わず抱き着いてしまい、その際敏感になった体に触れたために起こったのだ。

 にしても、猛辣の作り出した薬というのはとんでもないものだ。明らかに脅威とも言える。水恋が何かしら猛辣に秘密を握られているのも分かったような気がする。しかし、今はそれどころではない。とりあえず二人とも無事ではあるようなので、俺は外にいる猛辣に声をかけた。


「実験は終わったんだったよな?」


「ヒヒッ……、ああ終わったよ?」


「じゃあ、約束通り俺達の仲間になってくれるんだよな?」


「ああ、もちろんさ。例え断られても着いていくつもりだよ? 何せ、こんなところで最高の実験台を……しかも二人も見つけたんだ。手放す手はないよ、ヒヒッ」


「何を考えてるつもりか知らねぇが、実験は終わったんだ。水恋と霧矛に手を出させはしねぇぞ?」


「チッ……。つれない男だねぇ~。まぁいい。その内手は考えるさ。それに、君だって私を失うわけにはいかないんだろう?」


「くっ……」


 悔しいが全く持ってその通りだった。こいつ――猛毒雲猛辣は、俺達同様伝説の戦士の一人だ。となれば、何としてでもここで欠けさせるわけにはいかなかった。何よりも、ここまで順調に仲間を増やしていたところで出鼻を挫かれるのはどうも納得がいかなかった。


「二人とも、いつまで睨みあってますの?」


 突然俺達の会話に割り込んできたのは、相変わらず空気も読めないというバカお嬢様こと――潤木靄花だった。


「ああ……お前か」


「お前ではなく、あ・い・か……ですわ!」


「ああ、はいはい」


「ちょっ、何なんですの!? その、ああ分かった分かった面倒くさいな~、みたいな言い方は!!」


 靄花が怒りマークを飛ばしながら俺に言った。閉じた扇子の先を俺に向けて言う姿は、まさしくお嬢様っぽいのだが、どうも靄花の中身を知っているためにその雰囲気を打ち消している。いや、それどころかもっと最悪な印象を植え付けている。


「それよりも、水恋と霧矛のこと頼めるか?」


「は? ま、まさか……この私に水恋さん達を運べとおっしゃるんですの!? 冗談じゃありませんわ! 誰がそのような下級の行為など――」


「いやあ、こんな“天才”にしか出来ないようなことを頼めるのは“天才”である靄花にしか頼めないと思ったんだが、無理なのかぁ~。そうか~、ならいいや。“天才”のはずの靄花に出来ないんなら、別の人に頼むかぁ~。おっかしぃなぁ~“天才”なら出来ると思ったんだけどな~」


 俺は明らかに意味有り気に、しかも棒読み的な口調でチラチラと靄花を横目に見ながら言った。すると、俺の言葉に反応した靄花がピクリ! と眉毛を動かしその場に立ち止まった。そして少し頬を染めてこちらを見やる。


「し、しょうがありませんわね! ま、まぁ? この高貴で天才な私にかかれば水恋さんや霧矛さんをおぶることなど簡単なことですわ!!」


 相変わらず上手く俺の口車に乗せられてくれる靄花。いやはや、操りやすくて助かるというものだ。だが、さすがに靄花一人に二人もおんぶさせるのは忍びない。そこで俺は、水恋と霧矛の従姉妹である凜にも頼むことにした。


「嫌よっ!!」


「えっ……? あの……、俺まだ何にも言ってないんだけど……」


「言わなくても分かるわ! どうせ、お姉ちゃん達を運べとか言うんでしょ? そんなのイヤよ!」


 ふくれっ面になってそっぽを向き凜が応えた。俺は、どうして従姉妹である二人を助けてあげないのか、と質問した。


「確かにお姉ちゃん達を助けてあげたいけど、私は力もないし……第一、そんな下請けの仕事は、あんたみたいな庶民がすることでしょ? あんたは私のペットなんだから、ペットがご主人様に命令してんじゃないわよっ!!」


 人差し指でさされて俺は罵倒された。


「えええ~ッ!? い、いや……前者は少しあってるかもしれないが、後者は何だよ!」


「は? あんた、私との約束もう忘れたの?」


「いや、あれはお前を守るって言ったわけで、何もペットに成り下がるなんて言った覚えは――」


「一度は首輪を着けられた身でしょ? それくらい我慢なさい!!」


 理不尽だ。ただその一言に尽きる。

 結局、水恋は俺が、霧矛は靄花がおんぶしていくことになり、そんな俺達二人の前方を寝ていて体力も回復した風浮が元気よく鼻歌なんか歌って、大きく手を振りながら笑顔で歩いて行った。

 後方では、凜と猛辣が相性も悪いせいか、口論――というよりは口喧嘩をしていた。

 歩く中、まだ薬の効果が抜けきれていないのかビクッビクッ! と揺さぶられる際の振動につられて痙攣する水恋の体に、俺は思わず紅潮し背中に当たる二つの感触を久しぶりに感じながら歩いて行った。

 そんなこんなで俺は、六人目の仲間――毒属性戦士の『猛毒雲(もうどくうん) 猛辣(もうら)』を仲間にしたのだった……。


――▽▲▽――


 ここはエレゴグルドボト帝国の鎧一族の砦。

 ここには最強四天王と恐れられた四人の鎧を纏った騎士と、自らを『皇帝』と定めた鎧一族の帝王がいる。また、ここには鎧一族が手綱を操っている『クロノス』と、鳳凰一族の現当主でありフレムヴァルト帝国の帝王である『鳳凰(ほうおう) 鈴華(すずか)』もいる。

 そして、そんな鎧一族の砦の最奥の広間に、一人の騎士が現れた。――フェニックスだ。


「ふんっ、スパイダーの次は貴様か……フェニックス。何用だ?」


 黄金色に塗られて様々な装飾を施された玉座に座っている老いた男が、フェニックスに問いかけた。側には首に奴隷の首輪(カラー・スレイヴ)をつけられそこから鎖を伸ばしている、見るからに奴隷と言った感じの赤髪の少女、鳳凰鈴華がボロボロの巫女服に光を失った瞳で心配そうにフェニックスを見つめている。


「けっ、ファントムの言うとおりだぜ。ホントに鳳凰一族の巫女を奴隷にしてやがる! ホントにそんなこと許されんのか?」


「ふんっ、貴様には関係のないことだ。何も知らぬ無知な青二才の小童よ……」


 頬杖をついて赤髪の少女からワイングラスを手に取る男。


「確かにボスの言うとおり、オレは何にも知らされてねぇ……。今回の作戦――『七つの秘宝』捜索についても……な。ファントムが一個目の秘宝を持ってきてたが、一体あんなモン集めて何するつもりなんだ?」


「貴様は知らんでもよいことだ」


「けっ、そうかよ……」


 フェニックスが軽く舌打ちして踵を返そうとしたその時だった。

 突然、上から悪臭を放つ液体が落ちてきた。それはドロッとしていて、透明に近い白色をしていた。

 フェニックスが天井を見上げてみると、赤く不気味に光る八つの光と得体の知れない八本の何かがはっきりと確認できた。


「こ、こいつは!?」


「ふっふっふっ、貴様に見せるのは初めてか? 丁度時間が来たのでな……来い、『アラクレ』」


「アラクレ?」


 玉座に座る男――オルガルト帝が指を鳴らすと、暗がりの広間の天井に張り巡らされた蜘蛛の巣から巨大な大蜘蛛が落下してきた。そう、不気味な赤く光る八つの光というのはアラクレと呼ばれる大蜘蛛の目で、得体の知れない八本の何かというのは大蜘蛛の足だったのだ。


「ちょ、超デケェ……」


 このような巨大サイズの大蜘蛛は初めて見るのだろう。フェニックスは驚愕して唖然としていた。


「さぁ、メシの時間だ……くく」


「飯?」


 オルガルト帝の言葉がイマイチ理解できないフェニックスは、首を傾げて頭上に疑問符を浮かべていた。

 と、その時、フェニックスの視界に鈴華の姿が入った。よく見ると、足をガクガクと震わせて今にも気を失ってしまいそうになっていた。その姿を見たフェニックスは、さらに不審感を覚えた。以前フレムヴァルト帝国の鳳凰一族の神社を襲撃した際にも鈴華にあったことがあるのだが、その時はまだこのような弱々しい感じの大人しそうな少女ではなく、もっと強きでプライドの高そうな少女だったのだ。まぁ、当時はまだ七歳と若かったが。しかし、それがこの様に一変してしまっている。そのことが、フェニックスにとってはどうも気がかりでならなかった。

 プライドの高かった鈴華がアラクレと呼ばれる大蜘蛛が姿を現した途端に怯えだした。これが何を意味するのか――フェニックスにはすぐに理解出来た。

 アラクレは赤髪の少女――鈴華を視界に捉えると、赤い瞳をさらに真っ赤に輝かせ長い八本の手の内の数本を伸ばして鈴華のすぐ目の前にまで急接近した。そのスピードにはフェニックスも驚かされた。凄く広い広間を覆い尽くさんばかりの大きさを誇るこのアラクレは、図体が大きい割にスピードも驚異的に速かったのだ。その異常さに思わず目を見開くフェニックス。だが、オルガルト帝は既にそれを知っているため平然とした表情のままだ。一方で鈴華は完全に恐怖を覚え、ついには腰を抜かしてペタンと床に座り込んでしまった。目じりに涙を浮かべて首を左右に振り儚い抵抗を見せる。


「さぁ、たっぷりとかわいがってやれ……アラクレ」


 オルガルト帝がニヤッと口元に笑みを浮かべると、アラクレは声を荒げて大きく口を開いた。すると、開いた口から大量の唾液があふれ出し、丁度真下にいる鈴華に降り注いだ。おまけに唾液は粘性を持っていて、ベタベタとまるで納豆のネバネバの様に糸を引いていた。鈴華は体中に付着した唾液の臭いに中てられたのか、すっかりと顔色を悪くしていた。と、その時、アラクレの口からヒュルヒュルと、ピンク色の触手的な物が伸びてきた。その触手は鈴華の体中に巻き付き動けなくすると、軽々と体を持ち上げた。


「……や、いや……いやああああああああああああああああああああっ!!!」


 そこでようやく今まで喋ることをしなかった鈴華が口を開いた。必死に拒絶し、悲鳴をあげ抵抗を示す鈴華だが、抵抗虚しく鈴華は完全に動けない状態にされた。

 刹那――触手が鈴華の小さな口に強引に入れられた。


「むぐっ!?」


 目を見開き、一瞬鈴華は動きを完全に止めた。アラクレはその隙を逃さず、触手に何かを流した。その証拠に、触手はまるでホースに水を送っているかのようにブクッと膨れ、管を通って鈴華の口の中へと移動した。

 フェニックスはその光景に釘づけにされていた。決してオルガルト帝のようにこういう行為を楽しんでいるわけではない。まるで金縛りにあっているかのようにこの場から動くことが出来なかったのだ。ゴクゴクッ! と喉を鳴らし、鈴華は完全にアラクレの触手により何かを飲まされていた。そして全てを流し込むと、アラクレは拘束を解き乱暴に鈴華を空中から床へと落とした。床に叩きつけられた鈴華は、()せたように口に手を当てて激しくせき込んだ。口からは何か得体の知れない黒い液体がこぼれ出ている。どうやら、あの謎の液体が先ほどアラクレに飲まされた物らしい。すると、突然鈴華が我を取り戻したかのように瞳に光を灯した。


「くっ……こ、ここは」


「くく……ここはわしの城だ」


「あ、あなたはオルガルト? ど、どうして……わたしは確か、(やしろ)で――」


「貴様の巫女の力が必要だったのでな……ここに連れてきたというわけだ」


 今の状況が呑み込めず困惑する鈴華に、オルガルト帝は冷静に説明した。すると、鈴華が自分の今現在の格好と首輪をつけられている姿に驚愕して声をあげた。


「ちょ、ちょっと、何なのこれ!?」


「くく……目的を果たすまでのただの余興だ。貴様の役目はまだ先なのでな……。首輪を着けて操らせてもらっているというわけだ」


「ふざけないで!! わたしは鳳凰一族を治める当主、その役目をしっかりと務めないといけないの! さっさとフレムヴァルトに帰して!!」


「う~む、それは叶えられぬ頼みだな……おまけにご主人様(マスター)に逆らうとは、なんといけない奴隷だ。そんな愚か者には盛大な罰が必要だな? くく……いいだろう、たっぷり味あわせてやる」


 そう言ってオルガルト帝は、手に持っていた鎖に力を込めた。すると、バチバチと青い電気が鎖を通って、その先の鈴華の首輪へと流れ込んだ。


「きゃああああああああああああああああああああああああっ!!!!」


バチッ! バチバチバチバチバチバチッ!!!


 凄まじい電撃は暗がりの広間を明るく照らし、電撃が消えると同時に元の明るさに戻った。バチッバチッと、鈴華の体に残った僅かな電気が静電気と反応して音を出す。

 鈴華は体を痙攣させながらオルガルト帝をキッと睨み付けていた。


「あ、あんただけは……ゆ、許さな――から!」


「ふんっ、……まだ抗うか」


カチッ! ……ビリッ、バチバチ……バリバリバリバリバリバリバリッ!!


「きゃああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」


「わしに刃向かうからこのようなことになるのだ」


「くっ……神聖な巫女の体に、このよう――ことをし、て、許されるとでも――」


カチッ……。


「ぐぁ、あがあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!」


「貴様に指図は受けぬ。わしはわしのやり方でやらせてもらう。貴様はあの者たちと同じくただのわしの駒の一つに過ぎぬ。そうと分かれば、駒は駒らしく、わしの奴隷となって働けばよいのだ!!」


カチッ!!


「あぐぁああああっ! あ、がぁああああああああああああああああああああああっ!!!」


バチ……バチッ、バリ……。


「はぁ……はぁ、わ……分かった。分かっ――から、も、……もう、やめ――」


「ふっ……忘れたか? 貴様の指図は受けぬ」


カチッ!!


「ぐ、が、ぎゃああああああああああああああああああああっ!!!」


バリ……バリッ。


「く……あ……、が……うっ」


バタッ。


 連続で電撃攻撃を受けた鈴華は、さずがに体が持たず失神してしまった。しかし、失神してもなお体は痙攣し続け、それを眺めていたオルガルト帝は高笑いした。だが、まだ若い巫女の少女の哀れな姿を見ていたフェニックスは、一言も喋ることが出来なかった。

というわけで、連続更新です。サブタイだと新キャラが登場するのではと誰もが思ったことでしょう。残念ですが、次で出るかと。

今回は十三話の後の少しの話と、久しぶりに鎧一族のやつらの話を入れてみました。

しかし、猛辣は実験終わった後も、あの二人に何かしらやりそうですね。

おまけに月牙に止められて舌打ち。

そして、一方で鎧一族の方ですが、巨大な蜘蛛が出てきました。名前はアラクレです。アラクネではありません。同じ名前にしようかとも思いましたが、なんか一字違いにしました。そして、そのアラクレに何やら触手っぽいのを口に突っ込まれて何かを飲まされる鳳凰一族の現当主である鈴華。

ちなみにこれ、マインドコントロールを一時的に解く効果ともう一つ重要な役目があります。まぁ、そこにいたフェニックスは偶然にもそれを見てしまったと。

しかし、相変わらずの鬼畜ジジイ、オルガルト帝。同じ帝王である鈴華を奴隷にし、その体に電撃流しまくり。サイテーですね。

次回は名前が登場していたあの人登場です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ