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十二属性戦士物語【Ⅳ】――初代の戦い――  作者: YossiDragon
第二章:鎧の帝王の陰謀阻止篇
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第四十二話「解散式」・4

【いぇ~い、やったじゃない月牙くん! ほら、私たちの言ったとおりでしょ? あの子は元々からあなたに助けられた時にすでにコロッと堕ちてたのよ。だからスキンシップだってしてたでしょ?】


「あれ、そう言う意味だったのかよ!!」


 フィーレさんに言われてようやく理解した俺。


【さて、これで月牙くんは国王になることが決定づけられたわけだし、準備も進められるわね。後は……】


【お姉さま、後は私が伝えておくのです。お姉さまは初代国王と初代女王に例の話を】


【そうね。じゃあ後は頼んだわよ?】


 何やら打ち合わせしたフィーレさんと母さん。それからフィーレさんは俺の肩に手を置いてにっこり微笑んでから姿を消した。

 その際、間近で見たフィーレさんの笑顔と後ろ姿が物凄く斑希に似ていて、俺はすごく印象深かった。


【月牙……あなたはここの国王になると同時にここに学校を作るのです】


「学校?」


【はい、学校です。これからもますます有属性者は増えることでしょう。ですが、生まれてもその力の使い方が分からず悪の手に渡ってしまうかもしれないです。それだけは避けねばなりません。またいつ、神族と人族の争いが勃発するやもしれないですし、しかもバルトゥアスとオドゥルヴィアは生きています。彼らを倒すまでこの危惧を忘れてはならないのですよ。そのためにも強い戦士を作らなければならないです。分かりますね?】


 母さんの言い分は最もだった。俺もそう思っていた。今後増えていくであろう有属性者。もしかすると、その中に俺たちのように特別な力を持った有属性者――伝説の戦士が誕生するかもしれない。そのためには教育するのが最もだと思った。そして、そのためには経験者である教育者が必要となるのも俺にはすぐに理解出来た。

 つまり、母さんが言いたいのは――。


「じゃあ母さんは、俺に学校を開かせてその上教育者としてあいつらを――伝説の戦士を使おうと?」


【言い方は少し悪いですが、まぁ概ねその通りです。もちろん無理強いはしないですよ? そんなことしたら私が悪い子になっちゃうじゃないですか。優しく誘って入らなければ殺すだけです】


「ちょっと待った! 今殺すって言ったぞ?」


【ん? 気のせいですよ。冗談だと思って軽く見てください】


「いや、軽く見れなかったよ。サラッととんでもないこと口走って……」


【まぁ、お茶目なお母さんでよかったじゃないですか】


 満面の笑みを浮かべて言う母さん。それを聞いて俺は半眼でこう口にした。


「もっと歳を考えて――」


ドンッ!


【月牙……今なんて?】


「え? あ、いや違うんだ! これは、思わずその口が滑って――」


【口が滑った? つまりそう思っていると?】


「い、いや……ほら! 若いって言いたかったんだけど、間違って言っちゃったんだよ! いや~俺ドジでさぁ」


 俺は何とかして窮地を乗り越えようと無理なのは承知で言い訳を繕った。


【ですよね~。私が歳だなんて、ババアだなんてありえませんよね~。だって、私まだまだピチピチの十六歳なんですから~】


「え」


 それを聞いた瞬間俺はビビった。十六歳……そんなはずない。まず十六歳ということは俺を産めるはずがない。だって、俺が十七歳なのに十六歳だったら俺より年下だし、俺が十五歳の時には産まれていないことになる。第一、母さんは不死身なんだ。つまり二十歳を超えていないとおかしい。

 どうなっているんだ!?

 頭がグルグルしてパンクしそうになる。すると、母さんが笑いながら言った。


【いやだな~実年齢じゃなくて見た目年齢ですよ~。私はちゃんと二十歳超えてますよ? ただ見た目が十六歳というだけです。じゃないとどんどん老け顔になっちゃいますし。二十歳を過ぎて不死身になるための儀式を終えると、ついでに不老の儀式を受けられちゃうんですよ。それで不老になって若が――と間違い、本来の顔を取り戻しただけです】


――今明らかに若返りって言おうとしてたよね!? ってまぁいい。それよりも学園か。しかも不老の儀式。そんなのもあるのか。てことは、俺も二十歳を過ぎれば不老不死になれるってことか。何か、面白そうだな……斑希と一緒に――。一緒に……そうか、ハハ。馬鹿だな俺。母さん達と話してて昔を思い出してつい斑希のことを……。斑希は死んだんだ。もう一緒に笑うことは出来ない。話も……でも、これからは俺が管理する。ちゃんと見守っててやるからな。それに、俺も神族……成人の儀を受ければ不死になれる。それで永遠に蘇るまで斑希を見ていてやれる。



 俺は新たな目標をいくつか見つけて、いつもの自分を取り戻しかけた。

 それから俺は母さんと別れて玉座の間に戻った。そこには二十九人の伝説の戦士の姿があった。瀕死の重傷を負っていたメンバーも、あの天使九階級の力のおかげですっかり元に戻っていた。魔力を取り戻した後は、葡豊や癒宇など回復系の力を持つ戦士も協力してくれた。

 そして、俺は真剣な面持ちになると皆を集めて先程の例の件を伝えた……。


――▽▲▽――


 私――浜海凛は、いつになく真剣な顔をしている駄犬――月牙の話を聞いていた。あんなに真剣な顔は久しぶりに見たから。そう、あの時――水恋お姉ちゃんや霧矛を連れて私の王国に来た時が最初、次があの人――斑希を助けた時。

 何で、私……こんなに素直じゃないんだろう。嬉しかったのに、衛兵を守ってくれるって言ったあの時に既にあの男が好きになってたのに。どうして素直に言えないの? しかも、ヤキモチまで焼いて……挙げ句の果てに、私――斑希を殺しちゃった。自ら手を下したわけじゃないけど、鎮静せし神聖の鼓動を使えって言ったのは私。……私が悪いんだ。私が言わなければ斑希は死ななかった。魔力が尽きて動けない状態だったのに、斑希はあいつを守って……。私が代わりだったらよかったのに。そうすれば、あいつは……悲しんだりしなかったのに。あんな顔見なくて済んだのに。苦しい……もういや、耐えられない。


「みんなに訊きたいことがある。実は俺……ここで学園を開くことになった。そして、そこで有属性者に俺たちの知っていること、経験したこと全てを教えていきたいんだ! そのメンバーを募りたい。無理強いはしない。嫌ならはっきり断ってくれて構わない。意見を聞かせてくれ」


 月牙の真剣な表情と声。でもどこか辛そうな表情を浮かべてる。何で、どうして私に何も言わないの? 私が殺したも同然なのに……責められて当然なのに。どこまで、どこまであんたは優しいのよ……。もうこれ以上、優しくしないで。優しくすればするほど、苦しいの。胸が熱くなるの。これ以上好きに、あんたを好きにさせないでよ……。あんたが好きなのは斑希、そして斑希もあんたが好き……。そんな両想いの二人の間を割くなんて無粋な真似は私には出来ない。でも、このままじゃ本当にどんな手を使ってでもあんたを手に入れたくなってしまう。側にいられない……どこかに消えて、月牙の顔を見ないようにしないと。

 そうこうしているうちに話はどんどん進んでいた。

 癒宇は治療・回復系担当教師。葡豊は回復系アイテム合成の伝授教師。あの変態――猛辣は魔法・魔術精製担当教師。雷落はクロノスに戻って情報を月牙達の学園側に伝える内通係。光蘭は鋼鉄と修行を積むことを決めたと言っている。

 砕狼は夢鏡王国に温泉を作り上げるらしい……。温泉か、何だろう。いつもなら入りたいって気分なのに、今はそんな気分じゃない。戦いが終わって入りたかったのに……全員じゃないと意味がない。くっ、……過去に戻れたら。

 慧はトゥインクル・ギャラクシー天文台に戻るみたい。龍族竜族の二人も同様。すっかり仲良くなっているわね、あいつら。私も……もっと素直だったら月牙と仲良くなれたのかしら? でも、今更遅い……わよね。

 乱火は学園の料理長になるらしい。妖燕は生徒を案内する案内係。彪岩は体術系担当教師になるそう。砂唯はトレジャーハンター稼業をするらしい。皆目的があるのか……いいな、私は本当なら王国の王女を務めていたはずなのに……あ~あ、何でこうなっちゃったんだっけ。あれ、何だろう。視界が霞む。体が熱い……。

 風浮は故郷に帰って跡を継ぐらしい。氷雨と雪羅も故郷に帰る……。どうして、皆帰るの? 帰る場所のない私が惨めになるじゃない……。これ以上私を苦しめないで!


「私たちはどうしますか?」


「けっ、決まってらぁ。帝国に帰るに決まってんだろ!」


「じゃあ、あたしも戻るかね」


「ウチも! 暗冷くんの側近だからね」


 お姉ちゃんの言葉に暗冷が舌打ちしながら踵を返す。側近である紫音と青嵐も故郷に帰るみたい。あなた達も……なの?


「じゃあ、わたしも……」


 霧矛まで……行っちゃうの? そんな、……ま、まさか。


「それじゃあ、私も帰りますね」


 お姉ちゃん!? い、嫌だ……また離れ離れになるなんていやっ! お願い、もう私の心は壊れそうなの! 怖いの、苦しいの! 私、一人になっちゃったら何をするか分からない! ……もしかしたら、苦し紛れに好きな人を殺しちゃうかもしれない! そんなの嫌っ! お願い、お姉ちゃん気づいて!


「凛も……帰りませんか?」


 柔和な笑みを見せて私に手を伸ばしてくれる水恋お姉ちゃん。あぁ、優しいあの笑顔。救われたい……そうだ、帰るんだ。


――どこに?


 え?


――何処に帰るの? 帰る場所なんてないくせに……。いつまでも思い出に囚われるから足元を掬われる。あなたは自分で故郷を……思い出を壊したのよ。


 いや、いや!


――その上好きな人まで持っていかれる。だから殺したの? ねぇ、だから殺したんじゃないの? むしゃくしゃして言ったんじゃないの? 鎮静せし神聖の鼓動を使えば魔力がからになって使えなくなる。そうすれば無防備になって殺される確率があがる。


 そんなの……嘘よ!


――いいえ違わないわ。嬉しいんでしょ? 自分の手を汚さずに邪魔な人がいなくなった。これで思い通りになる。好きな人を独り占め出来る。


 違う、違うの! 私はただ、皆を助けたくて……それだけで。


――へぇ、そんなのが(まか)り通ると思ってるの。ふぅ~ん、惨めなのはどちらかしら? 私の方なんじゃない? だって…………殺されたんだから。あなたにっ!!


 ひっ!


――よくも私を殺してくれたわね!? 絶対に許さないわよ、凛! 絶対に……絶対にあなたの全てを奪ってやるんだから……。幸せになんて、なれないと思いなさい!!


「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


 私は思わず水恋お姉ちゃんの手を弾いてその場から逃げ出した。どこにも逃げる場所なんてないのに。多分、追いかけてきて欲しかったんだと思う。

 外は白んでいて朝日が昇り始めていた。


「ぐすっ……何でみんなには帰る場所が、あるのに……ひぐっ。私には……私には帰るところが、ない……のよぉ! うぅ~、ぐすっ! 誰か、……誰かぁ!」


 カツカツ。


 突然背後から近づいてくる足音。


――誰? 水恋お姉ちゃん? それとも、霧矛? それとも――。



ありえない可能性を思ってしまう。


「何やってんだ、お前」


「だ、駄犬……ぐすっ」


 こんな時まで私は素直になれないの? ……一言ちゃんと名前で呼べば、それでいいのに。


「それで、何で泣いてるんだ?」


「だって……みんな、帰るって――ぐす。言うからぁ」


 私は思わず月牙に抱きついてその胸の中で号泣していた。苦しかった。誰でもいい、ただ抱きしめて慰めてほしかったんだと思う。とても嬉しかった。でも、同時に慰めたのが好きな人だったために、その思いがさらに強くなってしまった。


「そうか。お前には帰るところが――」


「そうよ! ないわよっ! うくっ! どうせ、どうせあんたも……惨めだと思ってるんでしょ!?」


「そんなことない。お前は大事な仲間で、守るべき存在だ。そう約束しただろ?」


 私が(おもて)をあげると、月牙は優しくそう言ってくれた。私はたまらなくなった。とめどなく涙が溢れてくる。このまま枯れてしまうのではないかと思ってしまうほどに。


「どうして、……どうしてそんなに優しくするのよ! 私は、私はあんたの大切な人を奪ったのよ!? 私が殺したんだからっ!!」


「え? どういうことだ?」


「だってそうじゃない! 私が鎮静せし神聖の鼓動を使えなんて言わなければ、斑希は死ぬことなかったのにっ! そうすれば今頃皆で仲良く祝勝会を開いて! それから皆で戦いの疲れを癒すために温泉に入ってそれから、それから!」


「もういいっ!!」


「……え? ぐすっ!」


 本心をぶつけた。月牙に怒られたかった。一言お前のせいだ! そう言われればこの苦しみから開放されると思ったから。でも――。


ガバッ!


「お前のせい……なんかじゃないッ!! 自分を責めるな! あの時自分で判断しなかった俺が悪いんだ! 俺がさっさと片付けてればよかったんだ! お前が責任を感じる必用はない! これ以上自分を責めて心を傷つけるなッ!!」


 私は抱きしめられていた。同時に私は涙を止めていた。まるで抱きしめられたことによって何かがせき止められたような、そんな感じがした。


「……もう、わかったわ」


 やっぱりそうだ。私は、こいつが好きなんだ。だからこそ、伝えておきたい。例え不謹慎だと言われてもそう言われても一応伝えておくだけ伝えておきたかった。だから私は口を開いた。


「あ、あのね? 私……あんたのことが、その……す――」


「凛」


 突然名前を呼ばれて私は告白を遮られてしまった。何故止めるのだろう。もしかしてもう既に気づいて?


「実は俺、この王国の二代目国王になることになった」


「え……それって、どういう――」


「つまり、俺はミーミルと結婚することになったんだ」


 嘘、嘘……そんな、嘘……ウソウソウソウソウソウソウソ、嘘よっ! そんなはずない! あなたは斑希が好きなのにっ! なんで? 何でここのお姫様と結婚するの!?


「ど、どうして……」


「ごめん。やっぱそう言うよな……でもホントのことなんだ」


 何かが、何かが切れたような気がした。一気に冷めていく熱。これが失恋なのかしら。でも、さっきの苦しみは別の苦しみに変わっていた。何で、どうせなら……私と結婚してくれれば、よかったのに。そうすれば、新しい居場所が……できたのに。もう、分からなくなってきちゃった……あんたという人間が。何で、好きになったの? こんなことなら、会わなければ良かったのに……。

 心が、壊れてしまったような……気がした。


「凛?」


 私が顔を俯かせていたためだろう。月牙が声をかけてくる。


「もう、ほっといてよっ! 何よ、好きにすればいいじゃないっ!! ほっといて! もうあんたなんか私のペットなんかじゃないっ! そんなに他の女に尻尾振るならそうしなさいよ! あんたなんかこっちから捨ててあげるわ!! もう二度と私の前に姿を現さないでっ!! 消えて、私の中からいなくなって! 消えちゃいなさいよっ!! ばかぁあああっ! ……はぁ、はぁ、はぁ」


「あ、ああ。……分かった、ごめんな?」


 そう一言だけ残して月牙は踵を返して姿を消した。好きな人が、消えていく。視界から、心から消えていく。


「……ぁ、待って! お、お願い待ってっ!」


 自分で言っておいて何故引き止めるのだろう。意味のないことなのに。どうせ繰り返すのに。はぁ、バカはどっちよ……。


『やれやれ……すっかり湿っぽくなってしまっているな。浜海凛』


「え? だ、誰!?」


『居場所が欲しいのだろう? ならば妃愛と契約せよ。そうすれば其方に居場所を与える事を約束しよう』


「け、契約? 誰なの?」


『決めるのは……其方だ』


「……居場所をくれるの? そう……分かった。契約するわ。もう、辛い思いはしたくないの」


『ふふ、それでよい。妃愛と契約した其方には、もれなく不死身になれるオプションつきだ。有り難く受け取るがいい』


「……はい」


 もうどうでもいい。居場所をくれるなら、それだけで……。もう何も失いたくない。だったら最初から何も持たなければいい。好きな人なんか、作らなければいいんだ。

 そう心に暗示をかけて、私は誰か知らない人の導く光へと誘われた。去り際ふと後ろを振り返った。


「……さようなら、月牙」


 顔から一筋涙が流れた。この涙にはもしかしたら全ての思い出が詰まっていたのかもしれない。記憶、思い出、好意……いろんなものが、たったの一滴で消えた。

 これで本当によかったのかは分からない。でも、もう……引き返すことは出来ないのだ。


――▽▲▽――


 あれから凛が戻ってくることはなかった。最後に見た場所にも趣いたが、誰もいなかった。水恋と霧矛も必死に探していたが、それでも見つからなかった。もしかしたら誰かに攫われてしまったのかもしれないとも考えた。だが、俺には一つ確かなことがあった。

 あの時あいつは俺に他の女に尻尾振るならそうしろと言っていた。あの言い回し、あれだとまるで――。

 まさか、凛は俺のことが……。そう思うと、余計俺は罪悪感に苛まれ一層探索に懸命になった。

 結局朝から夜までずっと探索を続けたが、凛は見つからなかった。

 次の日、俺は朝から憂鬱でならなかった。その一方で、学園建設が進められている。だけど、俺は心のどこかで忘れられない人が、一人だけでなく二人になったことは言うまでもない……。

というわけで、凛視点がとても悲しかったですという作者の感想。

胸が苦しい、怖い。無理ないですね。まぁ、斑希に鎮静せし神聖の鼓動を使うように言ったのは確かに凛ですからね。でも、そこまで責任を感じるというのも。月牙も優しすぎますね。おかげさまで凛は攫われました。まぁ、口調とかで分かると思いますが、セブンズ・クラウンの妃愛です。

というわけで、結局凛はいなくなってしまいました。その後はまぁ、Ⅱにつながるわけです。そして、死ぬと。なんか、とても可哀想なキャラでしたね、書いてて辛かったです。救い、なかったですからね。

てなわけで、次回はエピローグです。

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