第四十話「魔豪鬼神オドゥルヴィアの覚醒」・1
「はぁ、はぁ、どうやら無事倒したようだな」
神崎妃愛は肩で息をしながら地上に降り立った。その眼前には悪臭を放つ煙が舞い上がっている。これは鬼神族デュオルグス=オビヒリンを倒して肉体が溶解して消えると同時に発生したものである。
すると、僅かな呻き声がその煙の中から聞こえてきた。慌てて妃愛は得物を構えて警戒心を強める。
「貴様、貴様だけは! 貴様だけはぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
体を左右に揺らしながら剣を構えるデュオルグス。その手は震えていた。恐らく、先程の一撃が相当効いたのだろう。後少しだ。
妃愛は黄金の疾風双剣を構えた。しかし、こちらも限界が近かった。目前の敵に向かっていた刹那――ビキッ! と足首に激痛が走り、その場に転んでしまう妃愛。
「し、しまった! 剣が……!」
慌てて剣を取ろうとする妃愛だが、既の所でデュオルグスが足によってより遠くに蹴飛ばされる。
「うくっ!」
「フフッ、甘かったな……ハァ、ハァ、神崎、妃愛……ェ。貴様の、負けだッ! 今度こそ、この手で葬って、くれようぞッ! 死ねぇぇぇいッ!!」
もう虫の息という状態なのに、その意志の強さはある意味凄かった。そのため、妃愛もその威圧感か何かでその場から動くに動けなくなっていた。体が動かない。まるで上から巨大な重石を乗せられているかのような、そんな感覚が走る。
そして、デュオルグスが得物を振り下ろした。これで、こんなところで終わるのか。妃愛はそう思った。
刹那――。
ガキィィィィィンッ!!!
突如響き渡る金属音。上を見ると、そこには白衣を身に纏う何者かの姿があった。一瞬妃愛は白衣だからレイヴォルかとも思ったが、よく見るとそれは別人だった。だが、その顔には見覚えがあり名前も聞いたことがあった。
「そ、そなたは……確か――」
「クックック、我が名はオドゥルヴィア=メティン=オルガルト……。助けにきてやったぞ、神崎妃愛」
名前を口にする前に当人がその名を口にする。そう、オドゥルヴィア。デュオルグスとバルトゥアス、最強の鬼神族と最強の魔神族との間に産まれた異物。本来ならばありえない存在。そしてその肉体は不老不死、永遠に老けず永遠に死なない体。それがオドゥルヴィアだった。デュオルグスと同じ瞳を持ち、バルトゥアスと同じ髪の毛をしたこの男。その気迫は凄まじくその手には何故か神滅剣が握られていた。
「貴様、何故それをッ!? それに、息子がなぜ我の邪魔をするッ!」
デュオルグスの言い分もごもっともだった。何故、オドゥルヴィアは父デュオルグスから妃愛を守ったのか、謎だった。だが、一つわかるのは今のオドゥルヴィアは妃愛の味方だということだった。つまり、それは――。
「やぁやぁ、随分疲れきっているようじゃないか。オルガルト……いや、デュオルグス?」
「くっ、来たか……いけ好かぬ青二才とは思っていたが、この気配。やはりそうなのか……バルトゥアス」
突然姿を現したレイヴォル=カオス=フィグニルト――の肉体を借りている最強の魔神族バルトゥアス=オヴァハラン。
最強の鬼神族と最強の魔神族は互いが天敵でずっと魔の世界――魔界にて争っていた。トップ争いは凄まじい被害を周囲に与え、そのせいで両者は天使九階級によって不意打ちにも似た方法によって封印された。だからこそ、両者はこうして運命的な再開を果たした。このような偶然は普通ならばありえないことだ。だが、それが現に起きている。まさに奇跡とも呼べる現象だった。
「ああ、そうだ。しかし相当我々は争う運命にあるらしい。そして、そのいがみ合う俺らの遺伝子を受け継いだ息子がこうして目の前にいる」
「何? わしとお前の息子……だと? ま、まさか……貴様! そうか、おかしいと思っていたのだ。その髪の毛……。瞳は我が目と同じだが、その髪の毛だけは違った。そうか、貴様の遺伝子を受け継いでそれに。クッ!! どこまで我をコケにすれば気が済むのだ貴様はッ!!!」
ワナワナと拳を震わせ今にも暴走しだしそうな勢いを見せるデュオルグス。だが、バルトゥアスは余裕たっぷりに続けた。
「だからこそ、ここで終わらせるのさ。俺たちの戦いはここで終わりなんだよ、デュオルグス」
「何ィ? 何をわけのわからんことを……。そもそも、何故オドゥルヴィアが我を裏切る! 我と貴様の子であるのならば、どちらにもつかんはずッ!!」
デュオルグスはそれが不思議でならなかった。なぜ、両者の遺伝子を受け継ぐ者が片方の片棒だけを担ぐのか。だが、それは次のバルトゥアスの一言で明らかになった。
「貴様の目は節穴か? それほど多くの目を持っているというのに……。オドゥルヴィアには首輪を付けさせてもらったのさ。案外手綱を操るのが難しくてな、この方が手っ取り早い。おかげさまで俺にだけ優位になるように洗脳してやったさ。話術は得意なんでな」
「クッ! おのれェ、バルトゥアスッ!!」
怒りが頂点に達したデュオルグスは憤怒の炎に闘士をたぎらせ、目の前の白衣の男に向かって魔力砲を放った。二、三発それをお見舞いするのだが、どれも全てオドゥルヴィアが代わりに叩き切ってしまうため、全て無意味に終わる。切られた魔力砲はその威力を失って地面にボトボトと落下した。
「くく……はははははは! 素晴らしい! さすがは我が息子……。この調子でその男を殺せッ! もうあの老いぼれ鬼蜘蛛男に用はないんでな」
「何? 貴様、まさか我を利用していたのか!?」
バルトゥアスの言い分を聞いて明らかに狼狽し始めるデュオルグス。すると、バルトゥアスはニヤッと口の端をつりあげて言った。
「ああ、そうさ。貴様は騙されやすい阿呆だからな。今まで部下をこきつかい、駒扱いしていたようだが、本当の駒は貴様の方だったようだな~クソジジイ?」
「グゥッ!! おのれ、おのれおのれおのれおのれえええええぇぇぇぇぇ!!!! 許さんッ! 殺す、殺してくれるわァァァァァァァァァ!!!」
デュオルグスはその瞳を完全に真っ赤にして飛びかかる。邪悪なオーラをその両腕に纏わせて襲いかかる。だが、そこにオドゥルヴィアが割り込みその邪魔をした。
「くっ、どけェェェ! この役立たずの操り人形がァッ!!! 貴様のような使えぬ塵芥、木っ端微塵に粉砕してくれるわァッ!!!」
そう言ってデュオルグスは一旦後ろに下がると背中に生えている八本の蜘蛛の足を伸ばした。しかし、オドゥルヴィアは瞬時にそれを躱す。しかも、足をその場から動くことなく、まるで瞬間移動しているかのように移動するのだ。
「クゥッ! 死に損ないがァァァァッ!!!! いい加減かっ消えろォォォォォォォッ!!!」
デュオルグスは両腕をクロスさせて一気に魔力を込めると、それを衝撃波にして放った。
ビュゥゥゥゥンンッ!!!
「レイヴォル……ん? バルトゥアス? どちらが正しい?」
「今の姿はレイヴォルだ。レイヴォルで構わん」
「なら、レイヴォル。これはたたっ斬っていいのか?」
「ああ、問題ない。やれ」
レイヴォルが顎でくいっと指示を出すと同時、オドゥルヴィアはその目を見開き衝撃波を睨めつけた。すると、衝撃波に向かって滅びの魔力が纏わりつき、瞬時に朽ち果て消えた。
「なっ――! その技は、我の……なぜ貴様がッ!?」
「ほぅ、どうやら認知症が始まってしまったようだな、デュオルグス? オドゥルヴィアが貴様の息子もであることを忘れたか? 遺伝子を受け継いだのだから滅びの力も持っていて不思議ではあるまい?」
その説明を聞いて、ますますデュオルグスは憤怒と憎悪に満ちた。
「貴様ァッ!! はなからそのつもりで我の遺伝子をッ!!」
「くく、貴様も若い肉体を楽しめたのだから文句はあるまい? まぁ、数千年も前に一度七人ほどの巫女で楽しんでいたようだが」
「クゥッ! それは貴様も同じことであろうッ!! クッ、この偉大なる我を! 世界を改革せんとする我の崇高なる計画の邪魔をしようとはッ!! 阿呆は貴様であろうッ!! なぜだ!? 計画には貴様も賛同していたはずだッ!! それなのに何故ッ!!」
「貴様の計画よりも俺の計画の方が成功に近いと踏んだまでのこと……。計画は成功してこそ意味がある。貴様の計画はあまりにも無謀だ。そもそもあの漆黒の門を開けようと無意味なだけだぞ? あの中にいるあれは貴様には手がつけられん」
「だからこそ、貴様らに奴隷の首輪を――」
「神族でも手綱を操れるものとそうでないものといる。その違いも分からんのか?」
嘲笑するようにデュオルグスを馬鹿にするバルトゥアス。もうデュオルグスは限界だった。体力的にも魔力的にも限界があった。だが、ここで反抗を見せなければいけない。どうにかして巻き返しを図らねばならなかった。しかし、目の前には三人の敵。その内一人は先程の激しい戦いで力尽きて気絶しているようだが、他の二人が厄介だ。特にバルトゥアスはまだその力を一度も使っていない。攻撃は全てオドゥルヴィアが行っているのだ。
すると、バルトゥアスが急に笑い出した。
「何がおかしい?」
「くく……ああ、今まで貴様と対等に戦っていた自分が馬鹿らしくてな? こんな阿呆に何故今まで手こずっていたのか自分でも理解できないと自嘲していたのだ。くく、はははははは!」
「笑うなッ!! 巫山戯おって!! こうなったら貴様も、オドゥルヴィアも我の手で殺してくれるわッ!!!」
「ほぅ、そういきがっても意味がないぞ? どうせ貴様はここで死ぬ。この神滅剣に切られてな」
「ありえんッ!! この我が死ぬなどというシナリオはどこにもないッ!!」
デュオルグスの瞳は血走っていた。呼吸も荒く、傷口からの出血が激しい。
「はぁ、仕方ない。オドゥルヴィア、相手をしてやれ。手を抜くことは必要ない。さっさと片せ」
「了解だ」
オドゥルヴィアはバルトゥアスの命令に双眸を真っ赤に染めた。
と、そこへ大勢の足音が聞こえてきた。
「デュオルグス!」
その声に聞き覚えのあったデュオルグスは疲れ果てた双眸でそちらに視線を向けた。そこには三十一人の伝説の戦士の姿があった。それを見た瞬間、軽くデュオルグスは絶望した。
――くっ、何故だ!? なぜ誰も理解できん!? この世界は間違っている! この我が最強なのだ!! 我がこの世界に君臨し、世界を改変することで全てが変わるのだ!! 我が!! 我こそが世界を……。
「貴様ら、あの砦から脱出した……のか」
「ああ、皆無傷だぜ! もう終わりだデュオルグス――ってあれ?」
そこで月牙たちは周囲を一瞥した。そこには見たことのない人物が二人ほどいた。一人は白衣を身に纏ったレイヴォルと動揺の髪の毛にデュオルグスと同様の瞳を持つ男、もう一人は黄金色に光り輝く鎧を身に纏ったミーミルによく似た顔つきの幼女。だが、その子は何故か気絶していた。
「くく、ここまで来たか伝説の戦士。しかし、ここで終わりだ。まぁ、先に終わるのはデュオルグスの方だ。貴様らには……そうだな、せいぜい観客にでもなっていてもらおうか? 邪魔はしてほしくないのでな」
そう言ってレイヴォルの体でバルトゥアスが指を鳴らした。
刹那――三十一人の伝説の戦士の頭上から円形のホールが出現して彼らを捕らえた。
「くっ! なにこれ!?」
斑希が声をあげる。その壁面を叩くがビクともしない。力自慢の砕狼、鋼鉄、彪岩が各々攻撃をしかけるもやはり意味がなかった。
「くく、無駄だと言っているのに……。そう慌てずともすぐに貴様らの相手をしてやる」
ニヤッと悪質な笑みを浮かべたレイヴォルはそのままデュオルグスの方へ体を戻した。
「さぁ、時間を食ってしまったな。始めてくれ」
「了解だ」
再び神滅剣を構えるオドゥルヴィア。それに対してデュオルグスも眉間にシワを寄せて渋面を作る。沸々と湧き上がる憤怒と憎悪。そして裏切りによる悔しさ。
「バルトゥアスッ!! 貴様の手によって作り出した人工物など、我の手にかかれば容易く破壊してくれるわッ!!」
左手に滅びの魔力を込め、右手に生み出した闇のオーラと合体させてそれを手のひらから銃弾のように打ち込む。しかし、オドゥルヴィアはそれをものの見事に鋭い洞察力と瞬発力で神滅剣を用いて切り落とした。
「クゥッ!! まだだッ!!」
デュオルグスはそう言って再び肉体を変化させた。人間の姿のまま腕が六本増え、その腕が合計八本になる。無論、その腕にはそれぞれ背部から伸びている蜘蛛の足がへばりつき、寄生していた。
「元々貴様の持っていたこの八魔剣で神滅剣を叩き折ってくれるッ!!」
「ほぅ、貴様に俺の得物が扱えるかな? それに、神滅剣を斬っていいのか? これがなければ神族から力を強奪することは不可能だぞ?」
「フンッ、貴様に渡るよりは幾分もマシだッ!!」
鼻を鳴らしてそう言い放つと、デュオルグスは身を捻ってオドゥルヴィアの持つ一本の神滅剣に向かって八魔剣を振るった。鬼神族の豪腕も重なり、凄まじい威力が剣を伝ってオドゥルヴィアに伝わる。
「うくっ! う、腕が……!」
あまりにもの衝撃と重量に腕がしびれてしまい、麻痺した手から神滅剣が落ちた。地面にカランカランと音を立てて横たわる神滅剣。それを見たデュオルグスは好機とばかりにそれに手を伸ばす。が――。
パンッ!
「クッ! バルトゥアス!!」
「おっと失敬? 思わず手が滑ってしまった。許せ? くく……」
わざとらしい顔をして口の端を吊り上げ、拳銃をクルクルと回転させるバルトゥアス。その態度は完全にデュオルグスを舐めきっていた。それによりさらに八魔剣を握る握力が強くなる。
「うがぁぁあああああああああ!!! 死ねェッ!!」
身を屈め、猛スピードでバルトゥアスに肉薄するデュオルグス。しかし、相変わらず目の前の白衣男は余裕綽々の態度を取り続けている。
デュオルグスはますます気に入らなかった。そして、そのまま八魔剣を横薙ぎにするが――。
ドゴォンッ!!
「グホォッ!!?」
デュオルグスは気づくと地面に顔面をこすりつけていた。何が起こったのか理解できずに疑問符が頭上に浮かぶ。面を上げると、目の前にはオドゥルヴィアの足があった。
「レイヴォルに手を出すな……塵芥が」
同じ台詞を息子に吐き捨てられ、デュオルグスは目を見開き放心状態に陥る。しかし、それだけでは済まなかった。今度はバルトゥアスが口を開いた。
「聞いたぞ、デュオルグス……。貴様、神族を五人以上そこの神滅剣で屠ったそうじゃないか。楽しかったか? 何でもメリアとかいう水の妖精に至っては腕をもぎとったそうだが……。そうだ、オドゥルヴィア。これも学習の一環だ。実際にやってみよう、実技だ」
「き、貴様……何を言って――」
「くく……よく言うだろう、デュオルグス。人は人の痛みを知らねばいつまでも同じことを繰り返す……とな。だから貴様に教育を施してやるんだ。息子のオドゥルヴィアがな」
「我が?」
「ああ、そうだ。ダメな父親に説教してやるつもりでやれ」
不思議そうな顔をするオドゥルヴィアに対して、バルトゥアスの表情は明らかにニヤついていた。楽しみで仕方がないのだ。二つの遺伝子を受け継いでいるとはいえ、その片割れの父親の腕をもぎ取る。しかも、八本も。こんなに愉快な余興はないとバルトゥアスは思った。
そして、それが今から行われる。ワクワクが止まらなかった。
「さぁ、早く!」
高揚感がどんどん昂ぶり、なかなか行動に出ないオドゥルヴィアに痺れを切らしてバルトゥアスが急かす。
「や、やめろ! 早まるなオドゥルヴィア! 我は貴様の実の父親なのだぞ!?」
「ダメな父親には教育が必要……か。確かにその通りだ。悪い者には仕置を」
「や、やめろッ! やめ――」
ブチブチブチッ!!!
「ぎゃぁあああああああああ!!! がっ、あぁッ!! う、腕がァアァアアァァァ!!!」
背中をオドゥルヴィアの片足が押さえつけ、両手で八本の内の一本の腕をもぎ取られる。その激痛にデュオルグスは真っ赤な血を周囲に撒き散らしながら絶叫をあげた。だが、その快感に新たな扉を開いてしまったのだろう。オドゥルヴィアは嬉々としてその行為を続けた。その隣でそれを眺望しているバルトゥアスもその笑みを崩さない。
二本目、三本目……と次々にグロテスクな効果音と愉快な笑い声と悲痛な絶叫が響き渡り、それを観客として見ていた伝説の戦士は唖然として言葉を失っていた。無論、刺激が強すぎるので幼い戦士には目と耳を塞いで見せないようにしていたが。
そして惨劇は終わり、デュオルグスの八本の腕は失われ、残ったのはボロボロの血まみれになっている老いた老人の哀れな姿だけとなった。鎧にも亀裂が入ってほぼ防御力を果たしておらず、顔も怪物に変化した際に失われてその醜い素顔を晒していた。紅蓮の双眸も焦点があっておらず、呼吸もままなっていない。まさに、瀕死状態に近い状態だった。
だが、本当の惨劇はここからだった。
「どうだ? これがメリアの味わった痛みだ。分かったか? だが、これでは終わらんぞデュオルグス。貴様には最期の仕事をしてもらう」
「さ、最後……だと?」
「違う違う、最後ではない。――最期だ」
そう言ってデュオルグスの顔面に向かって何かが突きつけられた。それは神滅剣の剣先だった。不気味に妖しく光り輝くその刀身は、見るからに鋭く切れ味抜群であることは実際に使ったことのあるデュオルグスならばよく理解できた。
というわけで、お待たせしました。学校が始まったので更新が少々遅れてしまいました。今回は四部構成でお送りします。ようやく伝説の戦士も絡んできましたが、いやはやオドゥルヴィアはⅢでも強かったですが、産まれたばかりのⅣも強いですね。そして、全ての計画がバルトゥアスの手のひらの上だったということを知り、放心状態に陥るデュオルグス。そりゃそうでしょう。さらには、メリアにしたことと同じことをオドゥルヴィアにやられてしまいます。まぁ、これがホントの罰ということですかね。
二部めくらいから恐らくオドゥルヴィアがさらに暴走しだすかと。