大好きなお兄ちゃんへ。
初めての投稿で大変拙く読みにくい文章ですが、読んでご意見いただけたら幸いです。
私、長岡愛奈は近所に住むお兄ちゃんが今も大好きです。
また冗談と思ったでしょ?本気だもん。
大学2年生の2つ歳上のお兄ちゃん。正直顔は別にかっこ良いって訳じゃないよね。
身長は175センチぐらいで軽くメタボ。服装は常にジャージにTシャツ。会話中、1分に1回は必ず噛む。
それに夜中、近所の道路で酔っ払ってうつ伏せに倒れているお兄ちゃんを塾帰りに見つけてよく介抱してたよね。さすがにピクピク痙攣してた時は焦ったけど。
あと、お兄ちゃんのお姉さんがお兄ちゃんのことを、すぐに誰かを好きになって告白するも、1日以内にフラれてしまうって言ってたけど…多分本当だよね。
…こんなダメなやつのどこがいいんだ…って自分でも思うよ。(ダメって言ってごめんね)
でも、近所のお兄さん、お姉さん達の中でも昔から(しぶしぶながらも)一番遊んでくれることを知ってる。いくら年下の私達がからかっても、本気で怒ったりしなかった。
勉強も教えてくれてたっけ…文系科目以外。英語なんて高3の私の方が出来ると思うね。でも数学、物理は助かった。嫌いな科目だったし。
私が悩み事を抱えて悶々としているときはすぐに気づいて相談に乗ってくれたね。
話それちゃったけど、そんなお兄ちゃんがずーっと大好きだった。毎回かなりお兄ちゃんをなめた発言をしてたけど、本当だよ?
じゃなきゃ、バレンタインで毎年チョコレートあげないって。
…バレンタインの日に毎年捨て犬みたいな顔してるから、ついついしょうがないって思ってあげちゃうんだけどね…。
あぁ、でもバレンタインの日に一回告白してフラれたこともあったっけ。
「ごめん。妹のようにしか見えない」
って言われた時は『やっぱりなぁー 』って思ったよ。私の自身もお兄ちゃんのタイプの容姿じゃないし、前にお兄ちゃんが友達に「長岡は妹みたいな存在」って言ってたの聞いちゃったことあったしね。
でも告白した後つらそうにその私をフる言葉を紡ぐお兄ちゃんの表情がなんか面白くて内心笑ってました。ごめんね。
告白した私の方も、告白して上手くいったとしてもいかなかったとしても関係変わるのは怖かったんだよね。フラれたけど告白前と変わらず接してくれてほっとしたんだよ。なんか矛盾してるけど。
お兄ちゃんにはずーっと私のお兄ちゃんでいて欲しかったんだ。多分ね。
でもさすがに悔しくて、お兄ちゃんの友達の多くにフラれたって言いふらしちゃった。みんな「仇打ってあげる」とか「最低だね。今度潰しとくよ。」って言ってくれたけど、お兄ちゃん大丈夫だったかな?
さて、今お兄ちゃんはどうしてる?
実は私、今病室内でこの文を打ってるの。驚いたかな?
本当は手紙書きたかったんだけど、手が震えて上手く書けないんだよ。ごめんね。
脳の中に腫瘍が出来てるらしいんだよ。手術しないと助からないんだって。でも成功率はかなり低いらしくてね…。
お兄ちゃんがこの文を見る頃にはもう手術室にいると思う。
もしかするとこっちの世界に帰ってこれないかもしれない。だからこの文を書いたの。もうそろそろ頭痛くて文字を打つの限界みたい。
お兄ちゃんのこと大好きだったよ。
今までありがと。
行ってきます。
長岡愛奈
P.S:もし、手術が成功したら、お兄ちゃんが行ってる大学の学祭、連れてって欲しいなぁ
初めての投稿で拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
この作品は実は少しリアルな部分もあります。しかしそうでない部分もあります。それは読者の想像にお任せします。
さて「お兄ちゃん」は気付いてくれるかな?笑




