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00 追憶~出会い~

予告通り(2012-04-05付けの活動報告の)投稿です。


タイトルやあらすじが仮設定状態なので中途半端な感じがしますが、そこは・・・まあ、その内ということで。




台詞に平仮名が多いのは(特に前半顕著です)、仕様です。幼いということを強調するためですので、読みづらいのは我慢してください。

少年と精霊の少女が初めて出会ったのは、少年が5歳の時だった。その少女の背には、空想上の悪魔が持つ翼によく似たものがあった。



「あなたは・・・わたしに・・・なにをするつもりなの・・・?」

「え・・・?」

「わたしを・・・しぬまでどうぐとしてつかうつもりなの・・・?」

「そんなことしないよ?」



少年は自分のしたいことを正直に告げる。が、少女は彼を敵意の籠った眼で睨む。



「・・・うそ。わたしのなかまはそうしてだまされて・・・みんなつかまった・・・あなたもそうするつもりでしょ・・・?」

「・・・たしかにみんな、せいれいをどうぐだっておもってるけど・・・ぼくはぜったい、そんなことおもってない。ぼくは・・・けがだらけのきみをなおしてあげたいだけなんだ」



精霊の少女はなおも敵意の籠る目で睨むが、少年が何もしないのを理解すると敵意だけは持たなくなった。



「・・・しんじてあげるけど・・・もしうらぎったりしたら・・・にげるから」

「ぜったいにつかまえたりしない。なおったらかえってもいいから」



少年が差し出した手を、掴む少女。



































少年の両親は少女が精霊だということに最初は驚いたものの、すぐに理解を示し、捕まえることも道具として使うこともせず、一人の娘のように面倒を見た。


少年も少女の傷が癒えるまで、つきっきりで看病をした。


そんな暖かさを持った家庭・人間に、少女は次第に惹かれ、いつしかその家庭の一員として過ごしていた。そして少年にはべったりという言葉が似合うほど懐いていた。






































しかし、そんな日常は長くは続かなかった。



































戦争が始まった。その戦火は次第に少年が暮らす街に近づき、少年は避難することになってしまったのだ。少女が元々住んでいた精霊の森から近かったからこそ家族の一員のように暮らせていたが、避難の先は精霊の森から遥か西に位置する所。


とても少女が生きていられる場所ではなかったのだ。



「やっぱり・・・いっちゃうの・・・?」

「・・・ごめんね。本当ならいっしょにいたいけど、ここからにげないといけなくなっちゃったから」

「・・・やだよ・・・ひとりにしないでぇ・・・いかないでぇ・・・」



離れたくない、行ってほしくないとぐずる少女。少年はそんな彼女に言った。



「今のぼくは、きみをまもれないかもしれないんだ。きみをまもれるようになったら・・・そのとき、また会いに・・・ううん、むかえにいくね」

「・・・ほんと・・・?」

「うん。ぜったいにむかえにいく。だから・・・まっててね、リリティア」

「うん・・・うん・・・!ぜったい、ぜったいむかえにきて!わたし、ずっとまってるから!!」



























「絶対」という言葉を用いて少年は少女と約束を交わした。そして少女は森に残り、少年を待ち続ける。少年は、少女と交わした約束を果たす為に一時の別れを迎えた。



この時、少年は7歳、少女も7歳。





































少年がこの地を再び踏むのは、その別れから8年経ってからだった・・・

次回から始まります。なんというか・・・とりあえず言います、十中八九



「8年で何があった」



等と書かれそうな気がします。




感想等、お待ちしております。

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