森の洋館~大切なお話はティータイムに~
心に傷を負った女性、沢井エリナは記憶が曖昧なまま気が付くと、誰もいない見知らぬ街に一人立ち尽くしていた。街の反対側に見かけた森の大きな洋館に辿り着くやいなや、突如ティータイムに参加することになる。
執事服をきたクマの準備のもと、二足歩行ネコのタマラ、シャルロッテという貴族風の少女、ラウラと名乗る不思議な女性。
彼らとテーブルを囲み、お茶を嗜みながら、それぞれの視点から見た、それぞれの世界について話を聞くことになる。
洋館に滞在することになったエリナは、日々かわるがわるやってくる訪問者たちとの交流を通し、彼らの語る、全く知らなかった職業、価値観、存在、世界にふれる。
また、エリナ以外にも何度も洋館を訪問する者たちがおり、エリナは彼らと友人関係となる。時間をかけた交流を通し、それぞれが「自分」を強く意識しはじめ、しだいに関係性にも変化があらわれはじめる。
そのうちの一人、カルロと会話を重ねるにつれて関係を深める中で、エリナはやがてこの洋館の世界、自分たちに関する真実に気がつく。
「森の洋館」
ここはいったいどういう場所なのか。
そして「自分」とは、
この「世界」とは、いったい何なのだろうか。
カップを片手に、好きなものをいただこう。
世界には、いろんなお茶の楽しみ方がある。
今日のあなたとの出会い、あなたとの話し合いの中に
私の真実へのカギは眠っているのかもしれない。
目覚めた世界
2024/07/02 20:30
(改)
エリナとくま執事
2024/07/03 20:53
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ラウラのダージリン
2024/07/04 20:20
(改)
新しい友人とクリームティー
2024/07/05 20:09
(改)
タマラと世界の見え方
2024/07/06 14:54
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迷子の友人のお話
2024/07/08 17:00
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カッフェと郷愁
2024/07/09 21:04
(改)
シャルロッテの考え
2024/07/10 19:00
(改)
待ち時間のしゅわしゅわベリー
2024/07/11 20:12
(改)
マリーサとグアダルーペ
2024/07/13 17:54
(改)
ひとりとだれかと
2024/07/14 23:57
(改)
アンゲリカとバラの花
2024/07/16 20:10
(改)
親切とアフタヌーンティー
2024/07/18 12:03
(改)
二回目はミントティー
2024/07/19 18:52
(改)
ミラの来訪
2024/08/01 23:07
(改)
想像力と創造力
2024/08/02 22:55
(改)
知らないこと、知ること
2024/08/03 11:01
(改)
罪悪感とフィーカ
2024/08/03 22:54
(改)
森の妖精
2024/08/05 20:15
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湖の宝物
2024/08/06 22:55
(改)
精霊様の石
2024/08/07 18:30
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アンナとシャルロッテ
2024/08/23 21:52
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アンナ
2024/08/25 10:00
(改)
ももか
2024/08/30 15:08
(改)
シャルロッテの行方
2024/08/30 19:48
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この場所の真実
2024/11/06 06:02
(改)
マリーサ
2024/11/06 06:26
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それぞれの来た道
2024/11/06 06:47
(改)
それぞれの行く道
2024/11/07 00:10
(改)
エリナの半生①
2024/12/31 03:21
エリナの半生②
2024/12/31 04:09
洋館の主のもとへ
2024/12/31 04:42
サモワールと最後のお茶会
2024/12/31 05:04
アンゲリカ
2024/12/31 05:35
エリナの往く道
2025/01/11 23:19
妖精の宝物と湖
2025/01/11 23:35
つながるもの
2025/01/11 23:45
想いのあとさき
2025/01/11 23:51
カルロとエリナ
2025/01/11 23:55
懐かしい世界
2025/01/11 23:55
ラウラ
2025/01/11 23:59
(改)
みちびきの星
2025/01/11 23:59