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胡桃の想いは燐音
玄関先には生徒会長の里緒菜と副会長の燐音の姿があった。竜紀は里緒菜とは目をそらし、振り向こうとせずに避けていた。一方、胡桃は燐音に抱きつきながら呟いた。
「燐!仕事人間でムカつくけど。そのままの燐でいて!離れたりしないで」
「大丈夫!呉羽とは何の関係ないよ!胡桃を独り占めして側にいるぜ」
燐音は抱き締めながら胡桃の想いに答えた。
兄弟でも性格は違っていたのは、クールに見えてしっかり者で意外と短期で胡桃だけには積極的に話しかけるのが竜紀。誰にでも対して優しくチャラくてモテ男でお調子者が兄の燐音。
すると竜紀が里緒菜に対して口を開いた。
「リオナ!置き手紙通りだから!激しい束縛は許せなくから考えさせてよ。俺と距離置いてよ!ごめん」
「竜紀君!わかったわ。竜紀君が私のもとへ必ずくるって信じて待ってるね」
竜紀と里緒菜についてはお互い気まずいムードになっており、しばらく二人は距離を置くことになった。
竜紀は暫くの間、里緒菜から距離を置くことに。
進藤兄弟にとって胡桃は大切な存在でもあるようだ。竜紀にとっては胡桃の存在が大きいようだ。