3:道話
今は光夜ノ森に向かう途中の話
「なぁアベル…お前って結局何者なんだ?」
「ん?魔人王だが?」
「いやうんそうなんだけど、そうじゃなくて、なんと言いますか…まず魔人ってなんだ?」
「人間の超越した姿だろうな…俺も元は人間……だと思うぞ…」
「だからなんでそんな適当なんだよ、しかも自分のことだぞ」
「そんなこと言われてもなぁ…もう何年も前の話だぞ?いちいち覚えとらんわ」
「あ、そう…(こいついったい何歳なんだろうか……)」
「では次はユルグに聞くとしよう…小僧は何者だ?」
「小さな村に住んでたごく普通の一般人…以上」
「会話を続けるとゆうことをしないのか小僧は…」
「お前だけには言われたくないな」
「では次にヨノモリの管理人とは何者だ?」
「普通の女性だ…コツネさんってゆう人…」
「ほぅ?普通…それは本当か?」
「どゆこと?」
「少し聞いたことがある話があってな?どこの森かは詳しくは知らないのだが狐火がよく出る森があると聞いてな…王がいるのではないかと思ってな…」
「狐火?んー確かに火のような灯りはあるけどそれが狐火かどうかなんて分からない、その王だとしたらなんの王なんだよ」
「妖狐王だろうな…要するに狐の王だな」
「狐……」
「ん?どうかしたか?」
「いや別に…あ、あの森だ…」
どうやら話している間に光夜ノ森に着いたようだ
「迷いそうな森だな…」
「大丈夫、さっきもゆったけど火のような灯りがあるからそれを辿れば家があるから…」
入口から火のような灯りが奥に続いていた
「んーこれ狐火ではないか?」
「だとしたら昔からこれあるぞ…まさか…いやでもなぁ…」
「どうした?また何か悩み事か?」
「なんでもない…行こう…」
森へ入ろうとした時奥から人影が歩いてくるのが見えた。
「ん?誰だアレは…」
「ん???おやおや、このような所に子供が1人、子供が来るようなところ出ないぞ」
喋りながら歩いてくるのは蝶の羽を背中に身につけている男だった
「なんだ、あんた…」
「なんだとはなんだ、まぁいい、初めまして、私はオベイロン、そして子供であろうとこの森はもうすぐ私の所有物…容赦なく潰させて頂こう!!」
「(こいつ妖精王だな…気おつけろ幸い俺の事を知らない、不意をつき仕留めろ)」
「(んな事できるかぁ)」
どうもヲルカです。この王魂が読まれているのか定かでは無いのでますがまた書いてます。もし読んでいる方がいるんだとしたら感想欲しかったりします。(アンチコメは私に聞くので書いては欲しくないのですが)見てくれているとゆう保証が欲しいだけなのですが何卒よろしくお願いします。