2:魂
「いいか?この世界は英雄王がいた…数百年前にな…それでお前は素質がある…英雄王になる素質が…」
「…は?…仮に素質があるとしてどうなるんだよそれ…」
「英雄王の魂を作り飲み込む…それだけだ…」
「作る?作るってどうやって…」
「他の魂を喰らえば作れるんじゃないか?100個ぐらい…」
「なんでそんな適当なんだよ…」
「俺も詳しくは知らないからな…」
「はぁ、じゃぁ素質って?」
「王の魂は1人2個まで食える…がお前はどうやら上限がないらしいな…」
「それでお前の理論だと素質があると…アホかな?」
「だが、お前はまだ俺を扱えない…力が足りないからな…そこでだ左腕だけ俺の力を使えるようにしてやる、それ以上するとお前が死んでしまうからな」
「え?戦うことになるの確定なの?」
「そりゃそうだろう…魂の持ち主は死んでしまうとその魂は分離し奪われるからな…」
「嘘だろ…」
「安心しろ…いざとなればお前の体を乗っ取る…戻した時にしばらく気絶するだろうがな…」
「あ、そう…」
「所で小僧名は?」
「ん?あぁ言ってなかったな俺はユルグだ…あんたは…魔人王だっけか…」
「アベルだ…よろしく頼むよ…」
「さてとまずは魂について知りたいから光夜ノ森にでも行ってみるか…」
「コウヨノモリ?なんだそれは…」
「俺がお世話になってた人が管理してる森だ…図書館的なのもあるからなにか得られるかもしれないと思ってな…」
「なるほどな、でわ向かうとしようでわないか」
「アベルの性格未だに分からないんだけど…」
こうして彼らは光夜ノ森に向かうのであった…
どうもヲルカです。会話だけで終わってしまいました第2話…ですが私疲れるのが早いのでここいらで切り上げます。失礼いたします