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⑺『残像の行く先』ー類推ー

⑺『残像の行く先』ー類推ー



破滅地というものが、在ったとしたならば、自己は其処へは赴かないだろう。自分は安息地で、悠々と生き延びたい。しかし、視覚が異常を来し始めてから、何から自分は、Heart-Shaped Boxの中に、閉じ込められた様で、悪足掻きを始めたような、脳内だ。



所謂、良識の位相に、我々は困ると、途端に、自己が何たるかを、まざまざと、現実から突き付けられる。俺は何だ、という意味の不可視的付加価値を、探索することになる。闇と光、これ以上、人間は何を望めば、意味が足りるのだろうか、という疑問符が脳を打つ。



残像は、やはり、安息地にあった様だ。何から始めようという、期待感が、自己の脳内で響く。この残響は、決して雑音ではない。我々は、未知を知ったのである、我々に与えられたものは、有意義な、音覚的残像なのだと、我々が知る時まで。

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