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⑹『残像の行く先』ー類推ー

⑹『残像の行く先』ー類推ー



俺は俺である、という一つの命題があったとして、例えば空を飛ぶ飛行機の行方を知らずに、雲を眺める様な安心の中、ただ、佇む自己は、残像の様である。どこにも行けないくらいに、光に惹かれて、類推する心は、どうやら病魔に掛かった様だ。



死にたいくらいの夜があったとしても、自分は自分の一生を、自分の手で守る。それは、恐らく、自己ではなく、自己を思う誰かの為である。残像に怯えることなく、光を保有するこの手は、自在に人生と言うものを、切り開いて行くだろう。



ペテン師の巧妙に負けても、負けた自分が悪い訳ではない。「I hope...」という、ため息が、自分を殺してしまわぬ様に、生命を手繰り寄せる、闇の在り処が、退屈に飽きた自己を、目の前の会話に戻す、勇気を、天から授かるだろうことは、言わずもがな、である。

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