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お嬢様の執事  作者: 天然ソーダ水
学園編
25/58

決闘?

 相手の男の子の制服を見るに学園は2つ上。初見の相手に鑑定を使うのはバレたときに失礼になるので控えていたのだが今回はお嬢様に敵対したので遠慮なく使わせてもらう。

 名前はムルス・エルシェ。第三皇子で継承権第4位の人じゃないですか!?(ホリクス・エルシェのホリクスは王と王女のみ)

 ああ、王子様にまで睨まれてる。正面の女騎士といい大丈夫かこの国。


「では、私が審判をさせてもらう。初め!!」


 あの人はお嬢様の担任だったかな?止めてくださいよ……顔覚えたからな?

 なんて考えているうちに既に相手は振りかぶっていた。

 左上からの袈裟(けさ)斬り。

 一歩引いて剣の間合いから出る。剣が通り過ぎる時に外側から内側に巻き込む様にこちらの剣を当て、一気に巻き上げる!ついでに気配感知で周囲の確認。人のいないところに落ちるように上に剣を弾き飛ばす。

 おもわずたたらを踏んだ女騎士の左胸の鎧にコツンと剣先をあてこちらの勝ちを示してから審判を見る。おいこら、ボサッとするな。審判しろ。イラッと来たので少し殺気を向ける。


「しょ、勝者!サヴァテリア家執事!!」


 楽に終わってよかった。




「納得いかない!三回勝負だ!」

「いいわよ!」


 また戦うらしい。くっ、さっさと会場から出ておけばよかった。


「私の執事は最強だもの!」


 よっしゃ、頑張ろう。審判さんさっさとしろ、ハリーハリーハリー!


「では、はじめ!」


 号令と主に大きく踏み出す。距離は5m程度だ。いまのステータスなら十分届く。

 踏み出した右足に体重を乗せつつ右手に持った剣をフェンシングの要領で刺しこむ。

 狙いは甲冑と兜の隙間、体勢を低くして下から突き入れたことで綺麗に隙間に入った。もちろん寸止めだ。さきほどのカウンターを警戒していた女騎士は一歩も動けないまま再び敗北した。



「さ、三本勝負だ!」

「いいわよ!」


 もうやめて?こっちよりも向こうの女騎士さんのメンタルが心配だよ?


「うおおおおおお!!」


 男らしい声を上げながら甲冑の騎士が迫る。が、半歩下がったあとタイミングを読んで半身をズラして横を通り過ぎるよう仕向ける。勢いに乗ったまま通り過ぎる時に小手と兜を剣の()()で撃つ。


「勝負あり!!」

「くっそおおおおおおお!?」


 王子がめっちゃ怒っている。騎士さんはorzみたいな体勢になって落ち込んでるし、お嬢様はドヤ顔だし



 どうすんだコレ




==================



 とりあえずお嬢様を正座させつつお館様に手紙を書く。素早い情報の伝達は転移持ちの特権だからな。


「しつじ~、足しびれた~~」

(無視)


 かわいそうだが煽ったお嬢様も悪い。相手は勧誘していただけだからな。悪いことはやってないんだよ……


「では、とりあえず執事長に手紙を渡してくるのでそれまで楽にしていていいですよ」

「そのまま話してくればよくない?」

「順序があるんですよ。順序が」


~~~~


「とりあえず今後は注意することを条件におとがめなしだそうです」

「ヤッター!!」



 それから数カ月後、このころになるとある程度グループも決まってきてお嬢様と常に一緒にいるメンバーも同じ人になってきていた。


 そのお嬢様と一緒に三人がいまティータイムをしている。


「あいかわらず執事のお茶はおいしいね」

「ありがとうございます」

「お、おいしいとおもいます」

「カンナさんもありがとうございます」


 少し赤い顔で感想を言ってくる単眼少女。他の人がキャーと言ってるが無視だムシ。お嬢様も複雑そうな顔しない。


「そうだ!今日はパジャマパーティしましょう。

 執事はどこか行っててね!あ、お菓子だけ準備しておいて!」


「かしこまりました」



 男は邪魔らしい。さて、急に夜の予定が空いたけどどうしようか。

袈裟斬りなのか逆袈裟なのか。とりあえず袈裟斬りにしてます。

お嬢様メンバーは前話の後書きにてちょっと書いてあります。

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