人生しんどい奴は一度教会に行ってみろ騙されたと思って
キリスト教教会の礼拝に参加した時の思い出です。
結論だけ言うと、いってよかったって感じ。
少し前の話で、俺が失恋した時の話だ。
大学生の頃の話。
生きてりゃ死にたくなることはたくさんあるだろうから中高生は覚えておいた方がいい。
なろう読んでるやつでイケイケリア充人生ハッピーなヤツなんていないだろうし。
俺はとにかく悲しかった。
もう生きててもしょうがないと思った。
冬だった。
寒かった。
俺はもう神様に頼るしかないと思った。
キリスト教の教会だった。
日曜礼拝に参加した。
はじめての参加では名前を書くだけでよかった。
教会の中は暖房が効いていて暖かかった。
初顔合わせをしたおじさんおばさんが「来てくれてありがとう」と言ってくれた。
子供たちはやや怯えやや興味があるようにおれを見ていた(様な気がする)。
ちなみに同い年程度のやつはいなかった。
小さい子供とその両親、あと近所のおじさんおばさんたち。
讃美歌を聞いた。讃美歌をうたった。聖書は貸してくれた。
Fateのエセ神父になったような気持だった。
教会は毎回集金をしている。調べてみると給料の一割を入れるみたいな感じだった。
別に払う必要はないとも言っていたので、10円だけ入れた。
なんだか敬虔なキリスト信者になったような気持ちで、新しい居場所ができたと思った。
礼拝の日は早めに教会に行き、聖書を読んでいた。
内容は忘れた。
シスターと恋愛関係になるのもいいな、なんて下心もあった。シスターがいないタイプのキリスト教の教会だと話を聞いた。残念。
若いというのは魅力になる。
何度か通っているうちに神学を学んでいる大学生とラインを交換した。
ちなみに一度も送っていない。
それから一か月くらいすると、気持ちもだいぶ持ち直してきて、週末の朝を礼拝に使うのは時間がもったいないと思うようになった。
キリスト教信者というかっこいい肩書は捨てて、日常に戻った。
という出来事があった。
まあ、なんというか、世の中世知辛いのじゃ~~ってなったとき、どうしようもないとき、
一度礼拝に参加してみてはいかが?という話でした。終わり。
作者はあやしい勧誘をするおばさんじゃないし
聖書を持って駅前に立ったりもしていません