プロローグ
「全軍突撃だ!あいつらの横っ腹を食い破るぞ!」
「「「「「ワアアアア」」」」」
「急報です!我が隊の横から急襲、突破されています!このままだと隊長の首が取られてしまいます。急ぎ撤退の指示を!」
「誰の軍だ。いやこの勢いの軍などわかりきったことか。英雄ボイル・プラトニス奴以外ありえん」
「敵将だ!このまま首を獲るぞ!」
「ボイルに続け!ボイルお前の邪魔はこの私が絶対にさせない。あいつの首を取ってこい!」
あ〜俺何やってんだろ。こんなはずじゃなかったのに。絶対やめてやるこんな仕事。大体なんだよ英雄ボイルって俺ただ突っ込んでただけだぞ?
はぁ〜まあこの戦争で死んだ奴も山ほどいるんだ。あいつらへの手向として首の一つくらいは持ってくか。
「悪いな。俺も仕事なんだ」
「ハッ我とて武人だ。はなから覚悟はできとるわ。タダで死ぬ気はないがな!」
その刹那 ガンッという鋭利な金属が擦れ合う音がする。
「ほんと嫌になるな」
「お互い様だ」
もうほんとなんでこんなことになってるんだろ。
軍人辞めようとしてもあいつらがやめさせてくれねえし、最近のあいつらなんか湿っぽいんだよな。この世界では普通の仕事について、普通の嫁もらって、普通の子供と普通の家族で暮らしたかったのに。どこで間違えたんだろうな〜多すぎてわからねえや。
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