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七色ヒカリ

作者: 藤乃花

花火もう、何年もしていません

夏の楽しみの一つ、何といっても花火でした。


『でした』というのは、今はマンションでの独り暮らし、兄妹おらず、のソロライフをおくっている事から、過去形にしていているわけです。


小学生時代は自宅に裏庭があって、そこで花火を楽しんでいました。


狭い庭でしたので、手持ち花火が主流でした。


色とりどりの火花が放たれ、そこから火薬の匂いがし、なんとも言えない時間を楽しんでおりました。


種類ごとに少しずつ色が違っていて、火花の放たれ方も音も個性が溢れておりました。


まるで人間のようです。


謙虚な手持ち花火から、弾けたネズミ花火までそれぞれ存在を主張しています。


色んな花火がありますが、私と相性がピッタリ合うのは、二色の手持ち花火でしょうか?


緑と赤が混ざり合うシンプルな花火は、一番手にしやすかったです。


擬人化すれば、良い具合に仲良くなれそうです。


あの日の記憶は淡い七色となって、私の記憶に生き続いていきます。













今では花火大会の打ち上げ花火を見る側となりました

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