ゴブリンでも分かる?魔法学基礎③
ゴブリンでも分かる?魔法学基礎③です。
ここでは魔法の歴史について解説します。境界事変とか、その辺の話です。
Ⅰ.魔法に関連する大まかな歴史(人間界)
魔法が世界で確認されてから、すでに50年もの時が経っている。その歴史の流れの中における、主要な事件を時系列順に解説する。
■魔界解放(A.D.2025)
現在から50年前、ヨーロッパ地域の上空に、巨大な『異空境界』が出現する。そこから現れた異形の生物は、正しくモンスターといった風貌をしており、その事実は世界の人々を混乱に陥れた。
魔法の存在が、ここで発見された。
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・始めての魔族討伐(A.D.2031)
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・魔界からの古文書による、世界共通の魔族等級〔低級〜上級〕が策定される。(A.D.2036)
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■超級を初観測(A.D.2046)
中華人民共和国の都市、合肥において、超級を観測。討伐はしたが、100万人規模の犠牲者を出した。
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・魔族等級改定〔低級〜超級〕(A.D.2047)
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・波打凜花が超級の単独討伐に成功。(A.D.2055)
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・EU諸国において、市街地での魔法使用が厳しく禁じられる。(A.D.2058・1/25)
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■境界事変(A.D.2065)
今までは出現することがあまりなかった『境界』が、世界各地に同時多発的に出現する。そこで観測された魔物の数は、
低級:測定不能(推定5億体以上)
中級:測定不能(推定700万体以上)
上級:測定不能(推定90万体以上)
超級:2430体
災害級:182体・内、魔王クラス19体
なんとか自然に収束したが、世界各地、特に日本国に甚大な被害をもたらし、世界人口の半分ほどが死滅する事態となった。
なお、この境界事変によって、魔王の攻撃と七年前の地震の影響で、日本周辺の地形が急激に変化、国の滅亡はギリギリで防げたものの、集中砲火された東京は首都機能を失った。が、諸外国からの援助をもとに、日本を復興、行政区分なども一新し、新しく平都市(旧仙台市付近)を首都に定めた。
ここから、世界各地の『境界』出現数は増加した。
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・魔族等級改定〔低級〜災害級・魔王・大魔王〕(A.D.2068)
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・日本の中学校、高校に魔法科の授業が設置される・平都大学に魔法学部が設置される。(A.D.2070)
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現在(A.D.2075)《本編》
Ⅱ.魔法に関連する大まかな歴史(魔界)
■魔法の発見(950万年前?)
この時点で謎の超古代文明が存在していたと言われている。占いなどが主となって生まれたとされるが、文献不足のため、詳細は不明。
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・属性魔法などの原型が完成したと言われる。(680万年前?)
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・『神降文明』の現存する最古の記録。(350万年前)
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■『救世の賢者の記録』の予想記述開始時期(260万年前)《外伝:神降文明 救世の賢者の記録》
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・一万年戦争開始(120万年前)
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・魔法最盛期。実に10万体以上の魔王が居たと言われる。(100万年前〜)
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■世界分裂(40万年前)
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・大陸唯一の現代まで続く人間の王国、『マルタン王国』が建国される。(人間界B.C.5200)
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■魔界解放(A.D.2025)
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■境界事変(A.D.2065)
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・現在(A.D.2075)《i章》
Ⅲ.主要データーベース
・全世界の観測記録
・『救世の賢者の記録』
現在の時点で、唯一全体が現存する神降文明の歴史書。
人間界に流れ着いたものは最近の写本であり、更に魔法的なプロテクトがかけられていたため、極めて良好な状態で保存されている。
神降文明の盛衰が、クラディアの目線から綴られており、その頃の逸話や伝説も記載されている。
魔法学基礎は、これで終了です。本編でも随時説明が入ります。




