ゴブリンでも分かる?魔法学基礎②
ゴブリンでも分かる?魔法学基礎②です。
前回は魔法と魔力の基礎原理についてでしたが、こちらは魔族関係の話になります。
Ⅰ.魔族について
魔族の定義は、体内で魔力を生成し続け、それを行使するための器官を持つものである。
呼称は”魔族“でも”魔物“でもどちらでも良い。魔法学では、大抵”魔族“の呼び名を用いる。
人間も魔力を生成することが出来るが、相応のカロリーを消費することになる。
上限魔力量、知能、固有魔法などから算定される魔物の等級は以下の通りで、
・低級:最低限、特殊魔法『属性魔法』が使えれば勝てる強さ。
・中級:最低限、攻撃系統の固有魔法が使えれば勝てる強さ。
・上級:そこそこの熟練度で固有魔法を扱えれば、なんとか単独で勝てる強さ。
・超級:上級討伐可能クラスの人間が、3〜5人以上集まってギリギリ勝てる強さ。
・災害級:一つの市を一撃で壊滅させられる強さ。単独討伐記録は無し。
――以下、災害級の例外――
・魔王:災害級の更に上澄みの力をもった個体。一日あれば一つの国家を崩せる。単独討伐記録は無し。
・大魔王:魔王の更に上位。世界人口80億人を、5日あれば無に返せると言われている。人間界では未だ観測されていない。
上位は、人間であるなら討伐は困難どころか不可能であると言われる。
さらに、魔界も含めると、魔族の数は人間の数十倍いると考えられている。
Ⅱ.魔族の種族
一括りに魔族と言っても、その種類は、人に近い様相をしているものから完全な異形まで多種多様で、様々な特徴を持つ。
繁殖方法も様々な形態を持ち、胎生だったり卵生だったり、ものによっては、自力での繁殖能力を持たず、他生物をベースにすることもある。
吸血鬼に噛まれると自分も吸血鬼になるというが、実際そういうこともあり得るのだ。
種族に関しては、この話の次に投稿する『魔族大図鑑』において、細かく説明する。
(種族が追加され次第更新します)
Ⅲ.魔族の範囲
と、先程まで魔族の特徴についてを解説したが、今の魔法学において、魔族の範囲はひどく曖昧である。
はるか昔の歴史書には、『天使』や『悪魔』と言われた存在がいることが明記されているが、それを魔族の一つとして語るべきかは諸説がある。
なにせ、未だに世界で悪魔召喚や天使召喚が成功した事例がないのだ。
あまりにも参考文献が少なすぎる上、実行が非常に困難であること、仮に召喚に成功したときのリスクがあまりにも大きすぎること……
この存在の観測は、以上の理由から不可能に近いと言われている。
魔法生物学の基礎はこれで終了です。




