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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アイアン・アヌスタシア

作者: ヒロモト

裸の男がベッドに縛られている。

男の名はシュン。別名『オカマ掘りのシュン』。

新宿のゲイバーのスタッフをターゲットに悪事を働く極悪人である。

シュンを見ているのは『アイアンアヌル』の異名を持つゲイバーのママ『アヌスタシア』とシュンの被害者のマリエ。

 

「あんた。マリちゃんに言う事ないの?マリちゃんはあんたの為に借金までしで尽くして尽くして……」


「ペッ!弱い奴が強い奴の養分になる。それがジュクのルールだろうが」


「反省はないようね。お仕置きの時間よ」


「……俺は拷問されようと謝らねーよ?」


「拷問?勘違いしないで。今から私とあなたはセックスするのよ?」


「あぁん?……ふーん。スケベなオカマだぜ。俺の真珠埋め込み30センチマグナムを味わいたくなったんだな?」




「ママ大丈夫かしら?いくらママでもアイツのマグナムとテクニックの前では骨抜きにされちゃうかも?」


ドアの向こうから聴こえるあえぎ声からするとアヌスタシアは大分攻められている気がする。

このままママまでシュンの虜になってしまったら……。

先輩のスタッフがマリエの肩を抱いた。


「大丈夫。アイアンアヌルのアヌスタシアは現役よ」


「前から気になってたんですけどアイアンアヌルって何ですか?」


(んあぁぁぁぁぁっ!)


「ママっ!?」


やはり駄目だったかとマリエは肩を落とした。

きっとこの扉から二人が出てくる時、ママはシュンに肩を抱かれているだろうと思った。


「ふぅーーっ!」


アヌスタシアは全裸でタバコを吸いながら出てきた。

相当な激戦だったのだろう。膝が笑っている。


「うんこ」


「あっ。トイレはあっちです」


「……ぎぃやぁぁぁ!」


部屋の様子を見に行ったマリエは悲鳴をあげた。

シュンの股間にあるべき物が無かった。


「……あ……アイアンアヌル」


その意味がやっと分かった。


(ふんっ!)


トイレからアヌスタシアが踏ん張る声と


『ボドンッッ!』


と何かが落ちる音がした。


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― 新着の感想 ―
[一言] 活躍緊!! よいお年を〜♪
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