蜃
「よし!振り出しに戻っただけだ!!!
皆んなで、考えよ!!!」
「・・・しかし、アニキ‥‥‥」
「どうした?ポン太くん‥‥」
「実は、上で先生とミラが苦戦しています。
あの雪女なかなか強くて‥‥‥
しかも、雪入道も巨大化して暴れ回っている為。
ここにも、いつ大雪崩れが落ちてくるか分かりません!!!」
「‥‥なんと!!! それは、困りましたね。 ポン太選手!!!」
「佳くん!ふざけてる場合じゃないです!」
「分かっています!しかし‥‥‥
とりあえず!落ち着きましょう。
どんな時でも冷静さを失っては、いけません。」
「しかし、アニキ!アニキ!アニキーー!」
「・・・うるさい!
ポン太は、ふざけすぎ!!!」
「面目ねぇ〜‥‥‥」
「とりあえず!出来る事を確認しよう。
ポン太は、炎と釣り竿!
僕は、炎、双剣、結界、身体強化、回復!
リンゴちゃんは?」
「私は、呪いのと‥‥式神のぴょん吉だけ!」
「ぴょん吉は、何が出来るの?」
「ジャンプが、高いのと少しの格闘。」
「ぴょん吉くんは、上まで飛べますか?」
すると、ぴょん吉は首を横に振った。
「・・・うん、打っ手がないな‥‥‥」
「アニキ!一度、下山しましょう。」
「それは、ダメ!!!
一般の人にも被害が出る!それは、避けたい」
「ならば‥‥‥どうするのですか?」
「仕方ない!6尾目に頼んでみよう。」
「6尾目‥‥‥?」
そして、僕は6尾目に力を貸して貰えないか頼むと‥‥‥ダメだと言われた!
「えぇー!!!こんなにピンチなのにー!!!ケチだなぁー!!!」
僕の言葉に、他の尻尾達も説得してくれたが‥‥‥
なんでも‥‥‥能力が進化の途中らしく!
上手く使えるか分からない為に、拒否をしているらしく‥‥‥
話を聞くと、どうやら!その能力とは、クラマが使っていた煙らしい!!!
「それは!!!今の状況に、持ってこい!!!」
クラマは、その煙に乗り空を飛んでいた!
なら、僕らも‥‥‥それを使えば!上に上がれる!!!
そして、僕は‥‥‥どうしても!と
頼み!!!
上手く発動しなくても知らない!と
6尾目の助言を聞き!納得した上で、契約をした。
そんなこんなで、僕は6尾目の能力を手に入れた!!!
「では!!! ロッポウ!!!【蜃】」
僕が技を発動すると‥‥‥
周囲に、白い霧がかかった。
「アニキーー!!!何も見えません!!!」
「佳くん!?どこ???」
「ゔぅ〜ん‥‥!!!」
力を込めるが‥‥‥霧が少し濃くなるだけ‥‥‥
「‥‥‥一旦!解除!!!」
「アニキ!!!」
「佳くん!!!」
「・・・どうしたものか‥‥‥」
霧は、濃くは出来るが‥‥‥
人が乗るほど凝縮は、出来ない!!!
「でも、霧の中は、凄く!重い感じがしたよ!」
その適度!今の僕には、空を飛ぶ事など‥‥
とうてい無理!!!
しかし、上に上がるには‥‥‥
僕が、この技を使える様にならなくては‥‥
「ゔぅ〜〜〜〜〜ん!!!」
「佳くん‥‥煙の方は、操れるのですか?」
そう言われて、僕は手のひらに煙を出すと
少しの伸縮と上下左右運動!!!
早くは、ないが動かす事は出来る。
しかし‥‥‥
人を乗せるほど濃い濃度には、出来ない‥‥
「まぁ‥‥‥」
「なら、ポン太ちゃんの糸で縛ってみたら」
「多分‥‥縛らないと思う‥‥‥」
!!!
「あっ! いい事、思いついた!!!」
そして、僕達は‥‥‥




