森の妖
「‥‥てか!
昨日から、ずっと思ってたけど‥‥
何で!?ポン太がついて来るの???」
「‥‥何を言っているのですか?アニキ‥‥
わっシワ‥‥もう、アニキの下部で!
ありんす‥‥。」
「‥‥もぉ‥‥また、変な言葉使いになってるし‥‥。
別にお前は、僕の式って訳では無いんだから‥‥
どっか行けよ!!!イズナちゃんの所にでも行ってしまえ‥‥」
「‥‥そ‥‥そんな‥‥
あんな怖い奴らの所に何て‥‥行けませぬ‥‥
殺されちまう!!!」
確かに、そうかも知れないけど‥‥
そもそも何故こちらの世界にコイツはついて来たんだ!?
そんな事を騒いでいると‥‥‥
教室に着いた。
すると‥‥サスケくん達が、話をかけて来た。
「おはよう。無鉄砲」
「おはようございます。」
「おはよう。」
「おはようです。」
僕達もサスケくん達に、挨拶を返すと‥‥
サスケくん達は、森での話になった。
「‥‥サスケくん!その話は、他言無用じゃ無いの?」
「このメンバーに、だったら話して良いだろ!!!」
確かに‥‥このメンバーにだったら良いが
この教室には、他の生徒も居るし‥‥
果たして、それは良いのだろうか!?
「しかし、無鉄砲!お前が、あんなに強いとは思わなかったよ!!!」
「確かに!!!」
「強すぎです!!!」
「‥‥僕1人の力では、無いと思うんだけど‥‥」
「何言ってるんだ!!!
お前が1人で、倒したようなもんだろ!」
「そんな事は、無いと思うけど‥‥」
そんな話が、何度か繰り返されると‥‥
先生が教室に入って来た為、話を中断した。
すると、先生がみんなに話し始める。
「よ〜し!お前達、森での成果はあったか?」
「・・・」
このクラスは、お喋りな人が多くは無い。
ので、先生の質問はスルーされた。
「よし! でも、あの森で従者を手に入れた者いる。
大なり小なり収穫は、あったろう!!!」
その言葉でクラスを見渡すと‥‥
確かに、獣の式神を連れている者が増えたのは確かだ!!!
しかし、見るからに可愛い式達‥‥
猫やウサギの式達は、戦闘には向かないだろう。
そんな事を思っていると‥‥先生が、
「式神なんて、居れば居るほど役に立つ。
自分を慕ってくれる妖は、とりあえず従者にしておけ!!!」
その言葉で、僕は‥‥
後ろを振り向くと‥‥‥
ポン太が、顔の前で両手を組み涙目で
こちらに何か訴えかけて来た。
絶対!嫌だ!!!アイツを仲間に入れると何か面倒な事を起こしそうだから‥‥
僕は、それを見て見ぬふりをした。
そして、先生の話す言葉に集中する事にした‥‥‥
それから、僕達は学校で式神の使い方や術の訓練!!!
形代などの使い方を学んだ。
特に難しかったのが‥‥‥
形代だ!!!
形代は、まず色々な文字を覚えるしか無い。
僕には、何が書いてあるのか分からない。
そんな文字をどうやって、覚えろと言うのだ!!!
しかし、この授業で‥‥
もっとも優秀だったのは、花子さんだ!!!
花子さんは、元々!形代を使っていた為。
覚えが早く!!!
お爺ちゃんに教わった以上の事を授業で、覚えて行った。
形代は、文字が変われば効力も変わる。
花子さんが、形代にスラスラと何かの文字を書くと‥‥‥
その形代は、白く輝きを放った。
これは、灯火の代わりに使える形代!
これが沢山あれば、夜道でも昼間のように歩ける!!!
すごい!!!花子さん‥‥さすが、僕の未来の奥さんだ!!!
他にも探し他人を見つける形代も使えるようになると‥‥
花子さんは、とても優秀な為。
教える先生にも熱が入った。
そして、花子さんは先生が使っていた。
第3の目と呼ばれる形代も習得した。
これで、花子さんは離れた物を形代を透して見てるようになった。
これは、中々便利な能力だ!!!
是非とも僕も習得したいと思ったが‥‥
僕は、形代の才能が無いのか‥‥
何一つ覚える事が、出来なかった。
僕は、内心焦っていた!!!
学校で、授業と言う訓練をする事!
はや、数ヶ月‥‥‥
何も覚える事が出来ず!!!成長が見られない‥‥‥
花子さんは、才能があり!勉強熱心な為。
次々と術を覚えていく‥‥
他の生徒も‥‥
僕とは、違い!!!
使役する式達のランクUPに成功していた。
森の妖達は、ランクが上がると可愛らしい見た目から‥‥打って変わり!!!
逞しい姿へと変貌を遂げていた。
可愛らしい。猫の妖は、体が大きくなりピューマの様な見た目に変わる。
そして、ウサギの妖は‥‥
二足歩行になり!両手がグローブの様に大きくなっていた。
両方とも妖術は、使えないみたいだが‥‥‥
物理攻撃での戦闘は可能。
護衛としては、申し分ない。
それを見て、焦る僕に対して!!!
サスケくんは、慰めのつもりか‥‥
「あんなもの‥‥
たかだか、Eランクの妖がDランクになった程度だ。
あれくらいの弱い妖など、俺には必要ない!!!
ポン太の方が、強いくらいだ!!!」
‥‥僕は、サスケくんを注意した!!!
「サスケくん!!! 今は、猫好きが多い時代だから言葉選びには注意しようね。
そんな言い方だと、炎上するよ。」
「はぁ‥‥そんな事は、知らん!」
「それに、ウサギは今年の干支だから大事にしようね。」
「‥‥ごちゃごちゃ、うるさい!!!」
サスケくんは、怒ってどっかに行ってしまった。
サスケくんが、行ってしまった後に僕は思った。
えっ!!!ポン太って、あの2匹より
強いの!!!




