決着
「クラマ!私に任せてください。」
「・・・はぁ!?何故じゃ!!!ふざけるな!!!」
面倒になりそうな雰囲気が流れるが・・・
僕は、クラマに戦ってもらうつもりだ。
それを2人伝える。
「ミラ・・・今回は、クラマに任せる。
相手もそれを望んでいるから」
「しかし、佳様!!!」
「ミラ・・・
クラマに任せる!!!」
僕がそれ伝えると・・・ミラは、納得してくれた。
「はい・・・分かりました。」
そして、僕達とサスケくん達は2人から少し距離を取った。
すると、狸の彼女の方が・・・
「私の名前はイズナと言います。
貴方の名前は!?」
「わたしは、クラマじゃ!」
「では、クラマ・・・行きます!!!」
「かかって来い!!!格の違いを見せてやるわ!!!」
2人の戦いは静かに始まった。
クラマは、すぐさま5本の尻尾を狐火に変えて構えると・・・
「どうじゃ!尾っぽ1本のお主には出来ぬ芸当じゃろう!!!」
優越感に浸るクラマとは、対象的に
イズナは、腰を落とし深く構える。
そして、顔の前に霊力を集中させると・・・
巨大な狸火を発生させた。
狸火は、紫色を放つ巨大な炎・・・
クラマの様に沢山の炎では、無いが
一つに凝縮された炎は、全ての物を焼き払う威力を秘めていた。
クラマは、急いで狐火を追加しようとするが・・・
イズナの攻撃の方が早く!
5つの狐火で、迎え撃つ形となった。
イズナの放った狸火は、クラマに高速で飛んでいくと・・・
物凄い爆炎あげた!
クラマは、炎に包まれたが・・・
炎を喰らいながらも、辛うじて脱出に成功すると・・・
辺りは、イズナの作り出した黒い霧で覆われていた。
クラマは、急いで黒い霧を薙ぎ払おうと狐火にを使うと・・・
それが目印となりイズナの狸火が、すかさず飛んで来る。
クラマも負けじと狐火で、応戦するが・・・
イズナには、全く当たらない!!!
「くそッ!!!」
「私と貴方の差は・・・努力の差です。」
「ふざけるな!!!」
こうやって話している間にも、小さな狸火が飛んで来てクラマを襲う!!!
「基本的に私が使える技は、貴方も使えます。
しかし、貴方は・・・それを怠った。
貴方に勝ち目は、ありません。」
「ふざけるな!!!尻尾の多い私の方が、強いに決まっておろう!!!」
「それが間違いです。
技は使い用!!!
炎を1つしか出せなくても威力は、上げられる。
連続で、炎を出せる様に訓練すれば良い!
それが、分からない貴方に私が負ける理由が見当たらない。」
「クソッ!くそッ!!クソックソッ!!!」
一方では・・・
「チッ‥やはり・・・」
「クラマは、負けるね。」
「だから私が・・・戦っていれば!!!」
「うん。
それでも・・・負けていたと思うよ。」
「そんな事は・・・」
「そうね。佳くんの言うとうり・・・
新しい力を覚えたての私達では、彼女には勝てないわ。」
「・・・たしかに」
「彼女・・・イズナちゃんは、努力で強くなり。
あの力を手に入れた後でも、努力し続けている。
そんな戦い方だ。」
「はい、クラマが弱いとは言わない・・・
しかし、彼女は強い!!!
舐めてかからなくても負けていたのは、クラマでしょう。」
「まぁ、でも分からないじゃ無いか・・・
クラマだって、同じ技は使えるんだし
もしかしたら、戦闘中に覚えるかも知れないじゃん!!!」
「そうですね。
・・・無いと思いますが・・・」
黒い霧が、少しずつ晴れて行くと・・・
ボロボロのクラマが、姿を現した。
一方で、イズナは無傷だ!
「どうですか・・・
私の炎の威力は!?」
「・・・まったく・・・大した事・・・無いのぉ・・・」
「そうですか・・・
では、本日!最大級の威力を持って
この戦いを終わりにしようと思います。」
「・・・は‥ぁ?
・・・やれるもんなら・・・やってみろ!」
「はい、そうさせて頂きます。」
すると・・・佳が
「ミラ、花子さん・・・行くよ!」
イズナからは、とてつもなく大きな狸火が放たれ!!!
クラマは、それを避ける事など出来なかった。
クラマに直撃するその時・・・
花子の鬼火とミラの力により威力を抑え
佳が、その狸火を切り裂いてみせた。
すると・・・サスケが、声を上げた。
「勝負あり!!!」
その声と共に、クラマが崩れ落ちた。
「お疲れ様!イズナ・・・
どうだ!? これで、分かっただろ!!!
俺の強さが・・・」
「うん。君の強さは、分からないけど・・・
イズナちゃんの強さなら分かったよ。」
「チッ! 屁理屈を・・・
まぁ、いい。
お前達が、何かすればイズナが俺の命令で
お前達を倒しに行く!!!
それだけは、覚えておけ!!!」
「うん。ありがとう!
とても勉強になったよ。」
「分かれば、いい」
そう言うとサスケ達は、満足して帰って行った。
「とりあえず!僕達は、クラマを部屋に運ぼう・・・。」
ミラが、クラマを担いで運ぼうとすると・・・
力を使い果たしたクラマの姿は、子狐へと姿を変えていた。
ミラが、そのクラマを抱き抱えると・・・
僕達は、部屋へと向かった。




