もう少し・・・
少し前・・・
ミラが佳に駆け寄ると!
「佳様!大丈夫でしょうか。」
佳は、意識を無くしており反応は無い。
「・・・なんて無力・・・。
私は、なんて無力なんだろう・・・。
佳様の力にもなれず!佳様の怪我の治療も出来ない!!!
我が主人様が、こんなにボロボロになるまで戦ってると言うのに・・・」
「・・・そ・・・そんな、事ないよ・・・
ミラ・・・」
「佳様!!!」
「ミラ・・・お願いがあるんだ・・・」
「お願いとは?」
「君の霊力を僕に、分けて欲しいんだ・・・」
「それでは・・・
佳様が、また戦う事になってしまいます。」
「そうだよ。僕は、皆んなを助けたいんだ!!!」
「しかし、皆様も佳様を助けたいとの思いで戦っております。」
「そんな事は、知らない・・・
僕は、自分がしたいから戦う。
ミラが力を貸してくれるなら・・・まだ戦える!」
「しかし・・・
佳様の事を1番に考えるのが私の仕事であります。」
「それも、そうだね。
それじゃー・・・僕が立てるくらいの霊力を貸して。
今のままじゃ、呼吸も苦しいから・・・」
「それは、申し訳ございません。
只今!力を送ります・・・」
そして、ミラは佳に霊力を送った!!!
「どうでしょうか?少しは、楽になりましたか!?」
「・・・そうだね。
けれなら、何とか動けそう・・・」
「それは、良かったです。」
「ぅん・・・しかし、ミラはしっかりしているね。
本当に、僕が少しだけ動けるくらいの霊力を回復させるとは・・・」
「はい!でなければ確実に佳様は、戦闘に加わりますから。」
「さすが!よく分かってる。
でもね・・・
コレだけ回復すれば十分だよ!」
「いえ!その程度の霊力の回復では、一撃がいいところ。
ろくに戦えません!!!」
「うん。だから・・・一撃で決める!!!
Qちゃん、ハッちゃんよろしくね。」
そう言い佳が刀を握りしめると・・・
刀から炎が漏れ出した!!!
「まさか・・・ダメです!!!」
「イヤ・・・!!!
そんな事を言っている場合じゃない!!!
皆んなが危ない!!!」
「・・・こうなる事が、分かっていたんですか?」
「知らないよ、そんな事・・・ただ!
僕は、みんなを守りたいから戦うんだ!
行くよ!!!
ハッちゃん、Qちゃん・・・」




