嫉妬
「何で?気になるよ。クラマは、少しつめたいよ・・・」
「いえ!気にしないで下さい。佳様!」
「いや、どうせ!くだらん事じゃ・・・気にするな!」
「何なの?ちゃんと話してよ!!!
言ってくれなきゃ分からないじゃないか・・・」
「・・・」
「そうじゃのぅ・・・わたしから話そう!
こやつが、どれだけ馬鹿かと言う事を・・・」
「クラマ!!! ひどいよ!!!」
「いや、聞け!主人。
こやつは・・・くだらん事で、わたしに嫉妬しておるのじゃ!」
「・・・嫉妬?
ミラが、クラマに・・・」
「あぁ・・・」
話を聞くと・・・
ミラは、自分の能力が戦闘型では無い事を悔やんでいるらしく・・・
クラマは、何度もそれを慰めていたらしい。
しかし、戦闘型のクラマにはミラの気持ちは分からないと!いつも喧嘩になっていたらしく。
僕は、それを知らなかった。
各々、得意不得意もある為。
クラマもくだらない事と思い伝えなかった。
僕も聞いて、少し悩んだ!
(何とも言えない)と・・・
しかし、ミラは・・・
「私は・・・もっと!佳様のお役に立ち危険な事などからは、お護りしたいのです。」
「十分、役に立っているよミラ・・・」
「し‥しかし、佳様を本当に守れるのはクラマの能力・・・私では、力不足。」
「・・・」
確かに・・・
クラマの能力も万能ではある。
9本の尻尾を小狐に変えて探索をしたり足止め戦闘にも使える。
炎に変えて狐火での攻撃、しかも暗い時には照明としても利用できる。
危険察知から遠距離攻撃まで、とても万能な能力なのは確かだ。
しかも・・・僕が使用する事の出来る。
タマギツネの剣は、使う尻尾の数により能力が上昇し!
僕は、まだイッポウしか使えないが・・・
それでも、強力な武器となっていた。
クラマの能力は、戦闘向きだが・・・
便利と言う面に関しては、ミラの方が上である。
収納にワープ移動!普通に暮らしている上で、これ以上ない能力だ。
しかし、ミラは納得しない。




