天誅 参 〜右も左も敵ばかり〜
それでも、どうにかこうにかエンディングまで到達した記憶はあります。難易度を一番ヌルい設定にもしてたと思いますが。ただ、どんなエンディングだったかはよく憶えてません。後半ステージ同様、最終ステージも難易度が高いので繰り返しプレイしなかったような気もします。
やはりアクションゲームの宿命と言おうか、ストーリーまではいちいち憶えてられないのが主な原因かと。
それと本作は隠しステージとして現代の特殊部隊と戦うステージもあったと後に知りましたが(メタルギアを意識?)、こちらも未プレイです。難易度は激ムズと聞くので筆者がプレイしたところで太刀打ちできたかは微妙です。
でも、新キャラの鉄舟シナリオは今でもおぼろげながら憶えてます。この鉄舟のストーリーが実に通好みで引き込まれてしまうのです。いや、筆者はそれほど時代劇が好きってわけではないし、必殺シリーズもほとんど知らないのですが。
まあ、ラストは最後の依頼を引き受けて、因縁浅からぬラスボス、陣内右京なる剣客との最終決戦に臨むわけですが、この右京が鉄舟の基本性能ではなかなか攻撃が通じない強敵。そこで敵から奪った槍をブンブン振り回してなんとか勝てたのを憶えてます。鉄舟シナリオも後半は難易度高かったと記憶しますが、力丸、彩女ほどではなかったのは救いでもあります。むしろ制作サイドはこの鉄舟シナリオをこそメインにしたかったのでは? と、勘繰るほどです。
ただ、天誅シリーズの流れを汲む作品で、今までのキャラを出さないって冒険はさすがに難しかったと見るべきでしょう。でも、クリエイター陣にしてみれば常に新しい試みはしたいはずなので、人気シリーズに乗っかって、この鉄舟シナリオを入れ込んだのでは、と、筆者は思うのです。
それは本作のあとにリリースされた「侍」や、泥棒のゲームからも明らかです。まあ、筆者はどちらもやってないのであまり偉そうも言えませんが。