ビジネス感覚とは中々に難しい
最近、Developについて、少し考えることが増えてきた。Skill評価に関するエッセイ?みたいなお話
ゲームディべロップをすることがあるが、ビジネスゲームなんかも解析することがある。
ビジネス感覚に対するSkill評価する場合、個人的には、いくつかの評価指標を規定することがある。実際に起きた事件を対象とする場合、「9.11」が起きた時、あなたはどうした?という質問をすることがある。これは、私自身が実際に映像を見ていて、世界が変わると判断したが、それ以上にシビアに判断された知り合いが居た。電話がかかってきたのである。
「おい。テレビを見たか?」
「あぁ、観てるけど」
「俺は、貯金全額を突っ込んで金を買うけど、お前も乗らないか?」
「ん~。俺は良いや」
「えぇ、どうなるか判るんだろ」
「判断はできるけど、俺は良いよ」
「そうか?資金を集めたかったんだけど、誰か居ないか?」
「俺からは言えないからゴメンね」
この後、現実に金の価格は上昇し、知り合いはかなりの額を稼いだそうだ。
9.11のように世界が変わる事件となると、多くの市場で、こういった状況が発生する。この市場の変化に敏感でるかどうかは、ビジネス感覚というSkillでは重要な要素となる。当たり前のようだが、国が生まれる時、滅びる時というのは、巨大な動きがあるものなのだ。
ビジネス感覚というSkillを分析すると、市場の変化に対する感度ということになる。この市場に対する感度には、「能動」と「受動」があり、自分が動いて変化を作り出すことと、生じる変化に適応して、自分自身を変化するSkillということになる。今回の話は、市場変化に対する感度の「受動」要素についてということとなる。
こういった話は、この場所で描いても良いものだろうか?よくわからないが、とりあえず、描いてみてから考えようという感じです。