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第84話 2度目の戦いに向けて

売店で、液体燃料買えるか聞いてみたらそれなりには買えたが5m程ある植物にかける分を買えたとは到底思えなかった。


「どうしよう?これだけじゃ倒せないかもしれない」

斑鳩イカルガは思わず口に出してしまった。


「どうしたんだい?これだけあっても足りないのかい?」

オバチャンに聞かれたので、状況を説明する。


「あんた!扉の奥に進んだのかい!まあ……

臭いから閉めてた筈だし、耐えれるのならいいのかな?

う〜ん、倒してしまえば文句の言われようがないしいいか!

でも無茶はしないようにね」


「はい、有難うございます。

何かアルコールっぽいのありませんか?」


「う〜ん………

灯油はあるけどこれじゃダメだよね?」


「最悪の場合、火を着ける気でいるので灯油だとちょっと…」


「あぁ!あれがあったあれが!

イソプロピルアルコール!

医務室にずっと使われてないIPAがあったはず

あんまり誰も来ないし、使用期限過ぎてるし

一斗缶が2個分あるからアゲルよ。

丁度処分にも、困ってたし!」


「本当ですか!助かります!」


「斑鳩よかったな!

それでこれをどうやって奥地まで持って行くかだな」

瀧山講師の言葉で現実に連れ戻される。


「農作業で使ってた一輪車使うかい?

不安定だけど紐で括り付けたら運べると思うよ」


「何から何まで有難うございます。

貸していただけると助かります。」


「ちょっと待ってな持ってくるから」



その後、オバチャンが持ってきてくれた一輪車にイソプロピルアルコール(消毒様)の何故か一斗缶に入ってるのを2缶とアルコール系燃料をダンボールごと紐で括り付け

準備が出来たので、又次の日の朝からトライする事にした。



3人はまだ時間があったので作戦会議をする事にした。

「それで、ホーンラットを誘き寄せるって話はどうなったんですか?道中噛まれまくりましたよ!」


「ゴメンナサイ、よくよく考えたらあの密閉空間で魔物寄せ焚いてしまうと下手したらダンジョン内全ての敵を相手にしなくてはいけなくなるから考え直す事にしたの

それで、明日は設置型の罠を3箇所に置いて少しだけ魔物寄せを焚くつもりでいるから」


「本当にお願いしますよ。明日は荷物一杯でホーンラットの相手なんて出来そうにないから…」


「まかせときな!ワタシ達がなんか数を減らしておくから!」




次の日

防火扉近辺で斑鳩は荷物と一緒に待機


数十メートル程、離れた所で辻本さんと瀧山講師が罠を3個設置し、その近くでモンスター寄せを焚いた。


減ったかどうかは解らないが斑鳩が待機している周辺からはホーンラットは消えていた。


防火扉の奥からも臭いに耐えていたであろうホーンラットも出て来ている姿が見えた。

その隙に、斑鳩は防火扉の奥に進んで行く


まだ何匹かはいたが前日に比べると数は減っている感じがした。


そして、2度目のコンニャクの花タイプのモンスターと戦う事になる。


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