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第79話 大量発生したホーンラットの対処

3人は命からがら逃げ出した後、取り敢えず受付に報告しようとしたら


受付には

休憩中の札が立っていた。

1人しか居ないようだ。

休みとかどうなってるんだろう?


と思いつつ

休憩出来そうな机と椅子があったので今後の方針を話し合う事にした。


「これどうする?ワタシはこの3人だけじゃ数的にちょっと辛いかなーって気がする。

相手は弱いけど、数が多過ぎるのはねー」


あの防火扉から出てきたのは推定でも数百匹

千匹超えてると言っても良いくらいには見えた。


「私は、『神託』スキルで言われた。ダンジョン外に溢れかえるって言うのが気になるわ。何とかしないと…

斑鳩君はどう思う?」


「俺ですか?あの数をまともに戦って倒すのは、俺もちょっと無理な気がします。

正面から戦うのではなく、何か違う方法を考えるしかないと思います。」

あの数に齧られたら流石に痛いだけでは済まない気がする。


「違う方法かーなんかないかな?」



暫くすると、受付のオバチャンが戻ってきた。

「あれ?あんた達、早かったわね。

まだ入ってから数時間位だよね?

何かあったのかい?」


ダンジョンに不釣り合いな防火扉を開けたら

ホーンラットが大量発生した事は、自分達のせいになるのが嫌だったので適当にぼかして説明した。


「あー、ホーンラットが大量発生かー

たまに有るのよね。小さいけど数が多いと厄介らしいわね。今までも何回かあったんだけど、最近誰も入ってなかったから大量発生ひてたんだと思うわ」

オバチャン情報によると、たまに有るらしい


「何か数を減らす方法とかありませんか?

何時もは、どうやって対処してるんですか?」

斑鳩は、期待はしていないがオバチャンに聞いてみる。


「面倒臭い作業になるけどあるわよ」


「ぇ゙?あるの?本当につうか面倒臭いって何?」

瀧山講師が食いつく。


「ちょっと酒臭いわね

過去にも何回か大量発生したって言ったわよね。

勿論、対処方法があったから今まで何とかなってるのよ」


「確かに、無かったらダンジョン内部にホーンラットが溢れかえっていてもおかしくない」


「魚を捕まえる時の罠みたいなのがあるのよ

一度入ったら出られなくなる罠

それを、誘き寄せる餌をセットして放置しておくと勝手に入って入り過ぎたら勝手に共食いを始めて自滅するのよ

残ったのは、隙間から何かで倒せば簡単に倒す事が出来るのよ。

勿論罠はホーンラット程度じゃビクともしない作りになってるわ」


「そんなのがあるんですか、今もここにあるんですか?」

斑鳩はオバチャンに聞いてみる。


「あるわよ

ホコリは被っているけど、倉庫に何個かあったらずよ」


「それ借りていいですか?」


「良いわよ案内するわ」


その後、倉庫の中にあった金属製の罠を人数分借りる事になった。


「じゃあ罠も借りれた事だし、今日中に設置に行きましょうか!」

辻本さんはやる気マンマンだった。


「えー今から行くの?面倒臭〜」

瀧山講師は、講師とは思えない位やる気が無かった。


「取り敢えず行きましょう。あんまり奥まで行くと襲われかねないから

取り敢えず付いてこなくなった付近から奥に罠を設置しましょ」

瀧山講師を説得しながら3人は罠を設置した。


入り口から100m位の位置に1つ


更に、50m奥に1つ、100m奥に1つ


合計3箇所に設置して、次の日まで待つことにした。

今回罠を設置している間も斑鳩だけが定期的にホーンラットに齧られていた。







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