第72話 一夜明けて
どうしたものか……白い空間で言われた
『このままでは、世界にモンスターが溢れかえる』と言われた事を悩んでいたが
1人で考えていても仕方がないので、取り敢えず近くにいたハムスターのキャシーに話かける。
「又、『神っぽい存在に』色々言われたんだけど、何か聞いてる?」
『魔石が今まで以上に食べられると聞いてるよ』
念話で返事はしてくれるが、朝から変な返事をされてゲンナリしてしまい、適当に流すことにした。
「そっか〜、朝ご飯食べてくるから
カリカリだけ入れていくけど、掃除は又後でやるから待っといて〜」
『なんだその微妙な関西弁は!』
「一応ここは関西だから!微妙かどうかは置いといて普通だから!取り敢えずご飯食べてくる」
そのまま食卓へ
テレビを観ながらご飯を食べていると、何処かで又ダンジョンが発生して被害が出ているというニュースが流れていた。
「物騒ね〜又ダンジョンが出来たみたいね。もう何処も安心出来ない感じみたいね」
母親がテレビを観ながら不安そうに話かけてくる。
「この辺は大丈夫なんじゃない?昨日、割と近くで発生したけど直ぐに踏破されて消滅したばっかりだし
直ぐには近くには出来ないんじゃないかな?」
自分が踏破した事は心配されそうなので、黙って置いた。
「そうみたいね〜でもやっぱり不安だわ〜
今日は、朝遅かったけど教習所はお休み?」
「教習所は、昨日近くでダンジョンが発生したから連絡があるまでは、休みになると思う。1週間は休みだったはず」
「そっか、教習所も大変ね〜
でも、孝一がワーカーになるとか言い出した時は反対だったけど
今となっては心強いわ〜、何かあったら母さんと父さんを助けてね」
「大丈夫、任せといて」
世界は違う前世では親孝行出来ないどころか
社会人になってから、ろくに親と接した記憶さえなかった。
何とも言えないが嬉しい気持ちもある。
「そうそう、昨日これからの事で相談に乗ってくれてる2人、今日も来るから昨日は
ハムスターと触れ合ってて禄に話が進まなかったから」
嘘は言ってない
「そうなの?リビングで話す?」
「また部屋で話すよ。ハムスターが好きみたいでハムスターに触れ合いたいらしいから」
そうこうしていると、2人がやって来る時間になった。




