第69話 斑鳩の自宅に到着
「ただいま〜」
「こんにちわ、お邪魔します〜」
「今日大丈夫だっ…あら?女の子連れて来た?!2人も?」
母親はビックリしているが、女っ気が今まで全くなかったから顔が笑顔で溢れている。
因みに、女っ気何処か最近は友達すら連れて来たことも無かった。
「ちょっとこれからの事で話をする事になって3人で話し合う事になっただけだから」
「えぇ〜これからの事?!三角関係!
あなたも、何時の間にそんな事を〜」
「違う違う、ワーカー関連の事だから変な深読みしないでくれよ」
「そっか〜残念ね〜
それより、今日貴方がいつも行ってる教習所付近で大変な事になってたみたいだけど大丈夫だった?電話も通じないし心配したわよ」
「この通りなんともなかったよ。」
心配させない様に思わず大丈夫だったと言ってしまう。
本当は、数十メートルの高さから落ちて死にかけてたが自己治癒(中)や強固(小)の御蔭で今は特に何もない
「講師をしている瀧山と申します。
本日起きた異常については、ワーカーの皆様が直ぐに駆けつけてくれたのと教習所が近かった為に講師達や生徒達も参加して、最小限の被害で済ますことが出来ました。
斑鳩孝一さんも、活躍されてましたよ是非見せて差し上げたかったものです。」
(活躍、、、穴に落ちて、傷だらけに骨折、ゲロまみれ、狼に追いかけられて、、、碌でもない状況しか思い出せない……
そういえば教習所に戻るまでに、佐藤さん南條さんと狼型倒したのは活躍だったか……)
「そうなの?孝一も参加してたの?よくまあ無傷で良かったわ」
「生徒はあくまでサポート的な事しかしてないから余裕余裕
それで、今日はそういった事もあって、今後の事を相談したくて、たまたま近所の駅に瀧山講師がいたから相談に乗ってもらおうと瀧山講師の友達の辻本さんと一緒に来てもらっただけだから」
「そうだったのね。あら、玄関近くで長々話してゴメンナサイね
どうぞどうぞ、リビングで話す?」
「自分の部屋で大丈夫、ハムスターの話したら見てみたいって話にもなってるから自分の部屋で話すから」
そういって3人は、斑鳩孝一の部屋に向かった。
「ちょっと、何時の間にか瀧山さんと私が友達なのよ!」
「うっわ、ヒドイ言い草
一緒に戦った仲だし、既に戦友だから!」
「まあまあ2人とも、あの場はああでも言わないと説明が面倒臭いし細かい事は気にしない方向で!」
「も〜
それで、『念話』でお喋り出来るハムスターってこの子の事?」
『我に魔石を献上せよ!』
「うわっ本当に『念話』だ!頭に直接聞こえて来る感じがする。不思議〜」
「なんか偉そうだな、初めて聞く『念話』が最悪な言葉たとイジメたくなってきた。」
「偉そうにするなら、オアズケだな」
『乙女を虐めないで!お腹空いたの!カリカリだけだと物足りないのお願〜い
1日に1個は魔石を食べたいの!
約束したじゃない!』
「変わり身早っ、それに約束なんてした覚えなんてない!」
そんなこんなで、辻本と瀧山はハムスターとの最初のコンタクトになった。




