表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

Prologue

この作品を見つけてくださりありがとうございます!

最強剣士がさらに上の敵に立ち向かうバトルファンタジーです

ブクマして作品を追ってくださると、作者は踊って喜びます!

 「これが決勝戦だ!!すべてが決まる。そんな白熱した試合をご覧あれ!!!」


 熱い実況のあと、手拍子が始まった。


 「「トゥーウィン!トゥーウィン!」」


 手拍子とともに僕の名前がコロシアムに響く。


 その手拍子と声援で会場全体が揺れている。四方八方を轟音に囲まれながらさやから剣を抜いた。


 「俺はトゥウィンに10万賭けてるんだからな!」


 「僕は☓☓に100万だから!」


 熱い声援の中、そんな少年たちの可愛らしい会話が聴こえてくる。



 そんな声援も構わず、僕は剣を構えて一点に集中する。


 「お前の弱点はお見通しだ」


 僕はそう呟き、☓☓の左腕を切りつけた。☓☓の腕に付けた防具が真っ二つに割れる。


 ☓☓は手に持った武器を落とし、膝をついた。会場が一瞬静まり返る。



 「トゥウィン……降参だ。」


 ☓☓は言いたくなかったとでも言うようにセリフを吐き出した。腕から血がポタポタと落ちている。勝利を祈り、静かに耳をすましていた観客が一斉に沸いた。


 「トゥウィンの圧勝だぁあぁああ!!!よって、ルシアカップチャンピオンはアン・トゥーウィン!」


 トゥウィンは歓喜の叫びと拍手と歓声と共に、剣を空へ突き上げた。


 こうして、僕は世界チャンピオンの称号を手に入れた。つまり、世界最強の剣士になった……はずだったのだ。


 だが、これはこの物語の序章に過ぎなかった。上には上がいるようだ。これから、その最強のさらに上に立ち向かって行くところである。


 だが、まずはこの世界最強の称号を獲る前の物語を知ってもらいたい。そう、転生して剣士になった経緯を―――

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ