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第三話 周りの奴らが
現在俺は大変居心地が悪い。
それもこれも元凶はあのイケメンである。
もちろんアイツが意図しているわけではないのだが。
チラッ……チラッ……。
アイツの隣にモブの俺がいると浮く。浮きまくってしまう。
普段周りに溶け込んでる俺でも、イケメンとの対比で浮く。
つまり俺は周りの奴らに見られまくっているのだ。
表立って何かすることはないのだが、それが逆に居た堪れない。せめて、話しかけて欲しいものだ。
どうにかならないものか……。
「はぁ〜」
ついため息をついてしまった。
これから先、どう過ごしていけばいいのか……。
これが日常になるのを彼はまだ知らない。
忘れない内に書きました。
少しずつ書いていきます。
今後もよろしくお願いします。