表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/22

てのりうた。



「てのりうた。」


いっしょに暮らしているナオンと、にちようびはツノ突き合わせて鬱だった。


わたくしは神経過敏だから働いたあとはずうと寝ているくらいなんですけれども、だからこその休日は繭のなかの組織融解した半生命体の液体みたいなソース、スープ、と化していたい。


だからナオンをアパルトメントに置いて出、モスバーガーでソースしていたんですが、そうすっと集中してソースできないのね。珈琲のんだが、その珈琲にぽたぽた、わたくしのカケラがしたたり不気味、みたいな様子になりますから。


食欲がなくてバーガーは喰わなかったけども、あれバーガーたのんでたら、わたくしというソースをひっかけたバーガーをわたくし自体が喰う、いやむしろ啜る、液体の舌やノドで、的なシュールレアリスムふう絵面だったろうな、と思うんです。


でも、モスで詩を書いていたら落ち着いてソースからにんげんの形状にもどった。



「てのりうた。」



このばあい句点のマルがだいじ。


アニマルセラピー、そういう話。いい話ふうにまとめておくんです。


でも今日も時間がながれ外の時間はわたくしの中の時間をけずり破壊していくよ。つらいね。


了。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ