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雲げんそう
「雲げんそう」
わたくしは朝、毎朝にちかく公園を歩く。公園は光源だろうか。わたくしにとって。
そこには雲が流れていて、ひとはあまり居ない。
調子が良いと雲をスマホでパシャるんです。やわらかなオレンジとやわらかなブルーのひかりを纏う支持体の雲は純白。いや、意味性をこめて空白と書いてしまいたいけれど。
思惟。
でもそこは割愛。
おもうともない、空白な思惟だから。
でも空白ということはひかりを纏うのかもしれないんです。
わたくしはひとではなく雲なのかもしれません。