97.前日の会話
皆様にお知らせです。
なろうの評価システム改変に伴い、今まで最新話最下部にしかなかった評価ボタンが、
各話の最下部に設置されました!!
是非ともどんどん評価しちゃってください!!
そしてそして、私事ながら、本作のPV数が3万PVしかり、31,000PVを突破しました~!!
3万1千でございますよ!! いける!!今年中に10万PV行ける気がしてきました!!
皆様ありがとうございます!!
この調子で、月でもどこでも行っちゃいましょう(*´▽`*)
では、本編へどうぞ!!
俺が謎の大量の足跡を発見してからは、進むスピードは慎重になったせいかかなり落ちてきた。
今俺たちは、森の中腹の中間地点くらいを歩いている。
まだまだだ先が長いな。
普通にモンスターが生息しているのが見つかりさえすれば、俺たち斥候隊は帰還することができるんだが・・・。
はあ、何か起こる前に早く帰りたいよ・・・。
俺は死にたくもないし、痛い目にも遭いたくないので、必死でモンスターを探していくのだった。
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ダダダダダダダダダ
俺たちはモンスターたちを数の暴力と隊列による戦法で蹂躙していく。
あいつらが来る前に片付けてしまおう。
さあスピードアップだ、ガンガン行くぞー!!
俺は彼らに指令を送る。
「よし、もっとスピード上げるぞ! あいつらが来る前に片付けようじゃないか!!」
「オー!!」
「了解です!!」
威勢よく返事が飛び交う。
よし、行けそうだな!
にしてもだ、こういう光景を見れる日が来るとはな。
憧れていたあの時代のあの人も、こういった景色を見ていたんだろうな。
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(その前日の出来事)
「なあソンチョー、ちょっと話できるか今?」
こいつは日々の周辺警備を担当してもらっている子だ。
何か見付けたのだろう、俺は今やっている作業を切り上げて、話しを聞いてみることにした。
「おう、いいぞ。 昼の見回りで何かあったのか?」
「はい、実はそうなんです。」
やはりその様だ、これは詳しく聞いてみるか。
「ほう。 何があったのか教えてくれるか?」
「はい。 実は本日、例の人間の作戦が決行されておりまして・・・」
そうだったな、今日森に入って行くとか何とか言っていたな。
「うんうん、続けてくれ。」
「はい。 その作戦を見回りついでに覗いて来たのですが、どうやらかなり酷い有様で・・・。」
「酷いとは何がどうなっているんだ?」
「今も戦い続けていますが、人間たちが浅瀬部分と言っている区画から一向に進めておらずですね・・・。 なんというか、かなりピンチなチームも多いように見受けられました。」
「・・・と言うと?」
「常にモンスターたちに囲まれながら戦っているような感じで、疲労が蓄積するにつれて次々とモンスターたちの餌食に・・・。」
「先日確認した奴から聞いたが、モンスターは相当な数になっていると言っていたからな。 確かにそうなってしまうだろうな。 いくら冒険者を集めたとしても、大都市ではないあそこでは、やはりたかが知れてはいるだろう。」
「でありますね。 確実にあれは数の不利が響いているものかと思われますね。」
「だな。 ちなみにだが、ここに来たハルトたちはどうだった? 無事だったか?」
聞かずにはいられないだろう。
せっかく仲良くなったんだぞ、死なれていてはたまったものではない。
「彼らなら上手くやっていましたよ。 彼の他に魔法使いがもう1人いたでしょう。 その2人で協力して、魔法で壁を作って仲間の休息時間を作っていたようです。 それに、例のポーションというやつで疲労を回復させることもできるとかで。」
「そうなのか、無事なのだな! 良かったぞ、良かった良かった!!」
さすがはあの子らだ、そのまま無事でいてくれよ。
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それでは次話もお楽しみに!