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93.大慌て

 昨日は久しぶりにお友達とお食事に行ってきました。

 しゃぶしゃぶが美味しかったので食べ過ぎたかもしれません!!

 運動しなきゃ!!(やるとは言っていない・・・。)


 では、本編へどうぞ!!


 僕たちはこの後すぐに眠りについた。


 チュンチュン チュンチュン


 そして翌朝、起きた僕は右手に違和感を覚える・・・。


 やってしまったようだ・・・。


 昨日、久々にペンを握って、たくさんのトランプをせっせと作っていたから・・・。


 だからどうやら、筋肉痛兼腱鞘炎になってしまったみたいなんだよね。


 ウソでしょ・・・こんな状態じゃ、今日1日どうするの??


 痛みに耐えながら戦えなくもないけれど、でもほんとに相当痛いんだよ・・・。


 という感じで、今日1日、非常に先が思いやられる。


 まあ、なってしまったものはしょうがないから、何とか我慢して耐えて耐えて耐え抜こう。



 その後、朝の準備をし朝食を食べた僕たちは、早速冒険者ギルドへ向かうこととした。


 テクテクテクと通りを歩いていく。


 例の串焼き屋さんには、『今日もお休みします』と貼り紙が貼ってあった。


 それを横目に通りを歩いていき、ギルド前に到着する。



 すると、どうやらギルド周辺が何やら騒がしいことになっているのに気が付いた。


 どうしたんだろう?


 その疑問を、出てきたギルドの職員さんに尋ねてみた。


 「あの! 一体全体どうしたんですか!?」


 「え、あ、例の魔法を使える冒険者さんか。 どうしたもこうしたもないよ! 俺は急いで見に行かないといけないんだよ。 遅れたらあいつらに怒られるからごめんな! 詳しくは中のやつらに聞いてくれ!」


 職員さんはそう言って、彼方へ走って行ってしまった。


 「あ・・・。」


 結局何があったのか分からなかったじゃないか。


 仕方がないので冒険者ギルドへ入ることにする。


 出てくる人はみんな、話し掛けてくるなオーラというか威圧というか、そういうのが凄いからね。



 冒険者ギルドへ入ると、僕と同じように外の人に中で聞いてくれと言われたであろう人たちが、カウンターの受付の職員さんや、歩いている職員さんに詰め寄っていた。


 その様子を眺めていると、ふとサリーさんと目が合った。


 サリーさんも他の職員さんと同じように、冒険者さんたちから詰め寄られていたんだけど、僕たちと目があった瞬間、希望を見つけたような顔をした。


 そして、詰め寄る冒険者さんたちをグワっと払いのけたかと思うと、僕たちの方にグングンと近付いてきた。


 そして、手を広げてよく来てくれましたーというようなポーズをしたかと思うと、話し掛けてきた。


 「待ってたよ! (小声で)ちょっと別に用はないけど助けて。 あっちの部屋を準備してあるから着いて来て!」


 ま、まあ何があったのか聞けるならいいけどさぁ。


 そういうことなので、僕たちは黙ってサリーさんの後ろに着いていき、部屋に入る。


 そして扉を閉めると・・・。


 「はぁ~、朝一からああなのよ~。 もう疲れちゃって。 助かったわ。」


 「いえ、別にいいんですが・・・。」


 「ああそうね。 あなたたちも気になっているのよね? 何が起きているのか、助けてくれたお礼に教えてあげるわ。」



 内容は、要約するとこの様なものだった。


 ・今日の朝、森に偵察に入ったギルド職員の斥候隊が、森の異変に気が付いたとのこと。

 ・報告を受け数名増員させて調べると、昨日大量に残っていたはずの浅瀬部分のモンスターが一掃されていたんだそうだ。

 ・それで今は、戦える職員総出状態で、さらに奥まで調査の手を加えている最中なのだそうだ。


 何だろう? モンスターってそうやって突然消えてしまうものなんだろうか??


 まあ、何はともあれ、非常事態とかそういう類のものではないということなので、結果を待っているだけで良さそうだね。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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