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79.失敗作??のポーション

 昨日はバレンタインでしたね。

 結果は僕に聞いてはいけないのです。

 家族以外からはチョコレートはもらえなかったのです。。。


 でもでもでも!!

 みなさんからステキなステキなプレゼントを頂きました!!


 なんとなんと!!

 本作のPV数が20,000PVを突破しましたーーー!!!


 昨日実は、嬉しさのあまり泣いて喜んじゃいました!!


 皆さんありがとうございます!!


 ではでは、本編へどうぞ!!


 何とかしてポーションを飲みたい・・・。


 現在、身体中が非常に非常に痛いんだよ。


 さっき火の剣を作り出す前までに、散々モンスターにボロボロにされたんだよね。


 もう耐えられない! ほんっとに痛いんだよ!!


 もう今しかチャンスなさそうだから、やっちゃうよ。


 僕を囲うような火の壁をイメージする。


 今だ!!


 ボォォォォーー!!


 近くのモンスターたちを焼き払いながら、炎が僕の周りを囲っていく。


 成功だ!!


 パチパチゴウゴウと熱そうな音を響かせている。


 もうこの際、魔力を気にしてもしょうがないからね、結構本気だよこれ。


 というよりも、痛すぎて痛すぎて、気にする余裕もないんだけどね。


 でもね、結局ポーションを飲むからそこまで心配しなくても大丈夫だよね。


 どのぐらい魔力を使う技なのかは、正直自分でも分かっていないんだけどね。


 でも、今大丈夫だから良いのだ!!



 さあ、ポーションを飲むぞ!


 この状態ならば邪魔は入らないからね。


 カポンッ!


 おお! 良い音だ!


 スンスン


 うーん、臭いは薬草って感じのポーションだなぁ。


 大丈夫かなぁ? どっかで適当に眠ってたやつを引っ張て来たわけじゃないよね??


 こないだ飲んだポーションとは大違いだから、何だか怖いよね。


 まあ、ギルドがくれたものだから、きっと大丈夫だよね??


 思い切って飲んでみる。


 ゴクゴクゴク!!


 うん、普通じゃん。 普通だ・・・・あぁぁぁ・・・・!?


 「にっがぁぁぁぁぁぁぁい!!!!」


 何これ?? どうなってるの??


 苦い、苦すぎるよ。


 センブリ茶か何かなんですかこれは??


 今ので集中が切れて火の壁の魔法が切れてしまった。


 うわぁ、モンスターが雪崩込んできたぞ・・・。


 ヤバイヤバイ!


 こいつ失敗作だしさぁ、魔法も解けるしさぁ、ほんっとついてないよ僕は!


 もう戦うしかないじゃん。


 ほんの束の間の最悪の休憩だったよもう。


 そう思いながら僕は、襲い来るモンスターたちに魔法を放ちながら火を纏わせた剣を振るう。


 剣がパチパチ鳴っていて、時折モンスターを斬るとジュウーっと焼ける音が聞こえるね。


 あれ? でもちょっと待って。


 なんだかさっきまでの身体の痛み、無くなってない??


 何だか身体が軽くなった気もするよ。


 うわ、あのポーション、マズマズだけどメチャクチャ効果あるんじゃない??


 失敗作とか言っちゃってゴメンナサイ・・・。


 よし! 口の中は最悪な状態だけど、力は出てきたぞ!



 僕は魔法を放ちまくる。


 そして、徐々にみんなに近づいていく。


 まずはラスカくんだ。


 「ラスカくん! 今のうちにポーション飲んで!!」


 僕はラスカくんを守りながら剣を振るう。


 お、ラスカくんがポーションを飲んだ。


 メチャクチャ苦そうな顔をしている。


 やっぱりこのポーション、こういうもんなのかな?


 今度はラスカくんと一緒に、みんなの元へ向かう。


 そして、2人でみんなを囲う壁を、それぞれの魔法で作っていく。


 「おお助かった!」


 「こっちのモンスター倒したらすぐポーション飲むから、待っててくれ。」


 そうして壁の内部のモンスターを倒し終わったみんなが、あの激マズで激ニガのポーションを飲み始めた。


 うわぁ、みんな吐き出しそうな顔してるよ。


 先に言っておいて欲しいものだよ、注意してねって一言ぐらいさ・・・。


 まあ、効果は抜群だから、我慢すれば何とか・・・なるのかな?


 一番大丈夫そうな気がしていたロードさんが、青白い顔しながら悶えてるんだけど・・・。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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