76.ロードさん発見
昨日は珍しく明るいうちにお仕事から帰宅出来ました!
今週まだ水曜日・・・長く感じるでございますが、頑張りましょうね!
では、本編へどうぞ!!
その後僕たちは、串焼き屋のおじさんと別れ、ロードさんたちを探しに食堂にやって来た。
食堂の中を見渡すと、案の定ロードさんたちが、遅い遅い朝食を、結構談笑しながら食べていた。
「ロードさん!!」
僕が掛けた声にロードさんたちが気が付き、手を振る。
「おうハルト! それにハシュードにカイトじゃねぇか!」
「おはようございます!」
「おう、おはよう。 にしても何だ? 朝っぱらから疲れたような顔をして?」
ん? 僕ってば、そんなにひどい顔をしていたかな?
「いや、朝出会って一番に何なんですか!?」
「何なんですかもなにも、ひっどい疲れた顔してたからさぁ。」
「そんなひどい顔してないですって。 真似しないでくださいって!!」
その顔を見た数人が吹いてしまっているよ。
いくらひどい顔をしていても、さすがに絶対にここまで最悪な顔はしていないはずだよ。
「そこまでひどくはないはずですが・・・。 たぶんこのギルドの中がほんとにほんとに人が多過ぎたから、ここに辿り着くまで大変だったんですよ!!」
「そうか~、たしかに今日は、見るからにめちゃくちゃいるよな。」
「おいロード、今日はこんなにたくさんの人数が森に入るのか??」
「その予定だな。 これだけいれば、なかなかに心強いだろ!」
「まあ確かにな。 ただ、同志討ちだけは気を付けないとな。 特に魔法使う場合は注意が必要だな。」
「そうだな。 にしても、この村でよくこれだけの冒険者が集まったもんだよな。」
うんうん、確かに今までどこで何をやっていたのだろうか?
普通の時には全く見なかったんだけどなぁ。
まあ、何はともあれ、ようやくロードさんたちとの合流に成功した。
この後は、ロードさんたちの談笑しながらの遅い朝食が食べ終わるのを待って、ギルドのロビーへ移動した。
うわぁ・・・。 ロビーにはさっきにも増して、とても多くの人が詰めかけていた。
もうぱっと見、小さめのライブ会場かのような人の多さだ。
売れ始める直前ぐらいのアーティストさんのライブ会場ぐらいね。
ロードさんによると、今日はソーグさんからの全体説明が行われたあと、各チームの配置分けが行われてから、殲滅戦のスタートとなるようです。
ちなみに今の時間はというと、たった今起きてきたばかりのソーグさんの、朝食待ちの時間なんだ。
本当ならばもう少しで始まるはずなんだけれど、この調子だとまだまだ掛かりそうだよね。
前の世界の日本でそんなことやったら、もう完全に大批判間違いなしだよね。
こう考えると、前の世界ではいつも、時間に支配されながら窮屈に生きていたんだなぁと思うよね。
いつかそういうものが蓄積されていくと、非常に非常に大変な状態になってしまいそうなので、そうなってしまう前にこの世界に来れて、良かったかもしれないよね。
まあ、ソーグさんはいつもこんな感じだし、この世界でもちょっとルーズすぎるのかもしれないけれどね。
まあまあ、それはそうと、まだまだソーグさんが朝ご飯を食べ終わるまでは時間が掛かりそうなので、今日でこのチームで狩りを行うのは最後になってしまうかもしれないので、エイムくんとラスカくん、ロードさんたちと、たくさんたくさん話しておこう!
こういう時間を作ってくれたことには、ソーグさんに感謝だね!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
作品が気に入って頂けたら、ブックマーク、感想、評価をお願い致します。
ブックマーク、感想、評価を頂けますと励みになります。
評価ボタンは、本作最新話の最下部に設置されておりますので、宜しくお願い致します。
それでは次話もお楽しみに!