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74.大混雑の冒険者ギルド

 また月曜日がやって来てしまいましたね。

 月曜日の憂鬱再びでございますが、今週も頑張りましょう。


 では、本編へどうぞ!!

 さて、今日はいよいよ北の森のモンスターを殲滅する戦いの日だ!!


 珍しくみんなより遅れて、一番遅く起きてしまったけれど、美味しい朝ご飯をたくさん食べて元気を付けてきました!!


 ということで、僕たちは冒険者ギルドへとやって来た。


 ギルドの扉を開けると、そこにはめちゃくちゃたくさんの冒険者たちがいたんだ。


 ギルドは大きな建物だから、溢れて中に入れなかったり、休日の某ショッピングモールみたいに、前の人について行かないと前に進むことができないぐらい混雑しているとか、そういうことはないんだけどね。


 でも、今日のギルドの中にはいつもと比べ物にならないぐらいに、本当にたくさんの人がいるんだ。


 そのたくさんの中には、すれ違いざまとかに見たことがある人もいれば、全く見たこともないような人まで、様々な人がいた。


 何で今日は、こんなにもたくさんの人がギルドに集まっているのだろう??


 ふとそう思ったけれど、ちょっと考えたらその答えが分かったんだよね。


 今まで、何グループかに分かれて、各方面の森に調査に入っていたんだけど、今日はそのみんなが同じ北の森に、一斉に入って行く日だったんだよね。


 だから、ここにいる冒険者の大群は、今まで他の森に調査に行っていた、別のグループの冒険者たちだったんだよね。


 こう見ると、この村にも冒険者ってたくさんいたんだね。


 しかし、まじまじ見てみると色んな冒険者がいるね。


 向こうには、あなたピーターパンか何かですか??って感じの格好をしている人がいたり、中世騎士かのようにガチガチの鎧を装備している人から、ザ・魔法使いって感じの格好をした人まで。


 ほんとにたくさんの人が、それそれ違った格好をしているから、なんだか面白いね。


 ここが異世界だってことを忘れてしまったならば、コスプレのイベントかそのたぐいの何かに迷い込んでしまったかと、勘違いしてしまっていてもおかしくない気がするよ。


 うんうん。


 もうね、そういうことを少しでも思ってしまったから、どっからどう見てもそういう会場にしか見えなくなってしまったよ。


 これから一緒に協力してモンスターを倒しに行くっていうのに、なんてこったですよ・・・。


 まあ、兎にも角にも取り敢えず、僕たちはロードさんたちをこの中から探し出して、合流しなくっちゃいけない。


 これはなかなかに気が引けることだよ。


 まあ、取り敢えずいそうな場所を探してみるしかないね。


 いそうな場所といえば・・・、食堂で今さらながらに朝ご飯を食べていたりしないかな??


 ロードさんのことだし、なんだか十分あり得そうな気がするよね。


 ということで、僕たちは早速食堂へ向かうことにしたんだ。


 「食堂ってあっちの方だよね? 人が多過ぎてどっち向いてるか分からなくなるよね。」


 「確かにそうですよね。 もう入り口も人で見えなくなっちゃってますし。」


 「ハルト、潰されないように気を付けろよー、あれ? ハルトがいないぞー!?」


 ドスッ!!


 カイトにいじられたので、仕返しでカイトの横っ腹を肘打ちしてやったんだ。


 「いったぃ!! ひどすぎる!! ハルトはオニだ!!」


 ドスッ!!


 うぬぬ・・・、思わずもう1回やっちゃったよ。


 「ごめんごめん、ホント痛いから。 ごめんって・・・。」


 「もっとやりたいのに・・・。」


 「やっぱりハルトはオニだよオニ!!」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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