72.豪華なディナー
みなさま!!
この72話目で本作の文字数が、10万文字を突破しました!!
10万文字でございますよ!!
頑張った!!よく頑張った!!
これからも頑張りますよ!!
では、本編へどうぞ!!
そのあと僕たちは、ソーグさんとロードさんたちと別れ、宿へ戻ることにした。
飲んで行けと言っていたけれど、僕は昨日倒れたばかりの病み明けだし、宿で心配しながらマコトさんが待っているだろうから、丁重にお断りしてこの日は帰ることにしたのだ。
ちなみに、もう宿は延長確定となった時点で、ハシュードさんが延泊の連絡と代金の支払いを済ませておいてくれたらしい。
仕事が早くて頼もしいです、ハシュードさん。
今日はもう、寄り道をせずに宿へ向かう。
というよりかは、もう露店も含めてどこも閉まっていて、立ち寄る場所も無かったんだけどね。
宿へ着くと、思った通りマコトさんが出迎えてくれた。
相当心配してくれたようで、何だか申し訳ないね。
だって、今日は行きの浅瀬部分以外では、モンスターと一切戦っていないしね。
もっと言えば、モンスターのクォーツたちと交流までしてしまっていたんだよね。
まあ、明日はもう戦闘続きの1日になる予定だから、つかの間の休息みたいな感じでちょうど良かったよね。
こんな日もあっていいよね。
まあ、今日は明日に備えて、マコトさんが御馳走を準備してくれたみたいだから、いっぱい食べて元気を付けよう!!
さて、今日のメニューはこうだ。
1品目は「前菜:ニューカフサラダ」だ。
こちらは、キャベツことグリーンボールと、カリフラワーのサラダだ。
なかなかにこの組み合わせが絶妙で美味しいのだ。
なぜこの名前なのかは知らないんだよね。
2品目は「副菜:ゴロゴロフィッシュ」なるものだ。
一口大の大きさにした白身魚をフライにしたものと、ゴロゴロイモことサツマイモの煮物を合わせたものだ。
これは、白身魚のフライを煮てしまうのではなく、それぞれ別々で作って、最後にお皿に盛り合わせる時に、フライの上にゴロゴロイモの煮物をかけていくんだそうだ。
そうすることで、サクサク感を残しながら、煮物がタレの代わりにもなるそうなんだ。
もう、見ているだけで美味しそうなお料理だ。
3品目は「第2の副菜:ホクホクイモのポテト」だ!!
僕が前の世界で大好物だった食べ物の1つであるポテトが、この世界にもあったんだ!!!
これはその名のとおりなので、説明は割愛させてもらうよ。
ポテトはポテトだからね!
4品目は「スープ:ほうれん草とニンジンの鶏ガラスープ」
お名前のとおり鶏ガラスープに、ほうれん草とニンジンを入れて煮込んだものだ。
シンプルだけどお野菜が美味しい土地柄なので、非常に非常に美味しいんだ。
そして、4品目は「メイン:ハイベアーのコトレット」だ!
コトレットとはいわゆる、カツレツのことなんだって。
ハイベアーって聞いて最初、野生の臭みがあるのかなぁって心配だったけれど、この世界のクマというか、ハイベアーは実は、前の世界のクマと違い、臭みは全くないんだ。
なので、本当に美味しくてビックリしたよ。
しかもお肉は固く無くって、すっごく柔らかいんだ。
だから、お肉のミルフィーユでも食べているのかと思っちゃったよ。
この世界の豚カツならぬ熊カツ、最高でした!!
ということで、こんなにたくさんの、絶品のお料理を出してくれたから、もうほんとにお腹いっぱいになっちゃったよ。
幸せ過ぎるよね!
というわけなので、お腹がいっぱいになったら眠たくなってきちゃったんだ。
だから、食べてすぐに僕はベットへ直行したのだった。
おやすみ~。
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それでは次話もお楽しみに!