表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/179

70.ソンチョーさんとの別れ?

 今作の話数が70話目に!!

 遂に70話目ですよ!!


 以上です!!(笑)


 「もう帰るのか・・・寂しいなぁ。」


 僕たち一行は夕方まで村に滞在しクォーツの村人たちと交流した。


 そして、暗くなるといけないのでそろそろコルト村に帰ることになった。


 「じゃあ、お世話になりました!!」


 僕たちが村のみんなに挨拶して、コルト村まで帰ろうとすると・・・。


 「コルトの村の近くまで、俺たちに護衛させてくれ!」


 そうソンチョーさんが言い始めた。


 ソンチョーさんはいつの間にか、老人の姿から本来の青年の姿に戻っていた。


 みんな、こんなやついたか??って混乱しちゃってるよ。


 「俺だ俺! ソンチョーだよ。 こっちが本来の姿ね、よろしく!」


 いやいや、よろしく!じゃないよね。


 「こ、これはどういうことで・・・??」


 ハシュードさんが困惑しちゃってるよ。


 「あぁ、だからこういうことね。」


 そう言ってソンチョーさんが、老人の姿になる。


 そうして再び青年の姿に戻った。


 「姿が変わった!? な、なんなんですか!?」


 さらに混乱しているよ、どうするつもりソンチョーさん?


 「いやだからさ、この村に入ってきたとき、とんでもないぐらい警戒してたじゃん。 だからさ、警戒させちゃいけないかなって思ってさ。 ただ、今度は戻る機会を失っちゃってさ。」


 「は、はぁ。」


 なんとなくは納得できてるのかな。


 「で、そんな凄い俺らに護衛させてくれないか??」


 「だだ、ロード、どうする?」


 ハシュードさんがロードさんに話を振る。


 「それならそれで助かるからいいと思うぞ。 ただソンチョーさん。 あんたらどうするよ? 帰る頃にはもう途中で夜になっちまうんじゃないか?」


 確かにそうだ。


 僕たちは暗くなる前にコルト村に辿り着けるけど、ソンチョーさんたちは帰り道がある。


 さすがに夜となれば、ソンチョーさんがいても危ないんじゃないかな?


 だけど、そうでもなさそうなんだ。


 「そこの心配はいらないぞ。 なんせ俺らクォーツってのは、便利なことに夜目が効くんだよ。 だから暗くなったところで変わりないんだよ。 それに、逆に夜目が効かないモンスターも沢山いるから、逆に夜の方が安全なんだよ。」


 おお、クォーツにそんな特性があったとは。


 「なら大丈夫ってことか。 俺たちの村に泊まらせてやりたいがモンスターってのが何言われるか分からなかったからな。 すまんがお願いできますか?」


 「おう! 俺たちに任せとけ!!」


 ということで、僕たちのコルト村帰還の護衛を、ソンチョーさんたちがしてくれることが決定した。


 なかなかに心強いね!


 ということで、ソンチョーさんたちの準備があるので、しばらく待つことになった。


 通りを埋め尽くしていたクォーツたちが、みんな一斉にいなくなったけれど、それだけ大そうな準備をするつもりだろう??


 そう思い待っていると、ソンチョーさんたちが戻ってきた。


 あれ? 何百人といるクォーツたちみんなが、剣や槍、盾などを装備しているよ?


 え? みんな来るわけじゃないよね?


 戦争にでも行く気なの??


 そう思い尋ねる。


 「あのぉ、この人数は??」


 「護衛だぞ。 この村には数十人残すから、そこは心配しなくていいぞ。」


 「あの・・・護衛というか、戦争にでも行く気でしょうか??」


 「護衛だぞ。」


 そんなニコッとされたら断れないよ。


 まあ何はともあれ、もうこの状況じゃぁ、僕たちの無事は確定されたようなもんだね。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 作品が気に入って頂けたら、ブックマーク、感想、評価をお願い致します。

 ブックマーク、感想、評価を頂けますと励みになります。


 評価ボタンは、本作最新話の最下部に設置されておりますので、宜しくお願い致します。


 それでは次話もお楽しみに!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ