67.本来の姿
みなさま~!!!
なんと昨日、15,000PV突破しましたよ~!!!
非常に、非常に、非常に嬉しいでございます。
これはみなさんのおかげでございますよ!!
ありがとうございます!!!
しばらくソンチョーさん回が続きますが、これからも楽しんで頂けると嬉しいでございます!
では、本編へどうぞ!!
鬼わぁ~外、福わぁ~内ヾ(>▽<)o
実は転生者だったソンチョーさんとの会話は続く。
「ソンチョーさん、凄過ぎますよ。 人間じゃなかっただけでも最悪なのに、そうやって色々考えて高い高い壁を乗り越えて来て。 僕なんかとは大違いですよ。」
「そうかぁ? 俺はきみも凄いと思うけどなぁ。 転生初日からモンスターを倒すなんて、普通じゃ無理だろ。 それに、転生して10日も経っていないのに、状況を把握してこうして生き抜いている。 おまけにだぞ、もう仲間作ってるじゃないか。 一体何なんだよそれってぐらい凄いぞ。」
あれ、何だか褒め合いっこ大会が始まっちゃったよ。
「いやいや、ソンチョーさんは村作っちゃってるじゃないですか! レベルが違いますよ。」
「でもあれよ。 ここまで来たの最近だよ。 数日でこんなん凄いって。」
「あ、そういえばソンチョーさんって、この世界にどのくらいいるんですか?」
「お、話していなかったか? 俺はこの世界に来て5年かな。 もう正確な日数までは数えていないから、そこまでは分からないけど。」
「ご・・・5年!? 5年だけでこんなでっかい村を作っちゃったんですか!? え!? 何この人!?」
「何この人とはなんだよ!! 俺は俺だよ。 というか、俺のこと何歳だと思ってるんだよきみは!?」
「す、すいません。 だってビックリして。」
そうだよね、確かに結構サラっと失礼なこと言ったよね。
「何歳かって、もうお爺ちゃんだし、実年齢50歳以上確定じゃないですか??」
「ちょおまえぇ!! そりゃないだろうよ。 一つ言っておくと、俺のこの姿は偽装だからね。 こっちがホントの姿だからね。」
そう言うと、ソンチョーさんの姿が徐々に変化していく。
な、なんだって!?
その姿は全くお爺ちゃんなんかじゃなく、イメージとしては25歳くらいの青年という感じに変化した。
ただ、やっぱりクォーツなのには変わらないんだけどね。
「ど、どういうことですか?? えぇ!?」
「どうだ?? 何歳に見える?? ねえねえ??」
「あわわ、えっと、25歳くらいのお兄さんに見えます。」
「だろ?? でも惜しいなぁ。 俺、今23歳だぞ。 警戒されるかと思ってお爺さんの姿してただけだからな。 まあ、戻すタイミング見失ってただけだ。」
「てか何で姿変えられるんですか!? 何なんですかあなたは!?」
「人を化け物みたいな目で見るなよ・・・モンスターの姿をしてはいるけどさ。 これも魔法の1つだよ。 まあ、一般的ではないだろうけどな。」
これも魔法・・・、魔法って何でもありなんだろうか??
「ま、魔法って、そんな何でもできるもんなんですか!?」
「万能ってわけじゃないが、これはやってみたら出来ただけだよ。 使い勝手はいいぞ。」
うわ、この人のって絶対チート的な能力だよ。
だって、やってみたら出来たなんて、さっきから規格外の魔法、披露しすぎな気がするんだよなぁ。
「というかですよ、今23歳なのに村長って、凄過ぎますよね!?」
実際、18歳で転生してきて、こうやって色々思い付いて実行してきたんだよね?
そのまま元の世界にいたら、きっと政治家とか官僚とかのエリート確定だったんじゃないかな?
これだけ頭が切れるなんて、なかなかに惜しい人を失ったものだね。
まあ、その代わりクォーツたちにとっては、希望の星そのものなんだろうね。
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