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53.フクロテイガーとの戦い

 皆さん!!

 なんと!!なんと!!なんと!!!!


 遂に本作のPV数が、10,000PVを突破致しましたぁああああ!!!!


 ありがとうございます!!


 でも、僕はまだまだここからです!!

 駆け抜けろっ!!


 ギャオォォォォォーーーー!!


 「え? なに!?」


 「おいおい、これってあいつだろ!?」


 「だよな。 タイミング悪りぃんだよ。」


 みんな自分たちの頭の中で解決しないで、僕にも教えてくれてもいいじゃないの??


 「おいロード、何なんだこの声は? ヤバいモンスターなのか?」


 僕の代わりにハシュードさんが聞いてくれた!


 「ああ、あんまりよろしくないな。」


 「そうなのか・・・。 で、何なんだ?」


 「お前たちが狩ろうとしていた、フクロテイガーだよ、フクロテイガー!!」


 「そいつってそこまで強かったのか!? 程々な強さだと思っていたが??」


 「そうなんだがな、今の俺たちの状況、疲労し切っているだろうが。 こんな状況じゃ戦いたくないやつだ。」


 「だな。 結構固いんだよあいつは。 だから、こういう状況で遭遇するってのは厄介なんだよ。」


 「おまけに牙も爪も鋭いから、一撃受けたらヤバいんよ。」


 「そうなのか・・・。 確かに、話を聞いただけでもヤバそうだな。」


 ま、マジかぁ・・・、ってか僕らって、そんなヤツを狩ろうとしていたのか・・・。


 うん、迂闊すぎましたホント。


 まあ、結局こうなってしまったんだから、もうしょうがないよね。


 取り敢えず、もう倒すしかないから、鳴き声のした方に向いて、ちゃんと陣形を作る。



 グルグルグルゥ!!


 徐々に鳴き声が近づいてくる。


 ゴクンッ。 ヤバイ、メチャクチャ心臓の鼓動がドクドクと強く聞こえる。 


 落ち着けよ自分! そう言い聞かせる。


 そして少ししたところで、ついにヤツが、フクロテイガーが僕たちの目の前に現れた。


 まさにトラ柄の柄をした、トラだ。


 フサフサとした毛並みで、お腹にはカンガルーの様に、ネコ型ロボットのなんとかポケットの様なものがついている。


 そして、更に特徴的なのが、中型のモンスターとは聞いていたが、2mはあるだろう、めちゃめちゃデカい。


 4足歩行なのにこれだ。 飛び掛かられたらひとたまりもないよね。


 うぅ・・・。 改めて、こんなのよく狩ろうと思ったなぁ、たぶん3人で行って遭遇していたら、帰って来てないよね、確実に。


 そんな事を考えていると、フクロテイガーの目が、ギロリとこちらを向いた。


 「来るぞ、気を付けろ! 魔法組、遠距離攻撃組、初弾準備しろよ!!」


 僕はラスカくんと、水魔法の連携プレイで何とか頑張ろう。


 すると、フクロテイガーが飛び掛かろうと膝を曲げた。


 「今だ! 撃て撃て!!」


 ロードさんの指示通りのタイミングで、水魔法を放つ。


 その水魔法がフクロテイガーに見事命中した。


 この大きさのモンスターに当てられないとかいったら、正直魔法使い失格だけどね。


 すると、フクロテイガーについて、意外なことが分かった。


 こいつネコ科なんだろうけれど、水が苦手なようで、ダメージ量云々は関係なしに嫌がり方が尋常じゃない。


 「あれ? どうなってるのこれ?」


 「俺にはわけが分からん。」


 だが、そう思ったのも束の間。


 ガオォォォォォ!!!!


 怒った? 怒ったよねこれ!?


 「ヤベーよ、キレたぞあいつ!」


 「ですよね、怒っちゃいましたよね?」


 結構ヤバい状況っぽいよね。


 おお!? ヤツが完全に僕をロックオンして走ってきたぞ!!


 「ちょ、ちょっと・・・、え!? まって来ないでぇぇ~!?」


 「ハ、ハルトくん、魔法だ、魔法使うんだ、何でもいいから! 早く!!」


 「うおおおおぉぉぉ~!!」


 僕は精一杯の量の水を、フクロテイガーの首元目がけてジェット噴射した。


 するとその瞬間、頭がクラクラし出した。


 ヤバイ、魔力使い過ぎたかも・・・。


 僕はそう思ってすぐ、意識が遠のいてしまった・・・。




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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