49.水魔法への挑戦
皆さん!! 9,000PVを突破しましたよぉぉぉぉ!!!
スゴイ!! ありがとうございます!!
これからも頑張りますので、よろしくお願いします!!
色々とあって、森の入り口に来るまでにいつもの2倍以上時間が掛かったような気がする。
では、ようやく、ようやく森へ足を踏み入れる。
ほんとに何をしに来たのか忘れるところだったけれど、今日は森の中腹の調査と、僕としては、攻撃系の水魔法が使えるかどうかを試す、という大事なことがあったんだった。
そう考えていると、ロードさんが話し掛けてきた。
いや、もう長いお話はごめんだよ。
「嫌な顔すんなよハルトー。 もう騒がないよ、森の中なんだから。」
「ならいいですよ。」
僕はあからさまに嫌な顔から、ニッコリした顔に戻しながら言った。
「そうか、うん。 あのな、水魔法は使えても、攻撃系のものが使えるか分からないって言ってたよな?」
「はい、そこは実際にやってみないと分からないですねぇ。」
なんだ、ちゃんとした話じゃん。
どんなふざけた話がくるのかと思って、身構えた僕がバカみたいだよ。
「それでな、俺、見てみたいんだよ。 もう少し行けばモンスターが出てくると思うから、やってみてくれないか? な、いいだろ?」
「ほんとですか!! 良いんですか!? やりたいです、是非是非!!」
おお、ただ見たいだけなんだろうけど、僕が一番やりたい事をやらせてくれるんだ!
今まで散々バカにしていたのが申し訳ないよ。
「じゃあ、もう少し行ったら頼むな!!」
「はい! お任せください!!」
そうして僕たちは、森を奥へと歩いて行った。
すると、ロードさんの言っていたとおり、そこにはモンスターが3匹たむろしていた。
「よしハルト。 あのモンスターで良いんじゃないか?」
「はい! あれでいきましょう!!」
では、まずは息を整えよう。
よし! いざやってみよう!
って、どうしよう、楽しみだったけど何を出すか考えてなった。
じゃあ、どうしよう。
そうだ! 水の剣の雨ってどうだろう?
よし、これでいこう。 頭の中で想像してみる。
技を出すためにはこれは必須だからね。
うん、イメージが固まった!
「いきますよ!!」
「おう! いつでもいいぜ!」
再び、水の剣の雨が振り注ぐ様子をイメージし、それをモンスターに向けてイメージをする。
「いっけええええ!!」
ドドドドドドドド!!
お!? 今すごい音がしたんだけど?
そうしてモンスターのいたところを見ると、水の剣の雨が3匹のモンスターに襲い掛かっていた。
大成功もいい大成功だ!!
水の剣が次から次へとモンスターに振り注ぐ。
これは避けるのは無理そうだ、ちょっと高密度すぎたかもしれないね。
落下の力も加わって、モンスターが圧し潰されながら悲鳴を上げている。
そうして、その悲鳴と同時に3匹のモンスターを倒すことに成功したようだ。
「す、凄いけどさ、ちょっといいかハルト。 お前には加減ってもんがないのか?」
「良いじゃねぇのロード、こんな派手なもん見れたんだしよ。」
「まあそうだな、うん!」
「ハルトくん、あのね、火の壁で囲って焼き倒していた時も思ったんだけどね、ハルトくんって意外と、なかなかえげつない技を使うんだね。 でも、凄いや!!」
なんだかみんなの反応が・・・??
「で、でも、水魔法使えたでしょ!!」
「おう、使えたぞハルト! 凄いぞーハルトは!!」
「そうだよそうだよ! よくやったよハルトくん!」
カイトとハシュードさんが頭をワシャワシャしてくれた。
良かった良かった、失敗でもしているのかと思ったけれど、ちゃんと使えているみたいだから安心したよ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
作品が気に入って頂けたら、ブックマーク、感想、評価をお願い致します。
ブックマーク、感想、評価を頂けますと励みになります。
評価ボタンは、本作最新話の最下部に設置されておりますので、宜しくお願い致します。
それでは次話もお楽しみに!