159.ゴルドーの冒険者ギルド
昨晩、サイゼリヤでテイクアウトしましたが、人生で初めてサイゼリヤのパスタを食べました。
メチャクチャ美味しいじゃないですか!!
皆さんもオススメですよ、「パルマ風スパゲッティ」ってやつです!!
では余談はこのぐらいに。
本編へどうぞ!!
翌朝起きると、僕たちはこの街の冒険者ギルドへと向かった。
道中に倒したモンスターの素材を売りたかったからだ。
下手に置いておいて劣化しちゃって買い取り額が下がっちゃうと嫌だからね。
この街の冒険者ギルドは他の家々同様、洞窟住居式の建物だ。
建物の正面には冒険者ギルドの看板が立っていて、外装も珍しく薄橙色に塗られていた。
雰囲気がなんか良いね。
僕たちは扉を開けて中へ入っていく。
やはり中は岩を掘られて作られているんだけど、僕たちの泊まっている家と違ってなんだか全然レベルが違うよ。
天井の高さも何階分あるのかってぐらいの高さで、奥行きはいくらでもありそうな雰囲気がする。
洞窟の中なのに2階も3階も余裕であるので、相当だってことは分かる。
僕たちはビックリしながらも受付らしきところへ向かう。
ギルドの中にはそれなりに人出があってまあまあ賑わっていた。
受付につくと僕たちはここでいいか聞いてみた。
「こんにちは、すいません。 僕たち素材を買い取って欲しいんですが・・・。」
「ああ、買い取りですか。 買い取りでしたら、もう少し奥に向かって行って左手に見えるカウンターが買い取りの受付となっています。 そちらまでお持ちいただければ職員がおりますので査定致しますよ。」
「あ、分かりました。 ありがとうございます。」
僕たちは受付の職員さんに言われたとおり、もっと奥へと進んできた。
やっぱり入り口で見たとおり、とっても広い構造になっている。
そう思いながら進んでいくと、左手に受付カウンターがあるのが見えた。
空港の航空会社の受付カウンターみたいに、それぞれのカウンターの横にキャリーバッグならぬ素材を置くための台ゾーンがあるので、きっとここで間違いないだろう。
その受付について職員さんに尋ねてみる。
「すいません。 素材の買い取りをしてもらいたいんですが、こちらで合っていますかね?」
「ようこそ。 こちらで間違いないですよ。 お売りしたい素材は、そちらの台の方に載せていただければ大丈夫ですよ。」
「分かりました。」
そうして僕たちは旅の道中で倒したモンスターの皮や牙、その他素材なんかを台に載せていく。
その中には1本分だけ、ウォービーンズのハチミツも混ぜておいた。
たくさん採れたからね、1本お試しという感じで出してみたんだよね。
「以上です。」
「了解しました。 こちらで以上ですね。 査定を行いますので、冒険者カードをお貸しいただけますか?」
「はい。」
2人は冒険者カードを受付の職員さんに渡した。
何かにスキャンしてすぐ返してくれた。
「冒険者カードのご提示ありがとうございました。 ちなみにそちらは、ウォービーンズのハチミツでしょうか?」
「はい、そうですよ。」
「おお、最近ちょうどまた高くなってきているんですよ。 ラッキーでしたね。」
「ホントですか! はい、良かったあ! ラッキータイミングですね!」
「はい。 じゃあ、査定が終わるまではもうしばらく時間が掛かるので、冒険者ギルド内を散策しながら今しばらくお待ち願えますか?」
「はい、了解しました。 査定完了まで待たせてもらいますね。 よろしくお願いします!」
そう言って僕たちは一旦、買い取りカウンターをあとにしたのだった。
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それでは次話もお楽しみに!