153.肉巻きチーズホクホクイモ
ヤバイ!!美味そう過ぎる!
取り敢えず読んでみてください!!
「す、凄かったなぁハルト・・・。」
「そうだねカイト。」
カイトはまだビックリしているようだ。
「そ、そうだ。 鳥に倒されちゃったウォービーンズを回収しておこうよ。」
「うん。」
「そうだ。 ウォービーンズのお腹には甘いあま~い蜜が詰まっているんだぞ! これがまた頬がとろける程絶品なんだよ。」
「おお!! 美味しそう!!」
そんなわけで僕たちは、ウォービーンズを回収しにきた。
「ああ、いたいた。 行こう!」
テテテテテ
「よく見てろよ~。」
そう言ってカイトは、ウォービーンズのお腹を剣で切り裂いていく。
トロトロっとしたハチミツがあふれ出てくる。
僕はそのハチミツを瓶に詰めていく。
黄金色に光り輝いていて凄く甘そうだ。
「さて、こんなもんか! これ、絶品だから絶対おすすめだぞ!!」
「うん! 楽しみ!!」
「じゃあ進もうか!」
「うん!」
そうして僕たちは再び進み始めた。
スタスタスタスタ
進んでいくとまたしても景色が一変する。
今度はタンポポが咲き乱れる群生群にやってきた。
そよ風が吹いて綿が辺り一面の空に飛び散っていく。
この光景がかなり幻想的で美しい。
そんなわけで、様々なお花が咲き乱れている風景を眺めながら僕たちは進んでいく。
すると夕日がきらめきだした。
「さてと、そろそろここらで今日は休んでおく?」
「そうだね。 今日進むのはここまでにしておこう!」
「じゃあ夕食の準備だね。」
「うん! 今日は何食べたい?」
「うーんっと、今日はさっき採ったハチミツ使わない?」
「お~!! いいねぇ!! そうしようそうしよう!」
「やったぁ~! じゃあハルト、どういうメニューが良いかな?」
「う~ん。 ホクホクイモなんて合わないかな?」
「うお~!! 絶対合う!! 合うよきっと!! やってみよう、こんなにいっぱいあるんだし、もし失敗しても大丈夫だから! 取り敢えずやろう!!」
「うんうん、やってみよう!」
そんなわけで僕たちは料理を始めた。
まずはザクザクっとホクホクイモを細切りに切っていく。
切れたら続いてこれを素揚げにしてっと!!
ジュージュー
美味しそうな音を立てながら、ホクホクイモが揚がっていく。
よしっ! そんな感じかな。
そしたらこれはこっちに置いておいてっと。
続いてチーズをホクホクイモと同様細切りに切っていく。
そして豚のバラ肉を用意して、さっき素揚げにしたホクホクイモと細切りにしたチーズを豚バラ肉でクルクルっと巻いてっと。
「おお、なんか美味しそう!!」
「出来てからのお楽しみだから見ちゃダメだよ!」
「分かった! 楽しみにしておくね!」
じゃあ、フライパンの上に油を注いで、さっき巻いたこれを並べてっと!!
ジュジュージュージュー
おお! 良い匂い!
チーズがトローっとしてきてホクホクイモと絡んでいく。
ジュージュー
豚バラ肉も良い色がついて焼けてきた頃、ソースを作っていく。
柑橘系とハチミツって絶対合いそう!
リンゴとミカンの配合種であるリンカンを絞ってっと。
そこにハチミツをグルグルして。
混ぜ混ぜ混ぜ!!
おお! これだけでも美味しそうだ!!
一口舐めちゃえっ!
ペロッ!
んん~!! 絶妙に美味しい!!
とっても甘々ででもその中にミカンの風味も効いてとってもいいよ!!
これをまだ熱々の肉巻きチーズホクホクイモに掛けて!!
完成~!!
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