143.高級ステーキ
なんと!!
この143話目で、本作の文字数が20万字を突破致しました~!!
イエーーーイ!! フゥーーーーー!!!!
夕食の時間になり僕たちは食堂へ歩いていった。
「今日の夕食はなぁ、楽しみにしていてよ!」
ハシュードさんが得意げに話した。
どうしてかな? でも楽しみだ!!
そう思いながら僕は、ハシュードさんの後に続いて食堂へ入っていく。
「ハシュード様でございますね。 ご用意は出来ておりますので、お掛けになってお待ちください。」
「ありがとうございます。」
??
僕たちはポカンとしながら席につく。
ハシュードさんだけは得意げな顔をしてワクワクしている。
一体何が出てくるんだろう??
そう思いながら僕は自然とワクワクしながら待っていた。
しばらくして僕たちの前に前菜が運ばれてきた。
「お待たせしました。 こちら前菜の小エビの胡麻ドレッシングサラダです。」
おお!!
今までサラダはただのサラダが主流なのに、なんだか綺麗に盛り付けられていて、オシャレだ。
さらにサクラエビのような小エビが、ドレッシングが掛けられた上から振りかけられていて、彩りを豊かにしてくれていた。
早速食べてみよう。
いただきます!! パクッ!!
おお~!! まず美味しい!! とにかく美味しい!!
エビが乾燥させたものじゃなくて生のエビだったので、凄くプリプリで味もつまっていて美味しいし、胡麻ドレッシングとの革命的な相性が最高なんだよね。
そこにシャキシャキの野菜が加わるから食感も楽しめて、絶妙な一品になっている。
続いて出てきたのは、ホロホロ貝の炭火焼きだ。
この世界にも貝ってあるんだね!!
見た目はアカガイのような感じだ。
アカガイは元の世界でとある居酒屋で食べてから大好きになった食べ物の1つだ。
さぁ、早速食べてみよう!
身を貝殻から剥がして・・・パクッ!!
おお!! すっごくコリッコリで美味しいよ!!
炭火で焼いていることもあって、炭独特の香ばしさに貝の甘味が合わさって非常に美味しい。
1つ言うなれば、ここにお醤油が垂らされていたならば言うことなしだ。
でも、それを抜きで考えるととっても美味しい。
何ならこのホロホロ貝を、明日朝この街での最後の買い出しで買うって決心したくらいだからね!
そのぐらい美味しかったよ!!
続いて出てきたのはメイン料理の、ベリル牛のステーキだ!!
ステーキだよステーキ!!
テンション上がっちゃうよね!
このステーキは鉄板に載せられて運ばれてきたから、ジュウジュウと鳴っていてすごく美味しそうだ。
テーブルの上に運ばれると、店員さんが目の前でカットしてくれた。
カットされるたびにジュウジュウという美味しそうな音が大きく鳴り響いて、食欲をそそる。
ホントに美味しそうだ!
食べてみよう!
パクッ!
ん~!! お肉が!! おお!!
これってホントにお肉なの!? ってぐらい口の中で溶けていくようなぐらい柔らかい。
もう噛む必要ないんじゃないかってぐらいだよ!!
こんな最高級中の最高級ランクです、みたいなお肉、今までの人生の中で食べたことないよ。
最高!! 幸せすぎますね!!
でも焼き加減も最適で、ちゃんとお肉はジューシーで、ホントに美味しかったです!!
デザートで出てきたのはミカンのゼリーだ。
ゼリーだよゼリー!!
うおおおおお!! ゼリーだあああああ!! と叫びたい気持ちはあったけれど、叫ぶのは我慢だね。
出てきたゼリーをスプーンですくう。
すくった瞬間、プルンプルンして落としちゃいそうになったよ。
パクッ!
ん~!! 冷え冷えでトゥルントゥルンで、さらにミカンの甘酸っぱさが合わさってたまらない!!!
美味しすぎる!!
そんな美味しく楽しい夕食はこれにて終了だ。
もう最高すぎました。
ごちそうさまでした!!
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